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私と彼の関係性



私と息子は
文字通り
母と子の親子関係である
わかりやすい言葉として
母と息子なのである

確かに私はこの子を産み
この子は息子として
私と日々を過ごしているが

私達はそれの括りからは
大いにはみ出ていると感じている

なぜならば彼は
私の生きていく上での協力者であり
また
彼も、私に必要性を深く感じているからだ

きっと彼がいるおかげで
私は人間としての生活を
ギリギリのラインでおくれている
私は人間としての生活面が
一般の人以上にしんどい
生きづらさを感じていた

そして彼も
家の中での生きやすさと
家の外での生きづらさを
強く感じていることだろう。

だからと言って
決して不幸ではない
不幸か幸せかと言われれば
きっと超ハッピー

きっと彼もそう思っていると思う

『超ハッピー٩( ᐛ )و』



今日だって彼は
トムとジェリーでのチーズが
猫もネズミも求めるぐらい
あまりにいいもので
とてつもなく美味いものだと
信じてやまなかったのに
私が美味そうに食っていた
カマンベールチーズの
においと味に衝撃を受け
自分ではあまりに食べれず
私の口にチーズを押し込んだ

1時間以上その衝撃を
自己処理できず
怒ってチーズの箱を踏みつけ
それをゴミ箱に入れ
タオルケットにくるまって
泣いてると思いきや
泣きながらゴミ箱から
チーズの箱を拾い上げるのだ
繰り返し繰り返し
繰り返して自分を納得させて
少しづつ自己処理しているようだ

それを愛おしそうに
眺めたり
抱きしめたり
一緒に怒ったりをするのだ

すごくハッピーだ

こんなに面白い人がいるだろうか


彼は産まれてから
人見知りというものを
まずしたことがなかった
散歩をしている知らないおじさんには
迷うことなく抱きつきに行っていた
車に乗っていても
道行く人に手を降るし
スーパーに買い物にいっても
この子達は俺の仲間だ!!!と言わんばかりの行動を迷うことなくやるので
近所の中学生の
困った顔を見ることができます。

『彼には人との垣根が
面白いほどない』

ほんとにすごい
私も区別することはあっても
差別することは
ないように注意をはらって
生きているつもりだが
彼ほど自分を
自分以外の人を人として
個々の人として
ちゃんと接せれてる人は
なかなかいないと尊敬している

すごいなぁ………



彼は彼しかできないことをやり
彼にできないことを
私が手伝って生きている
逆もしかり

彼がいるおかげで
日々を頑張れて生きていけている
食事も彼がいるからつくり
私の食事も豪華である

ひとり住まいをしてた頃は
胃袋に入れば全部一緒理論で食べていたので
牛乳 豆腐 卵 納豆 米
これらを常にストックし
野菜は丸かじりだったし
少し美味しくする工夫はしてたものの
焼いて塩コショウ!!!
これが結局1番である
あとは卵かけご飯最強

彼がいれば
そうはいかない
だから作れる


今は一戸建てに
二人暮しをしている

私は子供のころは実家で
母と父母
兄と私
のちに弟が生まれてきた
5人暮らしだった

親は絶対的な存在で
怖くもあり
時には優しくもあったが
どこか寄生のような
親がいなければ
生きていけない自分の呪いに
かかっていた

親がいなければご飯が食べれない
親がいなければ学校にも行けない
親がいなければ好きなことができない

でもお自分が大人というものになり
ある程度色んなところに生き
色んな人種に出会い
色んな話をしていると気がついてくる

『親も案外子供だってこと』

『究極親が居なくても大丈夫』

感謝はしてる
感謝はもちろんしていますよ?

ただ呪いがかかってただけ



外から帰って親を見てみると
案外ひとりじゃできないことも多いし
愚痴愚痴言ったり
すぐ怒ったりする

呪いがとけたのだ

子供の頃は見えなかったのか
気づけなかったのか
見てないふりをしていたのか

だから私は彼と
怒りもするけど
泣いたり喚いたり
笑ったり踊ったり
ちゃんとお互いに甘えてる

私は母親ではなく
個々として
胸をはって私なのだ
彼が彼であるように


今だって夜中に
ピコピコ携帯に向かって
この文章を打っている私をみた息子は
携帯を下に置きなさいと
手を掴み
ちゃんと寝ろよ?
と、おやすみなさいしなさいポーズをして
なおかつお腹ポンポンという
フルコースをしてくれた
5歳ですよ?えぇ……天才なの?
(子煩悩星人)

一緒に共感している

生きるってことを

一緒に酸いも甘いも食べている


なので
なんというか
言いたい事の説明の例えが
非常に分かりずらくなってなっているかもだけど

私にはまだ彼が必要で
いまの彼には私が必要である

でも決して
これは依存ではない
そう!!!!!

共存だ!!!!!



そんな関係です

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