「なんとなく」の答え合わせ

おはようございます、P山です。

なんとなく◯◯で、後から「ああ、これはこのためだったんだ」と辻褄が合う、ちょっと不思議な経験って、誰でもひとつやふたつあると思う。

なんとなく掃除したくなって家をきれいにしたら、来客があったとか。
なんとなく気になって喪服のサイズチェックをしたら、訃報が入ったとか。
そういう、予感めいたもの、大袈裟に言うと、第六感みたいなこと。

私は昨夜、なぜかのどが渇いて仕方なかった。
特段、味の濃いものを食べたわけでもないのに。
冷たい水を飲むと体調を崩すので、やかんでお湯を沸かしては、何杯も飲んだ。
あんまりガブガブ飲むので、両親はちょっと気味悪がっていた。

時間を遡って、昨日の日中は娘のワクチン接種だった。
定期のワクチン接種、だいぶ減って、今回は2種類。
理由もわからず注射されて泣いていた赤ちゃんの頃から、だいぶ色々わかるようになったらしく、今回は「P山さん」と呼ばれただけで自分の運命を察して、べそをかくほどの成長を見せた。

夜、いつものように布団で少しじたばた遊んで、割とすんなり寝た。
（添い寝のリスクは承知しているが、娘は同じ布団で添い乳、添い寝でないと寝てくれないし、寝てからも、傍を離れるとすぐ察知して起きてしまう。）
ぴったりくっついてくる娘の額が、いつもより少し熱い。

そこで初めて、もしかしたら副反応で少し熱が出たのかも、と思った。
案の定、頻繁にグズって起きる。
怖がるような泣き方をしていて、そういえば子どもの頃って、具合が悪いと悪夢を見たなぁ、と思い出す。

結局一晩中、グズグズ何度も起きて、ほぼずっとおっぱいをくわえていた。
くわえたら母乳も出るので、ずっと飲んでいて、おむつもパンパンになり、替えているとまた起こしてしまう。
まとまって30分ほど眠るタイミングは数回あったが、身動ぎすると起こしてしまうので、トイレも水分補給も行けなかった。

そんなわけで、ほとんど寝ずに朝を迎えてこの記事を書いている。
昨夜、大量の水を飲んだのは、夜通し授乳のためだったのか、と合点がいった。
飲んでいなかったら、水分不足で頭が痛くなっていただろう。

もしかしたら、娘の様子がいつもと違うことを無意識下でキャッチして、来たるべき夜に備えて水を飲んでおけ！と、なんというか「母たる私」が指令を出したのかもしれない。
だが少なくとも、水を飲んでいるときには全く自覚がなかったので、やっぱりこういうことは、たまに遭遇すると不思議な気持ちになる。

明け方に娘が眠って、1時間以上経過した。
おでこもいつもの温度になっている。
しんどさのピークは超えたらしい。
昨夜眠れなかった分まで、きっとゆっくり朝寝するんだろう。
私は寝不足の身体に鞭打って、頑張る1日がはじまる。

※画像お借りしました。EJさん、素敵なお写真をありがとうございます。