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手抜き介護 ㉙駐車場2題

ⅰ)実家の車は、家の前のカーポートに停めている。軽だから、少しずらせばもう一台くらいは余裕だ。ずけずけ言うヘルパーさん(母談)に、「もう少し前進しておいてくれたら私の車も停められるのに」と言われたとのこと。他人に何かを言われることは、母にとって大きな動機づけになる。

自分の敷地内なので、10年以上前に免許を返納した父でも動かせるのだけど、その気は全くない。「機械もの」は、とにかく嫌い。それで今回私が帰る前に、車を寄せた状態にしておくことになった。ということは、フロントガラスが屋根から出た不自然な停め方になる。これからどんどん雪が積もっては解けてを繰り返し、ガラスはきっとバキバキになるだろう。次来た時が、ちょっと面倒だ。

ⅱ)今停まっているホテルには、立駐と青空駐車と地下駐車場の3か所がある。一番停めやすい青空がうまっているときは地下になるのだけど、これが信じられないくらい狭い。急なまっすぐの坂を下った正面に、横一列7台分の空きがあるだけ。

昨日は私が入った1分後に、もう一台やってきた。これで満車だ。最後のスペースは、私のところよりもっと停め難い。若い男性が慣れた感じでタイヤをきしませながら何度も切り返すのだけど、最後は諦めて頭から突っ込む形になった。ということは、お尻からあの急な坂を上がって出ることになる。道路側には、ミラーも黄色の回転灯もない。それでも皆さん器用にやり過ごしているんだな。すごいなあ。

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