読書記録 #12 『GOTH　夜の章』

　2021年の読書記録に、すべりこむようにして読了宣言をあげたのは乙一著『GOTH　夜の章』でした。

　ラストのあとがきにも書いてある通り、本作品はライトノベルとして書かれたとのこと。
　語り口が軽めで、そこはライトノベルといった具合。
　その分スピーディに読み進めることができ、あれよあれよという間にエンディング。
　短編集なのですが、一話一話の謎が魅力的なミステリーでした。ミステリーと知らずに読み進めていたので毎回びっくりしていました。謎解きのアハ体験が心地よかったです。

　後編があるということなので、そちらはまた機会があれば読んでみたいと思います。
　

GOTH 夜の章 (角川文庫)