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親父が亡くなってから大変だった話①

今年になって父親を亡くしました。お悔みの言葉なども多くもらい、大変ありがたかったんですが、ここではもっと現実的な話がしたくてですね。

ぶっちゃけ、亡くなった後にやることがいっぱいありすぎて、ま~大変だったんです。噂では聞いてましたが、体験するとそれ以上でした。

で、こういう話ってなんかあまりしないじゃないですか。肉親が亡くなっているわけですし、お金も絡むしで、正直話しにくい内容なんだろうなとは思います。

ただねー、こういうこと、ちゃんと知っておくのってけっこう大事だと思うんですよ。

父親が亡くなった哀しみとか、そりゃああります。でもそういうのって、ボクの場合は、かもしれませんが自分のなかでどうにかする問題なのであまり気にならないんですよ。葬式のときに笑っていてもなんとも思わなかったります。だって父親の死とは無関係ですもん。

そこに関して気遣ってもらう必要はないので、それよりこんな大切な話を今後に向けて共有するのが大事なんじゃないかと思いまして。

お葬式の喪主とか相続のこととか、ほとんどの方は人生で1回か2回くらいしか経験しないわけですよ。だったら先に経験した人間の話って参考になりません? 聞きたくないですか?

今回noteをやり始めた大きな理由のひとつは、「親が亡くなったときになにが大変か」をボクの経験として話せたら……と思ったのがきっかけでした。

というわけで、あくまで参考程度に聞いてもらえれば幸いですが、自分のケースを話していきます。こういう生臭いお話(お金絡みの話が多いので……)はイヤ! という方はこのシリーズは読まずに頂けると幸いですm(__)m

では早速いきましょうか。

まず父親が亡くなって大変なことは大きくわけて3つありました。

1、葬儀自体のこと

2、様々な手続きのこと

3、相続のこと

今回はシリーズ第1弾なので、1、の葬儀自体についてボクのケースを話していきます。

ぶっちゃけ言います。お金、けっこうかかります。

ウチの場合は250万円以上かかりました。これ、すごくケチればもっと安くできますし、逆に豪華にしたら倍以上にもなります。ようはやり方次第です。

大事なのは最初から予算を考慮し、腹をくくっておくことですね。

最近は家族葬が増えており、コロナ禍でもあるので参列者は最低限にしたんです。それでも葬儀だけで150万円ほどかかりました。

で、お経をあげていただく住職に30万(といってもその後もなんやかやで謝礼がいるので一年で50万ちかくかかることも覚悟していいかも……あと宗派によってかなり変わるみたいです)。仏壇に60万かかりました。お墓はすでに買ってあったんですが、やっぱり5~60万ほどしたらしいですね。

どうでしょう。思った以上にお金かかるな……と思いませんか?

そうなんです。かかるんですよ、お葬式にお金。地獄の沙汰も金次第ってこのことかと思ったり。

一応ですね、安くする方法はあるんですよ? 葬儀になぜべらぼうはお金がかかるかというと、祭壇などがすごく高いんです。嫌な言い方しますけど、こじんまりすると30万円くらいで済むし(たぶんゼロにもできます)、豪勢にすると500万円くらいにもなるんです。

それを葬儀屋にいって「さあ、どれにします?」と選択を迫られるんですよ。故人が着る死に装束をどうするかとか、参列者のご飯をどうするかとか。え、こんなことまで決めるの? ってことがいっぱいあって、これ決めるのだけでも疲れるほどです(;^ω^)

ここで父親のためにドーンとお金を使おうと思うか、生きている者のためにしっかりお金を残そうと思うかで合計金額がめっちゃ変わるわけなんですよ。

ここで気が弱かったり雰囲気に流されるとどんどん高いものを選ぶことになります(;^ω^) いやだって、亡くなった方を弔うにはお金かけてあげたくなるじゃないですか……

なのでたくさんお金を使って豪華なお葬式にするのも、質素に済ませて送るのもどちらでもいいんですよ。本当に。結局は送る側に気持ちの問題ですから。

ただ葬儀屋に行く前から覚悟をちゃんと決めておくと、納得いく式が出来やすいんじゃないかと思うわけです。

言い換えるとあらかじめ予算をちゃんと決めておいて話を進めるといいかと思います。

もっというと亡くなる方の希望を生前から聞いておくとベストなんですけどね。ウチの親父なんて無神論者でしたからね……。たぶん生前に相談できていたらそんなんいらんわとか言ってたと思うんで(;^ω^)

逆に母親には花をたくさん使うようにとリクエストされているので、それだけは守ろうと思っていますが……おっと話がズレました(^^ゞ

他にも参列者の香典を期待する、という方法もあるかもしれませんが、個人的にはあまりオススメできないですかね。なんといっても香典を頂くと、香典返しが大変なんです……。そこそこ面倒なんですよ(;^ω^)

香典返しは香典の半分が目安となってまして、要するに1万円の香典を頂くと5千円分のお返しを用意しないといけないんですよね(葬儀屋さんで手配できますから楽といえば楽ですが……)。こう言うとなんですが、コスパ的にどうなのかなっていう……(;^ω^)

こうやって話していくと「めっちゃお金かかるやん……」とゲッソリした方もいるんじゃないでしょうか。

そうです。かかるのです。なので準備しておいた方がいいんですよね、気持ち的にも金銭的にも。

で、これだけだと悲しい気持ちになるだけなので、「自分はこれで助かった」という話もちゃんとしたいと思います。実はボク、自分の懐からはほとんどお金を出すことなく、父親の葬儀を無事終えました。父親がちゃんと用意していてくれたので……。

これをやっておくと葬儀の費用については大丈夫、という話がちゃんとあるので、次回に説明したいと思います。引き延ばすほど大した話じゃないかもですが(^^ゞ、一旦区切りってことで……。

お金の話ばかりで恐縮ですけど、ぶっちゃけた話をどんどんしたいので(^^ゞ、引き続き興味ある方に読んでもらえれば幸いです~m(__)m


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