四柱推命の土台は陰陽五行論!相生・相剋の関係や通変星の意味をわかりやすく解説
こんにちは、くるみです✨
Twitterで、こんなクイズを出してみました。
四柱推命を学んでイチバン役に立っている知識は何?
これをたずねた問題です。
正解は、陰陽五行論です。
こちらが私の命式と、命式の干支をわかりやすい図にした五行バランスチャートです。
じつは、この五行バランスチャートも陰陽五行論がもとになっているんですよ。
そこで今回は、四柱推命を基礎から学びたいという方に向けて、陰陽五行論についてわかりやすくお話しします。
このまま読み進めていってくださいね✨
陰陽五行論とは?
四柱推命は、陰陽五行論にもとづいた900年の歴史ある東洋の占術です。
陰陽五行論とは、古代中国で生まれた自然哲学の思想。
自然界の全てのものを「陰」と「陽」の相反する二つの要素でとらえる考え方のことです。
この世のあらゆるものは、木・火・土・金・水の5種類の元素からつくられている、という考え方がもとになっています。
この木・火・土・金・水は、実際の植物の「木」や、炎を表す「火」そのものというよりも、木の性質を持つ「氣」のエネルギーを表しています。
この5種類の異なる性質を持つ氣のエネルギーが、互いにかかわりあい、影響を与えあって、この世の万物がつくられたり、変化するという考えが土台になっているのです。
ちょっと抽象的でわかりづらいかもしれませんね…✨
陰陽五行論は、相生と相剋の2つの考え方から成り立っています。
そこで、わかりやすく図を使って説明してみます。
相生とは?
相生という考え方を示した図がこちらです。
相生の「生」とは「生ずる」「生み出す」という意味です。
相剋とは?
つづいて、もう一つの相剋という考え方を示した図がこちらです。
相剋の「剋」とは「剋する」。わかりやすいうと「攻撃する・やっつける」という意味です。
まずは、木・火・土・金・水の5つの星 (五行) の関わりを示す①相生、②相剋について、上のチャートをもとにしっかりと理解しましょう。
四柱推命の土台になっている陰陽五行論を理解することで、十干や通変星の意味をスムーズに理解できるようになるからです。
「四柱推命は、憶えなくちゃいけない概念や用語がたくさんあって難しい。挫折しそう」
そんなお声をよく聞きます。
中学生のときに英語や数学を学んだときを思い出してみてください。
文法や法則を、段階を追ってマスターしていきましたよね。
四柱推命も同じなんです✨
だから、四柱推命の土台になっている陰陽五行論をしっかり理解することが最優先だと思っています。
五行バランスチャートって、どうやってできているの?
つづいて、五行バランスチャートについて説明をつづけてゆきますね✨
この五行バランスチャートも、陰陽五行論がもとになっているのです。
こちらが、私くるみの命式と、命式の五行バランスチャートです。
命式の日柱の十干は、日主と呼び、その人自身を表します。
私の命式の場合、日主は癸です。
癸は、水の五行のため、陰陽五行論の図の「木」の部分が「水」になるんです。
右のチャートのようになる、ということです。
五芒星の頂点は、日主が火の五行であれば「火」、日主が土の五行であれば「土」、日主が金の五行であれば「金」になります。
つまり、命式の日柱の十干である日主の五行が、五芒星の頂点になる。
このルールを覚えておいてくださいね✨
たとえば、漫画界の巨匠:手塚治虫さんの命式は、日主が火の五行になるため、五行バランスチャートはこちらのようになる、というわけです。
日主が火の五行なので、五芒星の頂点は火の五行になっていますよね。
通変星について
通変星も、陰陽五行論がもとになっています。
通変星は、大きく5つあります。
比劫、食傷、財、官、印
この5つですね。
この5つを、通変五種と呼びます。
通変五種は、私の鑑定でよく登場する命式の五行バランスチャートを構成している星の名前です。
この通変五種は、陰陽が同じなもの、陰陽が異なるものの2種類に分けられます。
なので、通変星は全部で10個(比肩、劫財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬)になります。
この通変五種の知識については、浅野太志先生の著書『四柱推命完全マニュアル』の52〜56ページでくわしく書いてあるので、ぜひ、先生の著書をお手にとってみてくださいね。
今回取り上げた知識
陰陽五行論
相生
相剋
通変五種
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