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私たちのすみか

私は古い民家が好きだ
ミシミシとたわむ床も
カチカチと爆ぜる電球
畳は心地よいし

このガラス達はうちの家の子達だが


このガラス達は
もう作れる職人がおらず
新たに手に入れることができないものばかりだ
愛おしく思う
これからも
できることならば
今すでに建てられている家に住まいたい

なぜ新しいとこに住むんだろう
なぜ新しく建てるんだろう
まだ住める家をなぜ壊すのだろう

日本で住まわれてない
空き家数は848万9千戸と過去最多だそうです。

先程Twitterで
アパート建設のため
小さな森が壊される記事をみた
いま使わせて貰ってる土地だけじゃ
物足りないのだろうか
森を壊してまで
必要なお金や財産なんだろうか…

理由は様々でしょうが
悲しく思う

そりゃあ私達は綺麗に整えられた
道路を走り
便利な世界に生きている。

でも…いつか
このままだと
土のない世界になってしまう

植物が好きで
先日つちを買いに行った
お金を出してつちを買った
コンクリートの下には
つちがあることを思うと
どうにも切なくなった。

便利さと引き換えに
私達は自然を奪っている。

便利さを引き換えに
生きるための必要なものたちを
犯しているんだなぁ

私達は生かされている。


この本おすすめだから
みんな読んでみてね!!!

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