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癌になって疑問に思ったこと

今年の病院通いは終わり!次は来年の2月末。穏やかな年の瀬、新年を迎えられそうです。

この一年、私は抗癌剤治療に関する疑問がだんだん大きくなってゆきました。

いろいろ書くときりがないので、4点に絞ってみました。誰かにお応えしてもらえればとても嬉しいのですが。

疑問1

インターネットや本、週刊誌で得た知識ですが、抗癌剤治療は欧米諸国では危険の方が大きいと今はやっていないとのこと。それは世界の趨勢だそうです。日本では健康保険適用の標準治療に当たり前のように組み入れられています。

この世界との差は何でしょう。医学界からの見解とか説明はどこにもみあたりませんでしたが。

疑問2

インターネットでは『海外で使われなくなった抗癌剤を格安で輸入し、高額で患者に売りさばいて、製薬会社が大儲けしている。病院でも稼ぎ頭の筆頭だから止められないのだ』と。デマなのかどうかは私には分かりません。たしかに抗癌剤は保険適用でも他の薬とは桁違いに高かったです。

『火のない所に煙は立たない』と言います。そう思うと薬を飲みながらとても不安でした。それがデマなら、専門家の方にそう言って欲しいのです。

疑問3

コロナ・ワクチンはアレルギーが出ただけで世界的なニュースになり、足がしびれたというだけで禁止処置がとられました。でも、抗癌剤は日本だけで使われていて(インターネットでは)、死者が出ても何ひとつ騒がれません。私は不安に思って10人の知人に電話をかけまくり情報を得ました。

その結果、1人は最初の点滴で意識不明になり一か月覚醒しなかった。1人は治療中に弱っていって、終了直後、亡くなったそうです。もう1人は(私の姉の女友達)、ごく最近、姉がお見舞いに行ったときは、「最高の治療を受けている」と元気だったのに、翌日、亡くなったのです。

抗癌剤は3割ぐらいの人が亡くなることを前提にしているのでしょうか。

疑問4

これは私の主観ですから、間違っているかも知れません。足の裏の皮膚がボロボロになり、頬に今までなかったシミが左右対称にできたとき、主治医に言っても、あまり反応がありませんでした。私が何回も言うので「皮膚科に繋ぎましょう」と。

皮膚科の先生は本やパソコンで調べ「抗癌剤でシミとはどこにも書かれていない。多分、一緒に出されている「ビタミン12剤」が原因でしょう」と。主治医と連絡を取り、その薬を止め「ハイシー」を3か月以上出し続けました。

主治医も「皮膚科で良い薬が出て、よかったですね」。でも、ハイシーは私にとっては駄菓子屋で買えるお菓子みたいな印象なのです。直観的に思いました。抗癌剤の副作用に間違いない。ビタミン12剤で皮膚がボロボロになるなど考えられないと。

危険に陥ったとき、自分の危険を察知するのは直観です。素人の直感は医師より劣っているとは言えないのではないでしょうか。

二人とも人柄の良い、優しい医師なので非難するつもりは毛頭ありません。ただ、医師たちは「あ・うん」の呼吸で、抗癌剤が原因であると認めたくない方向に心が行っているような気がしたのです。

考え過ぎかも知れない。ひねくれた見方かも知れない。でも、時折、医師のちょっとした一言で、そう、感じたのです。実際、亡くなった人の家族の方は医師に「抗癌剤が原因ではない」と言われ、泣く泣く引き下がったそうです。

現場の医師たちは、患者にも家族にも抗癌剤の副作用をあまり知らせたくなという心理が働くのでしょうか。

思い込みだらけの、デマっぽい情報に惑わされた疑問かも知れません、でも、脳裏を過るのは「火のない所に煙は立たない」という諺なのです。

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