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くさのねインタビュー2023 ③渡井翔汰(Varrentia/Halo at 四畳半)


くさのねフェス2023に向けて、渡井翔汰(Varrentia/Halo at 四畳半)さんにインタビューをさせていただきました!

インタビュアー:シラハタ(くさのねフェスティバル実行委員長/Sound Stream sakura店長)

*5月某日のインタビューとなります



シラハタ:Varrentiaから渡井翔汰さんが来てくれてます!よろしくお願いします!

渡井:お願いします!


🌱‬くさのねフェス2023で見たい出演者は?‪🌱


シラハタ:過去、Halo at 四畳半であったり、Varrentiaとしては2年目の出演ということになりますが、渡井が見たいな、この人のライブは外したくないなと思うアーティストはいますか?

渡井:今年初めて出るアーティストも結構多いじゃないですか。佐倉のアーティストたちのライブを久々にまじまじと見れるっていうのもあるんですけど、
最近、名前をよく聞く若手バンドたち、「プッシュプルポット」とか「Atomic Skipper」とか「ルサンチマン」とか、その辺のライブをしっかり見たことがないので気になりますし、逆に先輩で言うと「ircle」。
ircleがどんなライブをくさのねフェスでしてくれるのかっていうのも気になって、1アーティストを誰かなって選ぶとすると結構難しくて。
だから一日中、本当に俺自身も楽しめそうだなっていう感じがしてますね。
あとケセラ(The Cheserasera)ですね。復活してどんなライブをして帰ってくるのか。明らかにブランクを感じるライブをするのかどうかは気になりますね(笑)。

シラハタ:(笑)。そうだね、1年空いて、2年か。

渡井:活休期間に頻繁に弾き語りで一緒にライブをしてたので、宍戸さん(The Cheserasera Vo/Gt.宍戸 翼)と。帰ってきた宍戸翼を、あの弾き語り期間を経てどう進化してるのかっていうのが気になります。

シラハタ:なるほど。新旧改めて、確かに新しい顔ぶれも多いからよく聞く名前と同時に、また戻ってきたっていう凄く出会いのある年になるのかなと。そういうところを拾ってもらっているようで嬉しいですが、そうだったんだね。

渡井:後はトリですね。誰がトリをやるのか、どんなライブをするのか。そのトリのバンドからシラハタさんが上手にバトンをもらって最後挨拶できるのかっていうところまでがくさのねフェスの楽しみなんで(笑)。

シラハタ:(笑)。最後は確かに重要だね。

渡井:重要です。インタビュー(Skream!対談)の中でも花火の話があったりしたので、そういう諸々がきちんとしたタイミングで行われるのか(笑)。逆にミラクルが起こるのかっていうところがくさのねフェスならではの楽しみなんで、一日中楽しみですね。トッパーが誰なのかトリが誰なのか。



シラハタ:花火を増発するというプランで今進めているけれども。まあ増発の前に、上げるタイミングが重要っていう話の方が(笑)。

渡井:でも、言っちゃえば予期せぬタイミングではあったけど、見てる側からしたら凄い良いタイミングだったので。

シラハタ:ありがとうございます(汗)。

渡井:あれはもう、その場にいる人間はいつ上がってもテンションぶち上がる。それも醍醐味ですね。


🌱‬くさのねフェスの思い出は?‪🌱‬


シラハタ:過去色々Varrentiaとしても、Halo at 四畳半としても、わたいとサイキとしても出てもらった渡井ですが、くさのねフェスの思い出で何か印象深いものってエピソードとしてありますか?

渡井:印象深いで話してしまうと、やっぱりあの停電事件になってしまうので、一番の衝撃は。Halo at 四畳半のライブの一番最後の決めの一発を打った瞬間に停電が起きて、最後だけ皆、生音になってしまうという。復旧したんですけど、それまで白井(Halo at 四畳半 Ba.白井 將人)が生声でMCをするという。もう何回こすってるんだっていう話なんですけど(笑)。

シラハタ:確かに(笑)。

渡井:なんか流れまで話し慣れてきてすらいるんですけど。
あとは、わたいとサイキで出させていただいた年...

シラハタ:2021年だね。

渡井:そうですね。僕らぐらいから雨がぽつぽつ降りだして。その後、羊(明くる夜の羊)は同じところでライブしてて、羊のライブの時は大雨で。
大雨の中、それでもみんな、びしょぬれでライブを観てるっていうのがなんか凄く良いなっていうのを屋根のある楽屋で思ってたんですけど。

渡井・シラハタ:(爆笑)

渡井:風邪をひくのが怖くて僕は出れなかったんですけど(笑)。でも、ああいうのも野外だからこその出来事というか。それでまあ僕みたいな、楽しみ方を分かってない屋根に逃げるような人たちはおらず、
みんなライブを楽しんでたって。それだけこう、負けじとライブしてる羊と、他の出演者、みんなびしょぬれでライブをしてるっていうのが、1つハイライトとして記憶に残っています。

シラハタ:終わった後、速攻ギター預かって一緒に拭いてたもんね。

渡井:あ、そうですね。拭くのは手伝いました。屋根の下にはいたんですけど(笑)。

シラハタ:確かに秋開催の時の雨は羊も未だに言ってるもんね。

渡井:そうですよね。あれは俺たちで言う停電ぐらいのイベントが多分、羊にとっては土砂降りライブだったと思うんですよね。

シラハタ:傘をさしながら、雨に打たれながらではあったものの、凄く印象深い年のライブだったから。

渡井:夜で日が落ちてきて、完全に暗くなったのも相まって凄いロマンチックではありましたね。

シラハタ:なるほど。そうだな、アクシデントの思い出が非常に(笑)。

渡井:主催されてる側からしたら、言っちゃえば小さな失敗だと思うんですけど、出てる側とか見てる側からしたら、なんていうか、そこまで大きな被害を被るわけじゃないトラブルだから、なんなら楽しいですよね。だから出てる側としての意見的には楽しかったし、見てる側の人もそうだと思うんで。凄く僕らにとっては楽しい思い出になってますね。

シラハタ:それは良かったです。だいぶDIYなので。

渡井:それが良いんですよ、やっぱり。
主催者だけじゃなくて、作ってる人たちが見えるフェスなんで。そういうのってめったに無いんで、それがくさのねフェスの、僕は良いところだと思ってます。

シラハタ:二度と停電で、大急ぎで体育館のブレーカーを触れにいくっていう、あの作業はもうしたくないよね(笑)。

渡井:だから良かったですよ。僕ら以降は経験しないじゃないですか?恐らく対策がされてるから。なんか僕らしか経験できない、あの年に来た人たちしか白井の生声をMCで聞くことはできない。あれはやっぱりその瞬間の現場に居合わせた人だけの思い出ですよね。

シラハタ:貴重だったね、今思えば。

渡井:僕らは起こった瞬間からもう笑い転げてました。来てる人もだと思いますけど、一回も嫌な気持ちになってないというか、テンション上がる。僕は結構普段のライブとかでもトラブルあるとテンション上がっちゃうタイプなんで。なんか弦切れたらどうしようみたいなので、楽しくなっちゃって(笑)。

シラハタ:(笑)

渡井:だから凄い楽しかったなっていう記憶がありますね。

シラハタ:ポジティブな思いになってくれて本当良かったです。

渡井:全然ネガティブな気持ちの無い思い出ですよ。

シラハタ:そうか。まあ初年度の話だからね。もう二年目以降はね、対策取ってやってる分、アクシデントとしてあるとしたら、雨とか風とかそのあたりだよね。

渡井:もう人間の力では防ぎようのないことぐらいですね。


‪🌱‬Varrentiaの今年の見どころは?‪🌱‬


シラハタ:今年で6回目の開催になりますが、開催における流れを全て渡井にはね、本当に側にいてもらって毎年見てもらっているわけですけれども、今年のくさのねのVarrentiaの出演、気持ち的に凄く熱いものを持ってステージに上がってくれるんだろうなという風に思ってるんですけど。

渡井:そうですね。Halo at 四畳半としてずっと初年度から携わらせていただいていて。活動休止をしても弾き語りで呼んでいただいて、齋木(Halo at 四畳半 Gt.齋木孝平)と2人で出て。去年初めてVarrentiaとして活動し始めて、呼んでいただいてフェスに出れたんですけど、
Halo at 四畳半としても最初からトリを経験させていただいて、そこから活動休止でVarrentiaでの出演という流れだったんで、ちょっとなんかこう一歩引いて見ているような感覚があって。
それこそ、ハロ(Halo at 四畳半)が活動休止して新しくトリになったのは羊だったっていうのもあったりして、ずっと側で見てきた後輩がトリをするライブを見て、シンプルに良いライブだったので、良いフェスだったなと思えた自分もいたんですけど。それはそれで、その時は良いなと思ってたんですけど、
出演者として出る以上、Varrentiaに対してもだし、くさのねフェスに対してもそういう気持ちはなんか失礼じゃないかなと思うように今年はなっていて。
どのアーティストも、特に佐倉で日頃活動していてくさのねフェスに出演できなかったアーティストも勿論いますし、出演しているアーティストでも、ハロから羊にトリが変わったっていうことでトリが固定というわけではないっていう、新たなルールじゃないですけど、どこか自分たちもいけるかもしれないっていう可能性を見たと思うんですよ。その中に俺もいなきゃダメだなって。後輩たちのバンドからして、年上ではあるんですけど、それでなんていうか変に一つ、輪から外れて見ているのってめちゃめちゃかっこ悪いなと思って。
だから今年は純粋に勿論トリを飾りたいって気持ちもありますし、今年飾れないとしてもトリをまた、再び飾れるようなバンドにならなきゃいけないなって理由になるし。だからこのフェスをHalo at 四畳半の頃以上に背負えるアーティストになりたいなっていう気持ちが今あるので。
去年はVarrentiaお披露目っていうような気持ちもあったんですけど、
今年はやっぱり出てきた中で一番印象に残るようなライブをしたいですし、そんなアーティストになりたいなっていう気持ちで望もうと思っております。

シラハタ:ありがとうございます。去年からの今年は、特に積み上げてきた感じがやはりあったから。そういう気持ちの変化はライブを見てると凄く感じたんで。まだ見てなかったり、機会が無くてとか、そういう方には一回この気持ちがどういう感じでライブに現れているのか、まず見てもらいたいね。

渡井:ぜひ見てほしいですね。

シラハタ:なんかその気持ちが凄く伝わってくるコメントだったんで。嬉しく思ってます!今年もよろしく!

渡井:よろしくお願いします!

シラハタ:以上、Varrentiaから渡井翔汰さんでした。ありがとうございました!

渡井:ありがとうございました!


くさのねフェス2023 タイムテーブル








2023/9/9(土)「くさのねフェスティバル2023」 @千葉県佐倉草ぶえの丘
*専用シャトルバス無料運行

各プレイガイドにて、通常入場チケット販売中🎫‼️👇

※ステージ前方での観覧は別途、当日販売予定の「限定エリア入場パス」が必要です。(くさのね×サンストコラボステージを除く)詳細はこちらをご覧下さい👇



公式HP


くさのねフェス2023 全40組出演アーティスト


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