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二人目について

特定疾患の持病があり、婦人科系の疾患もあるので当初は二人目を考えていなかった私が二人目を考えた理由は複数ある。

①職場の先輩の介護問題をみて
前部署で私より4つ上の先輩が一気に両親が介護が必要になってしまい、平日は仕事、土日は遠方の実家に帰り介護をするという姿をみた。
先輩は一人っ子で未婚のため、頼れる人間がいなくて一人で抱えなきゃいけない状況で‥
そんな中、変な同僚にも好かれたり、逆恨みから嫌な思いをしてという話を聞いた。
私には話を聞くことしかできなくて、実際にもっと自分の人生を生きてほしいと思いつつも、現実はそうはいかない。きょうだいがいれば分担できることを一人で抱えなきゃいけない辛さは凄まじいと思った。

②娘氏が強く希望したから
これは一番の要因であるかもしれない。娘氏がきょうだいを強く希望していた。やはり周りがきょうだいをいるのをみて、楽しそうにしている姿に憧れたんだろう。幸い私はまだ出産できる年齢であったため、これが最後のチャンスだろうと決意をした。

③職場の後押しと窓口にくる可愛い赤ちゃんのおかげ
草さんは二人目とか考えていないの?の質問がうっとおしく感じる時期もあったんだが、もし職場や仕事のことで遠慮をしているなら、それは絶対にもったいないよって先輩方の後押しがあった。あと、窓口に訪れる赤ちゃんたち、可愛い子どもちゃんたちをみて、素直にかわいいなぁ‥と思うことも増えてきた。
一度、仕事の関係で赤ちゃんを抱っこしている色々ある事情の方がいて、私なりに他の課と連携して取り組んでいたら、お客さん自身に
「職員さん、娘さんとかいますか?」って聞かれて、「はい!小学生の娘がいますよ」と伝えたら、「そうだと思いました。うちの子がこんなに職員さんに笑ったり、懐いたり‥職員さんは良いお母さんなのが分かりますよ」って言われて、嬉しかった。
実際は仕事で娘氏には寂しい思いをさせてしまっているのが現実なんだが‥
子育てをもう一度してみたい、娘氏との時間もトりたいって気持ちも強く芽生えたかもしれない。

他にもいろんな要因があるから、以上の3つの理由が一番大きい。
色々な持病を抱えて、ハイリスク妊婦となり、医療従事者の方、職場の皆さんご迷惑をかけてしまう状況であるが、母親である以上責任持って自分が頑張るところは頑張っていきたいと思う。

娘氏を産んだ時に「元虐待されてきた人間が子どもを生むなんて信じられない。虐待って繰り返す人が多いんだよ」なんて言葉に傷ついて泣いていたけど、意外と「せつこみたいにはならない」と反面教師に生きてきたら、なんとかなっているし、臨床心理士の先生に聞いたらそういう風に巷では言われているけど、科学的にデータはないらしい。
草さんなら大丈夫だよ、仮に何かあっても自分でヤバいと気づいて、調べて、適切に相談機関に繋がることができる人だからと言われ凄く安心した。