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ストーリーと共感力

最近お世話になりはじめた漫画の講座で、


「漫画って、その言葉でひとまとめにされてしまうけど、実際にはたくさん種類がある。」

たくさん種類があるのだから、お客さんも、売り方も、発表する形も違って当然。
なのに、よくあるマンガの書き方や、ストーリーの型的な指南書は、ひとくくりにまとめすぎて乱暴である。という話を聞いた。


その通りだなぁ。と思った。

色んな先生のお話を聞いたり書物を読んで、勉強をしたが、どれも、すべての物語に当て嵌まるとは限らない。と感じるものばかりだった。

その中で私は、自分の話の好みに合うものや、自分が表現したいものに近いものを必死に集めて、最近では自分のストーリーの型的なものができつつある。
この要素が入っていれば、面白い物語として完成できる。というものだ。あくまで、今の私の実力の段階で、だが。


しかし、漫画ってやっぱり奥が深い。深すぎる。


面白いストーリーがある、ということは前提の前提にすぎず、いかに読者に感情を起こすことができるか?が大事なんだと、最近は痛感している。

共感力。と言えるものだと思う。

それは関連漫画の調べ物をしてる時。無意識のうちに私は、「切ない漫画」、というワードで検索していた。記事はたくさん見つかった。

読者は漫画を読む目的の”ひとつ”に、「こういう気持ちになりたい」「泣きたい」「笑いたい」「スカッとしたい」と、感情を動かされたい気持ちが入ってる。(あくまで、目的の”ひとつ”)


よく、「独りよがり」な作品はダメだと言われる。
話がわかりにくいものはその典型だが、
話が分かる上でキャラクターの感情は描かれてても、読者にピンとこない作品もまた、独りよがり、って言われるものなんだと思った。

この共感力が私の作品は弱いと感じている。今の大きな課題のひとつ。ストーリーは、一番表現したいところが通じてるなと感じることが多くなってきたので、よくなってきている(と思っている)。頑張るぞ。

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