【四柱推命】子供運の見方〜日干と時干の関係でわかる親子相性
こんにちは、くるみです✨
「子供が反抗的で悩んでいる」
「子宝に恵まれない。自分の人生はこのままでよいのか?」
こうしたご相談をよく鑑定でいただきます。
そこで今回は、自分と子供との関係をカンタンに見ることができる「子供運の読み方」をご紹介します。
このまま読み進めていってくださいね✨
子供との関係性の読み方
四柱推命で自分と子供との関係は、日干と時干 (時柱の天干) の関係で読みます。
時柱で読むため、出生時間の情報が必要になります。
自分の命式は、こちらのサイトで調べてみてください。
日干と時干が、比和や相生の関係なら好相性。
いっぽうで、日干と時干が相剋の関係なら、子供のことで苦労が多い人生になりやすい、となります。
具体的な命式をもとに説明をつづけていきますね。
子供のサポートを受けられる関係
日主が【戊】で時柱の天干が【丙】の命式のお母様・Sさんです。
子供との関係は、土の五行と火の五行で読み、相生の関係。
母の日主 (土の五行) を、子供運を読む火の五行が生み出す関係なので、子供からのサポートを得られる関係だとわかります。
「子供は、親が導き育てるもの」という親子関係の常識を見直し、「子供が成長する姿に学ぶ」というスタンスでかかわると子供運を活かすことができます。
ちなみに母・Sさんの命式で火の五行は、用神でもあるんです。
実際、Sさんは離婚をされたとき親権問題で厳しい局面を迎えましたが、最終的に息子さんの親権はSさんが持つことになりました。
現在Sさん母子はSさんのご実家でおだやかに暮らしながら、ビジネスでも大活躍しています。
理想的な親子関係
日主が【甲】で時柱の天干が【丙】の命式のお父様・Yさんです。
子供との関係は、木の五行と火の五行で読み、相生の関係だとわかります。
父の日主 (木の五行) が、子供運を読む火の五行を生み出す関係なので、子供が愛おしくてたまらない、理想的な子供運をお持ちの命式です。
実際、父・Yさんは、子育てに積極的にかかわり楽しんでいらっしゃいます。
子供といっしょに過ごす時間から受けたさまざまなインスピレーションが、仕事の企画にも役立った経験もお持ちの方です。
じつは、日主【甲】の父・Yさんにとって火の五行は用神の五行でもあるんです。
親子関係に恵まれた理想的な子供運です。
友だち同士のような親子関係
日主が【壬】で時柱の天干も【壬】の命式の方です。
子供との関係は水の五行と水の五行で読み、比和の関係。
したがって子供とは、友だち同士のような対等な関係性になります。
ちなみに、比和とは、ある五行同士の関係で同じ五行になる関係をいいます。
たとえば、木と木、火と火、土と土、金と金、水と水の組み合わせが比和の関係です。
この方の命式の日主も時柱の天干【壬】は水の五行なので、比和となります。
たとえば、日主が【癸】だった場合、【癸】も水の五行なので、【癸】と【壬】の関係も比和になります。
いずれにしても、十干である甲乙丙丁戊己庚辛壬癸が、どの五行に属しているのかを理解し、覚えるところから始まります。
子供のことで苦労が多い関係
日主が【戊】で時柱の天干が【乙】の命式のお母様・Oさんです。
子供との関係は、土の五行と木の五行で読み、相剋の関係。
母の日主 (土の五行) を、子供運を読む木の五行が攻撃する関係なので、子供のことで苦労が多い人生になりやすい関係だとわかります。
実際、母・Oさんは出産3ヶ月後、子供が川崎病にかかって入院する事態に見舞われることに始まり、比較的子供のことで苦労の多い人生を過ごしています。
ただし、母・Oさんの命式は身中タイプなので、子育ての厳しい経験が母・Oさんの肥やしとなって母としての役割を果たすことで運が開けてゆく方でもあるんです。
母・Oさんとは、じつは私の妹なんです^^
妹は家庭を築く経験を通して人間性を鍛えていることが、傍で見ていてもよくわかります。
反面、身弱タイプで、子供との関係が相剋の関係の命式の方は、子供が反抗的など、子供のことで苦労が多い人生になりやすい傾向がありますが、用神の五行の行動を積極的に用いて日主を強くしていくことで、改善することも可能です。
このように、命式の五行バランスを調整する、用神(開運星)の取り方を知ることが四柱推命鑑定においてはもっとも大切だといえるのです。
まとめ
♦ この記事で使った知識
子供運は、日干と時干で読む
日干と時干が比和や相生の関係なら子供運は良好
日干と時干が相剋の関係なら、子供のことで苦労が多い人生になりやすい
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