自分史16、盲学校高等部普通科その2・盲学校の授業

前回書いたように、盲学校は基本、目が悪い人たちだけど、
プラスで更に多様性豊かな人々が集まっていて、
クラスは似たような状態の人を集めたような編成になっていた。
私は単一障害クラス。
中学部から上がってきた4人と、
外部から来た5人の9人、
(男子4人、女子5人)だった。
しかもそれはホームルームのクラスで、
授業になると更に
半分に分けられ、
私は1年2組aクラス、
5人のクラスだった。
生徒5人に対して先生1人。
手厚い✨

視覚障害は、10人いたら10通りの見え方がある🌱
同じ視力だったとしても、
視野の広さ、明るいと見えやすかったり
逆に暗い方が見えやすかったり
色が分からなかったり
本当に千差万別👀
全盲と言われるチームだって、
光も感じない人から
明暗は分かるけど物は見えないとか、
白い物だったらぼんやり見えるとか・・・。
なので、教科書や教材は、
個人に合った物を先生が用意してくれる。
例えば教科書。
高校1年当時、
私は1ページをb4サイズに拡大コピーしてもらっていた。
a3サイズの奴もいれば
点字の奴もいたし、
普通サイズの教科書を使える奴もいた。

a3でも無理なら、太めのサインペンで手書きしてくれた。
そして、黒板には横書き3行とか4行くらいでいっぱいになるくらい
でっかい字で書いてくれて、
それでも見えなかったら
席を立って、黒板を見に行ってよかったし、
自分の席から単眼鏡(双眼鏡の片目バージョン)を使う奴もいた👀
そして、どんなに大きく書いたところで
チーム全盲には見えないので
先生が黒板を読み上げる。
で、聞き取りながら点字で書き取る👌

少人数での授業は何というか和気藹々❓
みんなでおしゃべりでもしているかのような
ゆるっと楽しい授業だった😊
当たり前だけど、
みんなが見えないから
見えなくて困ることが一つもなくて✨ただただひたすらやりやすかった😊

今回は主に5教科について書いてみたよ😉
次回はその他、
体育や家庭科、美術や音楽について
書いてみようかな😉

つづく✏️

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