自分が起こした問題はどこに責任があるのか

こんばんは、最近忙しくなることが決まっているにもかかわらず、今は何もできないので見守っている来島です。

今日は自分が起こしてしまった失敗を自分で解決しようとしている人への疑問について書きます。

HPでもよくある話なのですが、誰かが失敗をしてしまった時に、その人が責任を感じて自分で何とかします。という感じになる場合があります。
これをする人たちはもちろん責任感があって素晴らしくて、頑張れと言いたいんですが。では実際にその失敗した時や、その問題について本当に責任を負っている人は誰でしょうか。
やはりこれは失敗した本人ではなくて、その上の人だったりその組織の責任者だったり、そしてそれで困るのは組織に関わっている周りの人だったりしますよね。
自分でどうにかしようと思うのは素晴らしいのですが、ここの視野を狭めていないかということが自分の思う疑問です。その人はその失敗した時にもしかしたら上の人から怒られるのかもしれません。ですがその人はそれですんでいるので謝ってどうにかしようとなるかもしれませんが、それよりも上の人達は謝ってどうこうできる問題ではなくなってきます。
更には周りの人たちへの被害もでて一刻も早くどうにかしたい状況のはずです。
自分も昔イベントで大きく失敗したことがあります。
いろんな人の話を聞き、それでできるよといわれ自分で全部進めみんなには待ってもらっていました。しかし当日になって言われていたこととは全く状況が違い、イベントはできない状態になりました。そこからはどうやっても自分1人ではできないことが目に見えていたのでやっとそこから周りの人の手をかりなんとかイベントを終了させました。
その後はみんなから一人でやらずにみんなでやろうという風に言われました。それまでは自分がHPの代表で、自分が動くことで周りの人の仕事は減り、責任も自分で背負うから誰も困らないだろうと思っていました。しかし全くの逆で、周りの人を困らせる結果となりました。

つまりどういうことかというと、責任は自分で背負えているようで視野を外の世界に広げると全く背負えていなく、人が一人で背負える責任なんて本当は存在していない、周りの人には絶対に降りかかるということです。
なので、まずは視野を広げてこれは誰を巻き込んでいるのかをしっかり確認し、協力してもらえるのであれば、周りの人を頼るべきだと思います。頼られなくて勝手に失敗された周りもその責任を負うことになるのですから、頼られた方が気持ちよく責任を持てますし、失敗する確率も下がるとするならばなおよしでしょう。
一番良くないのは、周りのことを考えず自分が責任を負えていると勘違いをし知らず知らずのうちに周りの人を巻き込んで迷惑をかけることです。

私が失敗したイベントはまだみんながやろうと思ってくれていたのでよかったですが、みんながやってほしくないと思っていることで知らず知らずに迷惑をかけている人たちはいると思います。それは仕事や大きなことだけではなく、SNSの発言などもその一つです。真に周りの人を思える人間になっていきたいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?