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鎌倉の素敵な隠れ家店3つ

鎌倉に住んで早何年。ポケ森のキャンプ場はナチュラルとクールの2系統でまとめてます。

鎌倉にはあんまりメジャーじゃないけど、個人的におすすめしたい隠れ家なお店がいくつかあります。今回は独断と偏見により厳選し、3店ほど雑に紹介してまいります。学生でも行ける範囲ですので、せひ家族と、友達と、恋人と、おひとりでもご活用ください。

しらす丼食ってる場合じゃねえ!

米津玄師感のある隠れ家「ワンダーキッチン」

#米津玄師感とは

内装を見たらきっと感じ取っていただけることでしょう。まるで積み木の家のようなカラフルな壁、ヨーロッパ感のある雑貨、そしてちょっとエスニックでおいしいごはん。

初めて家族に連れて行ってもらった時に、すごくわくわくしたのを覚えてます。日常を感じる鎌倉の路地裏を少し曲がっただけで、ちょっとだけ非日常なご飯屋さんに出会えるのです。

ご覧の通りインスタ映えもいい感じなのですが、それは置いときます。まずこのお店の最高なところは、マジで隠れ家感がヤバイところ。マジで気づかない。たどり着けない。地元民でも1回は通り過ぎる

…おわかりいただけただろうか。画面真ん中に映る小さなピンクのフラミンゴの姿。これがワンダーキッチンのシンボルであり、「この路地を曲がってください」の目印です。初見殺し感がヤバい。Googleマップが世界にあってよかった。

しかしお店自体はとても素敵な雰囲気で店主もフレンドリーな感じ。おすすめ料理は色々あるけど、カレーはおいしいし人気です。ぜひ。

ワンダーキッチン|食べログ

路地裏昭和レトロカフェー「ミルクホール」

鎌倉駅から八幡宮に向かうときに通るのが小町通り。日々観光客争奪戦を繰り広げ、血で血を洗う戦いを繰り広げる目抜き通りである。

そんな喧騒からこっそり路地裏に入った先にあるのが、「ミルクホール」です。カ↓フェ↑ーという感じ。(ちゃんとした純喫茶です。

夜中にたまーにライブなどをやっていることも。以前見に行ったときはギターと歌の渋いライブをやっていました。さながらどうぶつの森のとたけけ、という感じ。

プリンが人気みたいですが、コーヒーゼリーもおいしい。大人の味です。平日は20:30、土日祝は21:30まで営業なので、夜中にかけて行くと良いかもしれません。薄暗い路地裏に温かい光が漏れ出てロマンチックです。

ミルクホール|食べログ

文学系ひっそりカフェ「ミンカ」

こちらは北鎌倉のカフェ。かなり有名なのでご存知の方もいるかもしれません。北鎌倉駅を降りてすこし歩き、小さな庭を抜けるとあるのがミンカです。お店の看板には、本が標本のようにとめられています。

このカフェの良さは何と言っても本を中心にした世界観と穏やかな雰囲気、空気感。うまいこと平日に行ければ静謐なひとときを過ごせることでしょう。

窓から差し込む光、風にそよぐ木々を眺めながら、あたたかい紅茶を飲み、ちょっとケーキを食べてお店から出れば、白昼夢でも見ていたのではないか、という気持ちになってきます。

たべものも飲み物もとても美味しいので、お茶だけでなくお昼ごはんに来ても良さそうです。

ミンカ|食べログ

以上、鎌倉の素敵な隠れ家厳選3店でした。

全部一日で回るなら、まず昼過ぎの北鎌倉からスタート。ミンカでお茶をし、明月院を観てから鎌倉に移動。一通り観光をして、鎌倉駅近くのワンダーキッチンで夕ご飯。そして、夜の小町通りをぶらつきながら、ミルクホールでひといきついて帰宅。という流れがいいかもしれませんね。

どうでもいい余談

今となってはこんなに鎌倉の素敵な店紹介!みたいな文章を書けますが、実は鎌倉はもともと「嫌いな街」でした。鎌倉に小さい頃から住んでると、鎌倉の良さはあんまり分からないもんです。渋いしな。

世田谷から引っ越してきたばっかりの幼稚園くらいの時も、なんとなく幼心ながら「つまんない!」って思った記憶があるような気がします。デカい遊具たっぷりの羽根木公園に愛着があったから説は濃厚ですが。

「あれ?鎌倉、いい街じゃね?」と思い始めたのは高校に入ってから。高校は立地的に横浜住民と鎌倉住民が入り交じる領域。「出身どこ?」と聞かれて「横浜」「鎌倉」とドヤ顔で答える奴らを同じ教室に入れたら、何が起こるかは言うまでもないでしょう。(※ちゃんと高校同級生は出身地に関係なく今でもみんな仲良しです!)

外国に行って、初めて日本の良さを感じる人は多いと言います。自分の街の良さを感じるには、他地域の人間と接触するだけでも十分なのです。

大学に入ってからは、鎌倉のことを聞かれることも増えました。友達を鎌倉ツアーに連れ出してみたり、なんてことをしていたら、お店の情報が少しづつ溜まっていった。そんな経緯があり、こうして記事を書くに至ったわけです。

地域の魅力を意識させるのは、結局のところ他者の視線だと思います。当たり前に思っていたお店のこと、ちょっと嫌いな古い街のイメージ、でも小さい頃遊び回った思い出だってある…そんな街を楽しむきっかけは、きっと思ったより単純なものなのでしょう。

(インスタグラムの写真を引用させて頂いた皆様、ありがとうございます。差し支えるようでしたらご連絡ください。掲載を取り下げいたします。)

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