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いつくしみ深き

クリスマスなのでプラネタ…讃美歌はいかがでしょう?というわけで2月のKey Island用にアレンジを始めたこの曲ですが、簡単にオーケストレーションした段階でちょうどクリスマスなので、そこまでを編集して掲載します。

Planetarianでは色々なシーンで出てきますので、Gentle Jenaを差し置いて作品の代表曲のような位置づけになっている曲ですね。

前半はオルガンの独奏で後半はオーケストラですが、後半もオルガンは音色を変えて全く同じ譜面を弾いていて、オーケストラはそこに色彩を与えたり、フレーズの隙間を埋めているだけです。フォーレのレクイエムとかがこういう作りになっていますが、オルガンの四声がそれなりに作れれば非常に簡単にオーケストレーションができますので、オーケストラどうやって作ったらいいかわからない、という人には特にお勧めの方法です。

とりあえずオルガンの譜面を張っておきます(編集は面倒くさいので適当です)。

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普通に演奏されているものはもっとシンプルな和声だと思います。コードで表すとF|Bb|F|C…というものですが、ちょっとだけ変化を与えるために何か所か編集しています。といっても難しい転調とかはなく、近親調からの借用ばかりです。ちなみに12小節目のドッペルドミナント(コードで言うとG)は讃美歌には無いと思いますが、PlanetarianのBGMに元々あったものです。

前述したとおり、後半のオーケストラも基本はこれをなぞっているだけですので、興味がある人は追加した音がどんなものか聴き取ってみてください。

次回時間があればオーケストレーションも解説したいと思います(コミケカタログをチェックしながら…

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