見出し画像

手抜き介護 ㉛パソコンの処分

古いパソコンを処分したいが、データの消去に悩んでいた。画面が出ないから、操作のしようもない。大した情報は入っていないけど、同窓会の名簿を預かっているし(これは大した情報か)、年賀状のリストもある。航空券はクレジット決済にしているので、記録が残っているとしたらマズいだろう。

あとは父の血液検査結果と薬の変遷が、6年分ほど入っている。これは誰も要らないな。私の労力が無駄になっただけ。膨大な写真のストックも、まあ無かったら無くても構わないか。

廃棄の仕方を調べると、私の住む自治体では引き取っておらず、業者に依頼する以外に方法がないことが分かった。実家のある街では、市役所に回収ボックスが備え付けられている。そっちに持っていく方が、何となく安心かな。でも回収した後は職員が処分するわけじゃないだろうから、結局は業者に渡るんだよね。

記憶媒体を外しちゃえばいいのかと思いついて検索したら、ちゃんとその動画があった。HDDとメモリを取り外す方法が、メーカー別、機種別に上がっている。この人、何者? 何でこんなに片っ端からいろいろなパソコンを分解できる立場にいるんだろう。

でもお陰で自分の機種の動画を見ながら、きれいに外すことができた。開けてみたら、動画の画面と同じところにホコリがついていたりして、面白い。静電気が起きやすい部分なんだな。こうして見ると、当たり前だけどもともと人が組み立てているんだよねえ。

必要な内臓を取り出し、元通りにカバーを閉じて手術終了。次の実家訪問のとき、持っていくことにする。面倒臭くて後回しにしていた割に、数十分でコトが済んでホッとした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?