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手抜き介護 ③身体介護と家事援助

先月始まった家事援助のヘルパーは週に2回、45分ずつ。要支援の父と要介護の母で曜日を分けている。でも実際は、どちらも母の希望の掃除をお願いしていた。数回過ぎたある日、父が「買い物に同行してもらうことはできないか」といいだした。一緒に行って、荷物を半分持ってもらう、またはタクシーに乗せるのを手伝ってもらう、というもの。それは良い!

誰かがついてくれれば安心だし散歩にもなるしと思ってケアマネに訊いてみると、可能だがケアプランは月の途中で変更できないとのこと。翌月からの対応で、買い物は家事援助ではなく身体介護なので60分扱い。ヘルパーもまた新しく探すことになる。

今のヘルパーがそのままやってくれたりしないのかと思ったら、「外の同行は自信がない」と断られた。家の中でもふらついているのに、この先雪道で支えるのはちょっと、ということらしい。いわれてみれば確かに、父は背が高いし、二の足を踏むかも。

とりあえず対応可能なヘルパーが見つかったらすぐ出来るように、ケアプランを変更して待つこと2週間。「すぐには見つからないので、もう少し待ってください」と電話がきた。思えば老健に行くと言ってみたり、入浴はデイで試してみたり、ずいぶん紆余曲折してきた。自分に知識がなくて要領が悪い上に、始めてみないと分からないことも多く、体制が落ち着くまでには、もう少しかかりそうだ。

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