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働き方実験【タダの箱庭】ギフトな世界からやりたいことを見つめ直す?

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」第4期の活動の一環として、【指定企画:タダの箱庭】で行う「働き方実験」の研究計画をまとめたものです。

実験の目的と背景

<実験の背景>50才超えのサラリーマンが副業を見つめ直す!

私は、少しくたびれたIT業界ではたらくサラリーマンです。でも一生楽しく生きるために努力を惜しまない、まじめなサラリーマンでもあります。(笑)

そんな私がここ数年取り組んでいたのが「副業EC」です。
本業で培ってきたITの開発/運用スキルに、自らECサイトを立ち上げや広告運用しながら得た知見を加え、「スキルアップ」と「収益アップ」のスパイラルを生み出し、「自分の小さな商売(自社EC?)として軌道に乗せること」を目標として活動していました。
しかし、どうもこの活動が軌道に乗らない、その原因を掘り下げると以下のような要因が浮かびあがります。

  • 売り物にする商品選びや商品知識の獲得に時間がかかっていること

  • 沢山の商品やサービスのアイデアが沸いてくるが、自分が本当に投資したいと思うモノ・コトに当たらないこと

  • 運用工数を考えると副業での一人ECは難しいと考えているが、ECを一緒に始めてくれる仲間づくりが上手くいっていないこと

  • なし崩し的に、お金にならない副業に時間を削られてしまっていること

  • お金だけなら副業EC以外の方法で効率よく稼ぐ方法があり、そちらに希少な自分の時間を費やしていること

ひとことで言うと「自分のゆとりの時間を使って何をしたいのかわからなくっていること」が真の要因だと思います。

<実験の目的>自分が真にやりたいことを見つけること!?

ではなぜ本当に「やりたいこと」がわからなくなっているのか?(そこが、わからないのですが、、、笑)
今回、「タダの箱庭」の研究に参加して、分からなくなっている真因の仮説をたてました。

自分がやらないといけないことが、一家の稼ぎ頭として、自分のため、家族のためにお金を稼ぐことにあり、ついでに自分と家族の夢をかなえるために必要なお金がどんどん増えていっている。その結果「お金を稼ぐこと」≒「やりたいこと」となってしまっている。
結果、いつのまにか「お金を稼ぐこと」が目的になり「やりたいこと」が見えなくなっている。

「やりたいこと」がわからなくなった真因の仮説

では、本当に「やりたいこと」を見つけるためにはどうすれば良いのか?「タダの箱庭」の本を見て、二つの行動規範があることを知りました。

【市場規範】ギブ&テイクな世界
「損か得か、儲かるか儲からないか」などの物差しを使って世界とかかわる瞬間
【社会規範】ギフトな世界
危険をかえりみず、困っている人を全力で助けようとする時のように「道徳や人としてどうすべきか」という差しを使って世界とかかわる瞬間

「タダの箱庭」お金が消えた世界の作り方

いま私は能力以上にお金を生み出そうとしており、いつのまにか「市場規範」的な考え方が強くなってきている。もう少し「社会規範」的な考え方を強くすることにより、自分の行動の本質を理解し、自分が真にやりたいことをみつけられないかと考えました。

ギフトな世界で行動しながら、自分が真に「やりたいこと」を見つける!

指定企画「タダの箱庭」における実験の目的

私が新しい働き方LAB第4期:指定企画「タダの箱庭」で行う実験目的を上記のように設定します。

検証したいこと

ギフトな世界で活動すると自分のやりたいことが見つかるか!

今回の実験の目的は前述のとおり「自分のやりたいこと探し」なのですが、正直、現時点では「社会規範:ギフトな世界」で何をすれば「自分のやりたいこと」がみつかるのか?そもそも見つけることができるのかさえ分かっていません。

なので今回の実験は手探り、思いついたギフトな行動を試し、考え方の変化とその結果「自分のやりたいこと」が見つかったか?を「ギフトな世界での活動記録」として残し、最後にこれらの記録を研究報告書として整理報告したいと思います。

活動の概要

日々の活動

指定企画「タダの箱庭」の研究期間中、毎日1時間程度を目安として、以下のギフトな世界での活動を行います。

  • ギフトな世界で何をするか考える(10分/日)

    • 「タダの箱庭」の本を読んでヒントを得る

    • 「タダの箱庭のDiscode」を見てニーズを知る

    • 自分の周囲に手伝えることが無いかを考える

  • 思いついたギフトな世界での行動をしてみる(40分/日)

  • 行動した結果を振り返る(10分/日)

    • 行動した内容を記録する

    • 自分の心境や考え方の変化を記録する

    • 自分のやりたいことを新しく思いついたら記録する

やりたいことの整理

指定企画の研究期間、月末に行動した内容の整理を行います。

  • 自分がやりたいことをやりたい順に並び替える

  • 毎月末自分が一番やりたいことについて、5W2Hを明確にする

When(いつ):期日
Where(どこで):場所
Who(誰が):実行する人
What(何を):実行すべき内容
Why(なぜ):行動の目的
How(どのように):具体的な取り組み方法
How much(いくら):必要と考えられる費用

5W2Hの意味とは?ビジネスシーンでの使い方や使用例も紹介

アウトプット・成果

<アウトプット①> 日常の発信

日々の活動はnotionに記録、その中で周知したいものはSNSで映像を含めて発信したいと思います。

<アウトプット②> 定期報告

本実証実験で決められている報告になります。
日常に記録し、月末に整理した内容をもとにして、以下のような項目にまとめて報告予定です。

  • 活動状況

    • ギフトな世界で行動した内容

    • やりたいことを整理した内容

  • 活動の評価

    • 報告時点での自己評価

  • 活動の結果

    • 自分の中でおこった一番大きな心境や考え方の変化

    • 報告時点で一番自分のやりたいと思っていること

<アウトプット③> 中間・最終報告

本実証実験で決められている報告になります。
以下の項目にそって報告したいと思います。

  • 実験の背景と目的

  • 研究活動の概要

  • 活動状況報告

    • 日々の活動

    • やりたいことの整理状況

  • ふり返り

    • やりたいことの具体的なイメージ

    • 問題があればその分析と対策

    • 自己評価

スケジュール・進め方

実験の進め方

タダの箱庭の活動は、毎日の積み重ねが基本と考えているので、スケジュールの線表は引かず、基本的に毎日以下のような感じで活動したいと思います。

日常の活動・・・毎日朝食前 or 夕食後の1時間程度
やりたいことの整理・・・毎月最終土曜日 or 日曜日
中間・結果報告書作成・・・指定日の2週間前に着手、〆切3日前に提出

「タダの箱庭」実験の進め方

実験の測定方法

本実証実験の目的は「自分が真にやりたいことを見つける」ことが目的です。この目的を考慮して以下の結果と努力を評価できるように測定したいと思います。

<結果点>自分が真にやりたいことが見つかったか?

  • 見つけたやりたいことがどれだけ明確になっているか?

  • その動機は継続して維持できる動機になっているか?

<努力点>見つけるためにしっかり活動できたか?

  • 実験期間内、日常の活動ができたか(日数)

  • 定期的なアウトプットはすべて提出できたか(定期・中間・最終報告)

最後に

今回の指定企画「タダの箱庭」における私の研究計画は、「ギフトな精神」を常に保てるように、あまり無理をしすぎず、プロセスを楽しめるように計画したつもりです。タダの箱庭、あたらぼのメンバーに限らず、色んな人と交流し自分のリソースを提供しながら「社会規範」と「市場規範」を勉強し、ふたつの規範を上手く使い分けれるようになろうと考えています。
読者の皆さん、また半年間、お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。


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