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オーストラリア旅行 〜準備編〜


ただの旅行です。でも一大決心。
昨今、海外旅行への興味も薄れ、
これからの生活を考えると無駄遣いはできない身の上。
でも背中を押したのは、同級生の友人の
「いつまで元気でいれるかわからないんだから、行っといで」
の一言でした。
恐る恐る、準備を始めました。

なぜオーストラリア?

ワーキングホリデーで滞在中の娘がいるから。
娘がオーストラリアを離れる時期が来たので、その前に訪ねていくことにしたのです。

20代のバックパック旅行と「地球の歩き方」

わたしが娘と同じ年齢だった頃、海外は案外身近にありました。
なんたってバブル時代。
社会人になりたての分際で、海外旅行が手軽だったわけではありません。
でも海外で現地の物価の高さにため息が出る、なんてことはなかったのでした。

1980年代後半、『地球の歩き方』を右手に、
『トーマスクックの時刻表』を左手に、
ユーレイルパスなる西ヨーロッパ鉄道乗り放題チケットをポケットに入れ、
ヨーロッパを1ヶ月間、バックパックで旅しました。
当時ダイヤモンド社が発行していた『地球の歩き方』は若い旅行者のバイブル的ガイドブックでした。
ネットに比べると、情報量は太平洋と琵琶湖くらい違うかも。
それでも、当時海外を旅するには大変ありがたく、貴重な情報源でした。
実際に現地に行って困ったこともあっても、
ネットで解決方法を検索することも、翻訳ツールもない時代。
でも、つつがなく、思い切り充実した、楽しい旅行ができたのでした。

2024年の旅行手配

オーストラリアへ行くにあたり、まずは飛行機のチケット購入からです。
オーストラリアにいる娘とネットを繋ぎながら、
エクスペディアやら何やらのサイトにアクセス。
日程と行き先を打ち込めば、ありとあらゆる航空会社の、
ありとあらゆる乗り継ぎプランが、すごい振れ幅の金額を携えて
一瞬で出てきます、びっくり。
そして提示された金額も、時間を追うごとに変わって行きます。
1日経つと高くなったり、安くもなったり。

LCCだと、預かり荷物にも別途料金が発生し座席指定も有料。
ご飯も出ないし、各座席のモニタもないんだよってことも、
娘に教わるまで知りませんでした。

どうにか飛行機を抑えると、
次はホテルの予約。
小さな都市のホテルだって、街の隅々まで一瞬でネットで探せてしまう。
パソコンのモニタから、世界中を覗いてる感じ。
なんという選択の自由度の高さでしょう。

でも、クリック一つでの決済はとっても勇気がいるのです。
本当にこれでよかったっけ?と何度も戻ってはまた時間を費やしたりして。
ポチる指に、無駄に力が入りました。

現地の予習はYouTubeで!

そこからは、旅先で行きたい場所を調べます。
基本のプランを、現地にいる娘が提案してくれました。
その詳細を、自分で調べずにいられないタイプのわたし。
ネットを検索するわけですが、やはり動画から得る情報量は半端ないことに
今更ながら気づきます。
娘のプランを元に、ありとあらゆる現地情報のYouTubeを見まくりました。

そんなこんなのパソコンへ向き合う日々を経て、
娘のいるパースへ向けての手配を整えて行きました。



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