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HAC 雪ミク スタンプラリーの旅 ~旅程編~

この記事は、実際にスタンプラリーを制覇した経験を元に、これからスタンプラリーをされる方の参考になればと書いたものです。

HAC雪ミクスタンプラリーとは?

HAC(北海道エアシステム)という、JALグループの航空会社はご存知でしょうか?
HACは、北海道の丘珠空港を拠点として奥尻・三沢・函館・奥尻・釧路・女満別・利尻の7空港に就航する航空会社です。

そんなHACが、3月1日~5月31日の期間で、雪ミクスタンプラリーを開始しました。その内容は以下のようになります。

【雪ミク スタンプラリーについて】
■実施期間
2023年3月1日(水)〜2023年5月31日(水)

■対象空港
HAC就航全7空港
(札幌丘珠空港、函館空港、釧路空港、女満別空港、三沢空港、奥尻空港、利尻空港)

■参加方法
①スマートフォンに「ミクナビ」(注1)をインストール
②出発空港の搭乗ゲートに設置するご当地雪ミクパネルのQRコードを「ミクナビ」で読み取り、チェックインすることでスタンプを獲得(注2)
③実施期間終了後、獲得したスタンプ数に応じ、HACオリジナル雪ミクグッズをプレゼント
注1:ミクナビとはクリプトンが管理・運営する、公式アプリ(https://mikunavi.com/)
注2:ひとつの空港で獲得できるスタンプは1個のみとなり、雪ミクラッピング機以外のご搭乗も対象です。

■賞 品
獲得したスタンプ数に応じ、もれなくHACオリジナル雪ミクグッズをプレゼント
・3スタンプ賞 HAC×SNOWMIKUフライトタグ型キーホルダ
・5スタンプ賞 HAC×SNOWMIKUオリジナルアクリルスタンド(非売品)
・7スタンプ賞 ATR42-600型機雪ミクラッピングモデルプレーン(1/100)
さらにダブルチャンスとして、スタンプを3個以上獲得されたお客さまの中から抽選で30名様を、9月に実施予定(日程未定)の「札幌丘珠空港発着 雪ミクラッピング機遊覧飛行」へご招待します。
注:プレゼントの発送および遊覧飛行の当選のご連絡は6月1日以降を予定しています。

HAC NEWS 第22014号

搭乗ゲートにパネルがある関係で、すべての空港から出発しなければならないのです。
例えば、丘珠→釧路で搭乗した場合、押せるスタンプは丘珠空港のものだけ。

なので、最低7回はHACの路線に搭乗する必要があります。

日程を考えてみる

短距離とはいえ航空券はやはり高くつきます(スカイメイトを利用しても6,000~8,000円)。そこで、最小搭乗回数の7回で制覇を目指すことに。

HACの就航路線

まず、HACの就航路線を確認してみましょう。

引用 - HAC公式サイト 路線・時刻表

ここで目に付くのが、丘珠ー函館ー奥尻の美しいトライアングル。
ですが、函館ー奥尻と丘珠ー奥尻は日によって片方しか運航されていないのです。
丘珠→奥尻→函館→丘珠と飛べばうまくいきそうですが、奥尻で最低でも1泊しなければなりません。

また、3月6日(月)に東京、3月7日(火)にFDAで神戸空港から青森空港に行くということは決まっていたので、じゃあ三沢→丘珠で北海道に入ればいいな!
と思うわけですが、三沢ー丘珠の航路は金土日のみの運航で、今回は不適となりました。

そのほかの路線は日によって本数にバラつきはあるものの、最低1便は運航している様子。などはJAL公式サイトの時刻表検索を使えば簡単に調べることができます。

また、霧による運休や遅延が発生する可能性があるため注意が必要です。


1日目

青森から北海道に渡る方法

まず、青森から北海道に渡る方法を料金別に見てみましょう

  • 新幹線で新青森駅から新函館北斗駅へ(7,720円)

  • フェリーで青森市から函館へ(2,100円~3,650円)

  • フェリーで大間から函館へ(2,160円~2,970円)

  • フェリーで八戸から苫小牧へ(5,600円)

  • 飛行機で青森空港/三沢空港から丘珠空港/千歳空港へ(9,000円~28,950円)

フェリー料金の幅は、津軽海峡フェリー/青函フェリーと時期による運賃の差です。
飛行機の料金の幅はJALのウルトラ先得が最低、普通大人運賃が最大料金(4/12より料金体系が変更されるため注意)

新幹線での移動は青春18きっぷや北海道&東日本パスで特例があり、利用すると約2,500円~4000円程度になります。が、普通列車との接続が悪いので注意。また、北海道&東日本パスでは特急オプション券(6,600円で1日のみ特急乗り放題)を使えば、新函館北斗~新青森間の北海道新幹線を利用でき、新函館北斗から特急北斗にも乗ることができます。

青森を朝発ならば、普通列車が7日間乗り放題となる北海道&東日本パスの特急オプション券を利用して津軽海峡を超えてしまうのが賢いでしょう。
しかし、今回青森に到着するのは夕方のため、青森~函館をフェリーで移動することに。


2日目

函館ー奥尻は往復することに

選択肢として、函館から丘珠に行くか、函館から奥尻に行くかの選択肢がありますが、ここは函館ー奥尻を往復することに。

もし、ここで丘珠に飛んでしまえば、最小登場回数である1空港1出発で考えたときに、海を渡る必要のある奥尻・利尻・三沢のうち1つは往復、2つをフェリーで渡る必要が出てきます。
しかし、ここで函館ー奥尻を往復してしまえば、利尻・三沢のどちらかをフェリーで渡ればよいことになり、かなり楽になります。

そしてなんと、函館ー奥尻を往復した後、特急を使えば稚内まで行けてしまうのです!稚内で一泊して、早朝のフェリーで利尻に渡ってしまえば、丘珠ー三沢を往復できます。(実は、三沢に渡り丘珠まで飛行機がベストでしたが、先に述べた運航曜日の関係で断念することに。)

道内の移動手段

バス、JR、飛行機の移動手段がありますが、今回は最も経済的なJRを選択することに。

JR北海道を利用できるフリーパスは以下の3つがあります。

  • 北海道&東日本パス(11,330円・普通列車※・連続7日間)

  • HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス(12,000円・普通/特急列車・連続6日間)

  • 青春18きっぷ(12,050円・普通列車・5日間)

※1日6,600円で特急自由席に乗れるオプション券がある。

こう見ると、HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスの圧勝ですが、JR北海道の駅でしか買えないこと、売り切れの可能性があること(2023年2月17日の時点で完売しています)を考えなくてはなりません。
そこで、北海道&東日本パスには6,600円で1日特急自由席が乗り放題となるオプション券があるため、こちらを利用することにしました。


3日目

稚内から利尻

こちらは、1日に2便フェリーがあります。
昼発のフェリーでは飛行機に間に合わないため、朝6時55分の便に乗る必要があります。

利尻→丘珠の後の移動

三沢ー丘珠は往復することにしたので、残るは女満別と釧路です。
先に女満別に行くことに決め、丘珠に到着後、旭川まで向かいます。


4日目

旭川から女満別空港

女満別空港へアクセスする方法はいくつかあります。

  • 西女満別駅から徒歩orタクシー

  • 網走からバス

  • 北見からバス

ただし、西女満別駅は超秘境駅。

引用 - JR石北本線・西女満別駅の駅舎 Wikipedia

歩いてみても面白いかもしれないですが、今回は北見からバスで行くことにしました。

女満別→丘珠の後の移動

残るは三沢と釧路ですが、翌日は丘珠ー三沢を往復します。
札幌で宿泊し、翌日釧路に近づきます。


5日目

丘珠ー三沢を往復した後の移動

できれば釧路に入ってしまいたかったですが、どうやら朝7時に札幌を出ないとその日のうちに普通列車で釧路に行けないようです。
帯広まではたどり着けるみたいなので、この日は帯広まで行きます。


6日目

帯広から釧路空港

帯広から釧路空港までバスも出ているみたいですが、せっかく北海道&東日本パスがあるので釧路まではJRで行き、そこから連絡バスで釧路空港に向かいます。


飛行機代を除いた費用

新青森駅からフェリーや連絡バスなどすべてを考慮した費用は、29,430円とおよそ30,000円程度になりました。
これだけ縦横無尽に北海道を駆け回っておきながら、このお値段は非常にお得な感じがします。

飛行機は、スカイメイトか先得がいいと思いますが、スカイメイトは空きがないと乗れないうえ、年齢制限もあります。
また、JRが遅延や運休になった場合(JR北海道はかなり多いイメージ)のことも考えて、変更可能な航空券のほうがいいのかもしれません。

実際に行った様子(旅行記)

リンクになっていないものはまだ書き終わっていません。書き終わり次第公開しますので、しばらくお待ちください。

下にまとめてあるので、是非ご覧ください。


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