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【特別支援学校の見学】



学校見学に息子と2人で行ってきました
息子が通うかもしれない
学校へいくのは少しドキドキしました
自分が通ってきた
学校と言われる場所とは
ちょっとばかし違うし
未知な領域だからだ


10分ほどはやくについた
説明を聞く間
先生達が子供達を
見ていてくれるらしい

息子は最近ハマっている
妖怪ウォッチの大きな腕時計のような
おもちゃを身につけていたので
これは預かっておいたほうが良いですか?
と、うかがうと

「そのままで全然大丈夫ですよ☺」

よかった…

まるっと受け入れてくれたような
安心感のある所だった

おもちゃがいっぱいの
大きいすべり台のある部屋についたら
息子は嬉しげに手をふった

「バイバイッ」

息子は場所見知り
人見知りがほぼないに等しいので
すぐその場所に溶け込みました

私は息子の声のする部屋を横目に
一通り学校説明をうけ
体育館でみんなで遊びを通して身体を動かす体験をしに行った


現1年生と2年生と先生達が
がそこには待っていて
息子達の椅子も用意されていた
息子はおとなしくチョンっと座った

大きい声の先生が
今日することの説明を
写真や身振り手振りで
わかりやすく伝えてくれた

1.2年生が挨拶をしてくれた
おぼつかない
聞き取れにくい声を出していた

私はやっぱり人間の子だなぁ
正直に言いますと
おぼつかないながらも
あぁ…自分の息子なら
もっとちゃんとできるはず…
なんて事を思うのです

人と比べてはダメ
その子はその子であるだけで才能
私が私である為にって
普段から思うように
心がけているはずなのに
こういう事は心で思ってしまう
こういう事を思って
区別でなく差別してしまえば
心ない事を言ったり
行動してしまうのが人間

自制していかねばならん

しかし
今日1日同じ空気を吸い
同じ体験をすればするほど
想いがつのる……


この学校の学びのシステムは
こんな感じである
算数 国語 体育館 など
教科がわかれ
決まった時間に決まった教科を
学ぶのでなく
生活に順応させた形で学んでいくのだ
大まかな時間割はあるものの
それはご飯の時間
朝の時間などである

例えば朝の時間はこの時間です
数字の9と10です

という感じに生活に学びを繋げて
直接この学びは
この生活(行動)に必要事だ
生活習慣に結びつけていくのだ

きっと息子がこの学校へ行けば
素晴らしく生活がしやすくなって
生活の術や
自分の得意な事が
グンッと伸びるだろうなぁと思った

しかし
平均的にできるであろう学びが
ぐんっと減るであろうとも思った

これは……説明が難しいな……
伝わるだろか…このもどかしさ…

けっして勉強だけが全てであると思わない
極端に言えば
勉強できなくても
全然大丈夫
私も出来ないし…
それよりも
心が豊かで
自由であれば良いと
常日頃願っている……

でも…それがなかなか叶わないのが
この世なんだろうなぁ

特別支援学校へ行けば
ストレスなく
優しい世界で過ごせるのは
すごく感じれた

一般学校へ行けば
きっとそれ以上に
大変な思いや
克服しなければならない所…
出来ないって思う沢山の壁……

そう

出来ないって思う壁に出会う事
あとは
出来るようになりたいって思う
挑戦の気持ち

そういうものが
特別支援学校は一般の学校に比べて
極端に少なくなるのだ
それは日常のストレスがおおいに減る反面
この世の多くの人や空間に入った時に
死ぬほどストレス!!!!!

そう!!!そうなの!!!!!

整理整頓された
ひと教室に3〜4個しかない机と椅子
集団ではなく数人で
先生は2人
見やすい黒板
やらなければならない習慣が
ひと目でわかるように
生きやすいように
全て用意され揃っている

それがいけない事ではない
もちろん必要としている子だって
たくさんいる

でも息子にとってはどうであるか…



体育館でみんなで沢山遊び
(めっちゃ楽しかった)
再び息子を預け
一通り学校の教室やら見学したあと

先生と2人で懇談をした

私は正直なことを
先生に伝えた

先生はニカッと笑い答えてくれた

「きっと息子くんはうちの学校へくれば優等生ですよ!!!!!リーダシップをとってみんなを引っ張ってくれる存在になるでしょう!!!」

わぁ…………

そしてもうひとつ聞いた
「息子に合わなければ
支援学校から一般学校に通い直したり
逆もありですよね?」

「一般の学校から支援学校に来ることはあっても、支援学校から一般の学校にいく事例はほぼないですね〜」

ほーーーー(  ˙◊˙  )そうなのかー!!!
そうかぁ……

ここで息子の特性を思い出す

恵まれた恰幅の良さ
痛み強さ
忍耐力
好奇心の塊
表現力
優しい心
人見知り場所見知りすることなく
色んな人に分け隔てなく接することができる息子…………

自閉症スペクトラムの特性である
匂いや音に敏感
言葉の遅さはあるものの

伝える力
工夫する行動力……
色んな可能性を秘めてる

少し心づもりが出来てきた

私………………
虎になるかぁ…………

崖から我が子を……
愛をもって落とすかぁ…………

幸い
一般学校に行くとしても
特別支援学校でなく
特別支援学級というものがあるらしい

まだその実態を
詳しく知るわけではないので

また…おいおい
実態が掴めてきたら報告します

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