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アキレス腱断裂から回復までの全て

概要

2023年6月18日、アキレス腱断裂。
せっかくなので時系列をまとめとく。

目標は半年後のサッカー/フットサル復帰。
それまでにやったことを書いていく予定。

第1章:当日の流れ

自分はバチンと音がしたのですぐわかった。
やってしまったと思ったら応急処置。

固めて、冷やしたりするやつ。
RICEだっけか。一生覚えれない略称。

炎症を抑えるための4つ。
固める、冷やす、安静にする、心臓より高くする、で良い。

その後病院へ。出来れば救急車は使いたくない。
サッカーやフットサルでアキレス腱をやる場合。
大抵、自宅からちょっと離れたところにいるからだ。

自宅から離れた救急病院にもう一度行くのは大変だ。
車やタクシーで地元まで行き、近くの病院に行く方が良い。

病院に着いたら診断。
ふくらはぎ掴んで足先が動くかどうか。痛い。

次に手術の相談。
土日に怪我して救急で入った病院では手術やってないとこもある。
その場合は紹介状を書いてもらう。

以上病院終了。
固めて痛み止めをもらって帰る。

スポーツ保険とかに入ってるなら領収書をなくさないように。
安静にしてる間に手続きを確認する。
その他仕事やら人間関係の連絡とかも。

第2章:入院から手術まで

当日救急診療、翌日総合病院診療、翌々日入院。
そして3日後朝から手術。

18日怪我、救急診療。
19日総合病院診療。
20日入院。
21日手術。

まず手術前日から。
入院の手続き、色々面倒だが病院で違うだろうから割愛。

入院に持って行って良かった物。
スマホ、ワイヤレスイヤホン、充電器。

後は飲み物3本くらい買って冷蔵庫入れておいた。
売店が遠かったから買っておいてよかった。

持っていけばよかったと思った物。
アイマスクと耳栓。

大部屋はイビキや血圧測定音、ナースコール等の音で目が覚める。
朝6時に明かりがつくから6時以降も寝たいならアイマスク。

そして手術に向けた準備。
麻酔とか含めた手術の説明をうけて同意書にサイン。

21時から食事制限、夜のうちにOS1を2本飲むよう指示される。
朝6時から飲食禁止。9時から手術。

第3章:手術本番

朝9時から運び出されて戻ってきたのは12時。
アキレス腱手術とは言え、意外と時間がかかる。

下半身麻酔で特に眠る薬もなしだったんで暇だった。
全身麻酔や眠る薬で眠らされる場合もあるっぽかった。

手術室についたらまず麻酔。
背中から脊髄に麻酔。下半身の感覚がなくなる。
太ももを触ったら他人の足みたいで新鮮な感触だった。

そしてあそこに管を入れられる。
麻酔の関係で血圧が下がって気持ち悪くなった。
言ったらすぐに血圧を上げるなにかをしてくれた。

その後はひたすらオペを待つだけ。
うつぶせだから胸が圧迫されて辛かった。
顔も右向けたり左向けたり。

ギブスまで付け終わって終了。
あそこに管は刺さったまま。

第4章:手術後から退院まで

9時から手術が始まり12時に終わった。
その後16時くらいまで飲食禁止だった。

下半身麻酔で胃腸が動いてないからっぽい。
おなかの音が出てきてから、許可をもらった。

麻酔が切れたら痛くなると聞いてた。
手術で切ってるから当然だ。

痛みがちょっと出てきたらすぐに痛み止めをもらった。
そこから痛み止めは切らしてない。
おかげで術後の痛みはあんまり感じてない。

関係ないけど同部屋の人がめっちゃ痛みに耐えるタイプだった。
夜中に嗚咽しながら「もう無理、もう無理・・・」と言いつつ耐えてた。

そして最終的にナースコールして
「もう耐えれません。痛み止めください」
ってお願いして痛み止め飲んでた。

その耐えになんの意味があるんだろう、趣味なのかな。
看護師さんも「もっと早く言ってくれていいんですよ」と言ってた。

手術当日の夕方。翌日退院希望を伝える。
OKされて翌日退院となる。退院は普通午前に行われるものらしい。

退院の日。薬もらって会計して退院。
約1週間後に経過観察の診療の予約を取って帰ってきた。

第5章:退院後の生活

6月18日怪我。21日手術。22日退院。
久しぶりの家。9日後の受診までの生活。
会社はリモートワークなんで復帰。

痛みは薬をたっぷりもらった。
併用できる二種類処方してもらってガンガン飲んだ。

食事やお風呂は奥さんの全面的な協力に感謝。
トイレはうちの家のトイレは手すり付きで助かった。
こういう時に1人暮らしだと結構きつそう。

きついのは日中帯の配達員対応。
amazonとか生協とかヤクルトとか。
オートロックや玄関の鍵を開けるの大変。

最後にこの期間に覚えた四字熟語「脱健着患」。
脱ぐときは健康な足から、切る時は怪我した方から。
という意味らしい。

第6章:リハビリスタートまで

6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療。
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。

リハビリスタートに向けた第一歩。
それは装具の用意。

装具とはリハビリ用と補助具。
以下のようにかかとが上がっている。

これによってアキレス腱が伸びないようになっている。
徐々にかかとを低くしていく。
かかと部分が層状になってて抜けるようになっている。

そして怪我から26日後、手術から23日後。
ようやくギブスから装具へ。

久しぶりにギブスという固定具を外したときの驚き。
手術跡が長い!そんなに切ったんだ!
めっちゃ足首が不安!ぷらぷらするし痛い!
筋肉落ちてる!足細!
そして筋肉がめっちゃ固くなってる!

そしてリハビリスタート。
良く見るこういうとこで歩行訓練。
半荷重からスタートなので体重計を使って感覚を掴む。

毎週通って装具から1枚ずつ抜いていくらしい。
1か月くらいでかかとがピタッとつく感じかな。

第7章:緊急入院、再手術!

自分のことではない。もう1人の自分のこと。
詳しく説明しよう。

自分がアキレス腱断裂したタイミング、手術、その後の受診、リハビリをほぼ全く同じタイミングでパラレルワールドのように進んでいるもう1人の患者がいた。

その人は年齢的にも少し若いくらいで原因もスポーツらしい。
いつも受診時間が同じで近くの椅子で待機していた。
リハビリ場でも隣で一緒に歩行訓練をしていた。

昨日病院に着いた際に彼を見て驚いた。
時期的にはお互い装具が外れ素足でのリハビリが始まるタイミング。
にも関わらず、彼はギブス+松葉杖という状態だった。
「何があった?」と思いつつ話しかけたこともないので、横目に見ていた。

すると彼は職場からの電話なのか通話で自分の状況を語り始めた。
緊急入院、再手術という言葉が漏れ聞こえてきた。

詳しいことはわからない。
術後10週くらいは動けてきて再断裂などの危険が高まるというのは本にも書いていた。
何かあったのかもしれない。

自分の頭に浮かんだのは以下。

自分も気を付けないといけない。

6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療。
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。
8月毎週診療。21日緊急入院目撃。

第8章:カーフレイズ開始

怪我から約3か月。通常歩行が認められた。
車イスも松葉杖も返却した。
本格的なリハビリがスタートとなる。

両足カーフレイズから片足カーフレイズ。
失った筋肉を取り戻すべく日々筋トレしてる。

気になるのはアキレス腱周りの太さ。

左と右

右が全然細くならない。
ちょっと心配だが、リハビリ進めるしかないか。

最後にもう1人の自分の話。
先日の受診で見かけた。ギブス+松葉杖だった。

6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療。
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。その後毎週診療。
8月毎週診療。21日緊急入院目撃。28日装具取り外し。

第9章:ジョギング開始

現在10月4日、怪我から107日。
約1週間前からなのでちょうど約100日目頃からジョギングを開始した。
片足カーフレイズと片足スクワットも続けてる。

今日はこの100日の体組成の変化を発表したい。

体重と体脂肪が落ちて骨格筋率は上がっている。
怪我の功名とも言える結果。

主要因は多分お酒。
出社できないから全ての会社飲み会を欠席した。
毎週1度フットサルの後にがっつり飲み食いしてたのもなくなった。

もちろん筋肉量は落ちてるのでここから増やしていきたい。
年明けのスポーツ復帰までを増量期と捉えて筋肉をつけていきたい。

6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療。
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。その後毎週診療。
8月毎週診療。21日緊急入院目撃。28日装具取り外し。
9月隔週診療。筋トレやジョギングの開始。

第10章:チョコザップ開始

現在11月2日、怪我から136日。
前回増量期と宣言して1か月、1kg増量した。

チョコザップに通い始め、ランニングも始めた。
筋肉量も増えたが脂肪も増えた気がする。
回復してきたんで飲み会にも行き始めたのも原因。

年内残り2か月。
年明けスポーツ復帰に向けて本格的に準備していきたい。

復帰が近づくにつれ期待と共に不安も出てきた。
また切れたらどうしよう、凄く面倒、みたいな気持ち。
俺みたいな一般人ですらそうだからプロスポーツ選手とかヤバそう。

6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療。
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。その後毎週診療。
8月毎週診療。21日緊急入院目撃。28日装具取り外し。
9月隔週診療。筋トレやジョギングの開始。
10月3週間に一度診療。本格筋トレ、ランニング開始

第11章:保険の申請あれこれ

そろそろ保険の申請をやらないと。
スポあんネット。多分最大手。
練馬区公式戦での出来事で団体加入していたこちらの保険が適用される。

入院×いくらと通院×いくら。
ギブス装着期間はみなし通院でカウントされるらしい。

半年以内の申請が必要なので6月18日だと12月中旬頃に締め切り。
断裂した直後に事故報告はしておいたので、申請書は手元にある。
後は記載するだけ。面倒くさいがやるしかない。

このタイミングで装具代金を振り込み忘れてたことに気づく。
全額払ってから保険申請して7割バックなのでまず払わないと。
すぐに振り込んで無事領収書もらって社内で保険申請。
この流れは普通みたいで社内申請でも治療具申請という項目があった。
なんで最初から保険適用にしないんだろう??

6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。その後毎週診療
8月毎週診療。21日緊急入院目撃。28日装具取り外し
9月隔週診療。筋トレやジョギングの開始
10月3週間に一度診療。本格筋トレ、ランニング開始
11月は6日と20日に診療。徐々にランニングスピードを上げてる

第12章:保険完了、後は復帰だけ

11章で申請した保険金(スポあんネット)が振り込まれる。
申請面倒だった。。。

そして来月の復帰に向けジム通い開始。
41歳にして初めてスミスマシンも使いだした。

ランキングのスピードを上げてきているが全力ダッシュはまだ。
ジャンプもまだ。
いまだにガッと力を入れるのが怖い。
これで来月復帰できるんかな。

来月のサッカーやフットサルの日程が決まりだした。
どのタイミングで復帰するか悩み中。
12月25日に最後かもしれない診療とリハビリがある。

果たして本当に再断裂なく復帰できるのか。
勝負の1月、どうなるか。

6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。その後毎週診療
8月毎週診療。21日緊急入院目撃。28日装具取り外し
9月隔週診療。筋トレやジョギングの開始
10月3週間に一度診療。本格筋トレ、ランニング開始
11月は6日と20日に診療。徐々にランニングスピードを上げてる
12月は4日と25日に診療。もしかすると25日で診療最後かも

第13章:2024年復帰!と思ったら

25日の診療で年末年始で復帰は避けた方が良いと言われる。
確かに何かあった時に病院が休業なのでは困る。

ということで1月9日最後の診療。その後復帰。
具体的に復帰戦をどうするか。
いきなり公式戦は怖い。
まだあれからボール蹴ってないし。

後は出来れば遠いとこは避けて近場で復帰したい。
万が一の際に通院してる病院に行きたい。


6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。その後毎週診療
8月毎週診療。21日緊急入院目撃。28日装具取り外し
9月隔週診療。筋トレやジョギングの開始
10月3週間に一度診療。本格筋トレ、ランニング開始
11月は6日と20日に診療。徐々にランニングスピードを上げてる
12月は4日と25日に診療。ほぼ全力ダッシュしても大丈夫


第14章:フットサル再開!

1月12日最後の診療、リハビリが終了。
後は実際の復帰、しかし週末雨が続く。
さすがに冬の雨で復帰するのは怖い。

ということで実際の復帰は27日となった。
エンジョイ個人フットサルに参加。
無事2時間フットサルと出来て、特に患部に違和感なし。

体力はそこまで落ちてない(元々ない)が、右足のタッチがかなり落ちてる。
インサイドでのパスが浮いたり、弱くなったり、当て感がない。

とはいえ無事に再開できて何より。
2月4日の公式戦(江戸川区リーグ)で復帰予定。
それでこのリハビリ日記も一区切りかな。

6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。その後毎週診療
8月毎週診療。21日緊急入院目撃。28日装具取り外し
9月隔週診療。筋トレやジョギングの開始
10月3週間に一度診療。本格筋トレ、ランニング開始
11月は6日と20日に診療。徐々にランニングスピードを上げてる
12月は4日と25日に診療。ほぼ全力ダッシュしても大丈夫
1月12日診療が最後。27日フットサル再開


第15章:サッカー公式戦復帰!

雨や雪で試合が流れていたが2月11日にサッカー復帰した。
6月19日以来237日ぶりの区リーグ公式戦、30分ハーフ。

FWで出場して2-2。
終了間際にセンタリングをボレーするもキーパー正面で0G0A。

球際は行かないようにしたおかげでアキレス腱も問題なし。
体力的には球際でエネルギー使わなかったおかげが大丈夫だった。

ほっと一安心。
とは言えここから数か月は重点監視期間として安全優先でやっていく。

6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。その後毎週診療
8月毎週診療。21日緊急入院目撃。28日装具取り外し
9月隔週診療。筋トレやジョギングの開始
10月3週間に一度診療。本格筋トレ、ランニング開始
11月は6日と20日に診療。徐々にランニングスピードを上げてる
12月は4日と25日に診療。ほぼ全力ダッシュしても大丈夫
1月12日診療が最後。27日フットサル再開
2月11日サッカー公式戦復帰


第16章:大会フットサル復帰!

2月18日大会フットサル復帰。
結果は優勝!!
予選で0-3で負けた超強いチームに決勝で2-1で勝って優勝。
めっちゃアツい展開だった。

ゴールも取れたし久しぶりの大会で味わう達成感と充足感。
しかし問題はこの後だった。

現在これを書いているのは木曜日。
日曜日の大会から4日経過している。
まだ腰が痛い。
この辺のメンテナンスもしっかりやらないと今度は腰をやりそう。

ちなみに自宅での腰のメンテナンスには以下お勧め。
特にメーカーやこの商品が特別お勧めってわけではない。
低周波治療器と筋膜リリースガンがお勧め。

6月18日怪我。21日手術。22日退院。30日術後発診療
7月7日装具診療(丈合わせ)。14日装具装着。その後毎週診療
8月毎週診療。21日緊急入院目撃。28日装具取り外し
9月隔週診療。筋トレやジョギングの開始
10月3週間に一度診療。本格筋トレ、ランニング開始
11月は6日と20日に診療。徐々にランニングスピードを上げてる
12月は4日と25日に診療。ほぼ全力ダッシュしても大丈夫
1月12日診療が最後。27日フットサル再開
2月11日サッカー公式戦復帰
2月18日大会フットサル復帰、優勝!

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