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[茶道のキモチ]和をもって貴しとなす

こんばんは。茶道教授&抹茶カフェ店主のそうみです。本日東京で、福岡より日暮れが早いのでもう真っ暗。さきほどまでは夕焼けがきれいでした。

茶道の床には掛けものが掛かります。多くは禅語の一行書。中でもよく知られるもののひとつが「和敬清寂」であることは、以前にも書きました。

とくに、和。今年の宮中歌会始のお題です。忖度していうべきことも言わずになあなあで、というのはいただけません。やはり和に重きを置いた上で、建設的に物事を進めることができるといいですね。

昔の人も言ってます。「和をもって貴しとなす」…聖徳太子でしたっけ?

あの人がこう言ってた、いじわるされた、なんだか仲間はずれ。たま~に聞くそんな話。そんなことばかり気にしていて楽しいでしょうか。そして、自分がいじわるされる方ならともかく、人に対してそんなことして、何か良いことがあるでしょうか。

お茶の心は和の心。ウマが合わない相手とも気持ちを合わせて場をなごませる、そんな修行ができたらいいですね。


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