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王冠を脱がない王様その4

遂にヘンリー王子がイギリス王室からの離脱を宣言した。

今後はヘンリーさんということになるのだろう。
漸くではないが早めに結論が出たようだ。
とは言っても結婚してから紆余曲折あったのだろうけど、自ら王冠を脱ぐと言うよりも脱がざるを得なくなってしまったのだろう。

今後の彼ら一家はどうなるのか、とその前に格闘技に搦めたことをここに挟む。

こちらも漸く王冠を脱ぐ前から王冠を預けることとなった。

当然の流れと言えば当然なのだが、王者である以上そうなる運命にある。

丸一年ではあるがよくよく考えてみればボクシングも一年以上タイトルマッチを開けることはある。
ただ、現王者は別段特別な怪我をしている訳でもないが一回も試合をしていない。
ずっと拒否しているようで最強挑戦者が次から次へと日本人選手を打ちのめして愈々立つ瀬がなくなってしまった。
これ以上避けて誰と戦わせるつもりだったのだろうと思う。
その間に王者は私生活では大変なことになっていたりかなり心が折れてたりしていて丸で覇気がなくなってしまったりとこれ以上選手そのものを続けられるのかさえ疑問を持ってしまった。

自分だけでなく大方の人達もそう思っているようだ。

これ以上防衛する気がないのなら、その冠を脱いで去るべきなのである。
この場合はベルトを外すべきであろう。

王者の肩書を使ってサイドビジネスを利用していたのだろうかとさえ思う。

それは別に構わない。

嘗ての王者達もその名を使って商売したりしている訳だ。

防衛してこそ王者としての務めを果たすのでそれをしなければ単なる飾り物にしかならない。

色褪せる王冠👑

そんな世間が倦んでいた時に発表されたカードである。
賞味期限ギリギリだろう。
ファイターである以上、そして王者である以上強い選手と戦うのは格闘家であればこそである。
負ければそのマットから降りればいいのである。
年間フリーパスみたいな王者である必要もない。
そうなるともはやプロレスである。
プロレスのことを悪く言うつもりはないが、プロレスはそうしたことから脱出して生き残りを図った、というよりもその選択肢を選んだだけである。
厳しいがそういうものである。
内輪と対世間の鬩ぎ合いでもあろう。
格闘技は公にしている以上それからは逃れられない運命にあると思う。

冠を脱げばただの人である。
前はそうだったが通用する訳もない。

恐らく初めのうちに褒めそやしてくれる人は多いだろう。

ロイヤルリベラルとしてあわよくばカナダの王様として君臨することも不可能ではない。

しかしそれはリベラル的振る舞いをしていた王族だけにしか過ぎない。

何も出来ない、お金は浪費する、意見を表明するだけならば誰にでも出来るから王子を辞めたところで価値が下落するのは目に見えて来る🤴⤵️

下世話だろうが、王族の仕事や軍隊生活以外の仕事をしたことが恐らくないであろう王子がそれ以外の仕事を出来るか不明である。
神輿として政治家に担ぎ上げられる以外何があろうか。
イクメンだけだろうか。
妃に食わせてもらうだけの存在なら一気に価値も無くなる。
それで果たしてカナダの軍隊にも入れるかどうか、これも既に年齢は30代半ばだし勿論前線だろうと指揮官だろうと通用する筈もなかろう。

近い将来が目に見えて来る。

財産目当てで集りに来る者らによって食い潰されて落魄する未来が単純に目に見えて来る。

実業家?

そんな甘いものでもない。

自分の財産管理を赤の他人に任せられる程世の中甘いものでもない。
デヴィ夫人や神田うのでさえもお手伝いさんに横領させられてしまっているのだ。

そうなるとカナダに居られなくなるだろう。

当然妃とも離婚させられる未来が見えて来る。

財産もなく子供もなく、無価値となればカナダにも居られなくなるしイギリスにも居場所がなくなるしヨーロッパ各国は脱リベラルなので勿論どこにも居場所がなくなって来るであろう。

そこで流れついたのが日本というオチになりそうではある(笑)
四畳半て卓袱台置いて茶漬けを啜る元王子様の姿が想像出来てしまう。

愛で乗り越えるというラブロマンスは話として成立しそうではあるが、その後が寓話として語り継がれそうでもある。

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