中央線 都会の桜
昔の歌には「小さい石鹸カタカタ鳴った」なんてあるけれど、子供の頃の私にとって神田川は、富の象徴だった。澄んで鄙びた厚木の音曽川と違って、あの緑青色の濁りは、なんだか東京の繁栄の証しのように見えた。今はどうだろう、と考えながら神田川を眺めていたら、E233系が走っていった。
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