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【独学で合格】ウェブデザイン技能検定2級 勉強法

○令和3年度 第3回ウェブデザイン技能検定2級を受験し合格しました○

ウェブデザイン技能検定とは?

ウェブデザイン技能検定は、国家検定制度である技能検定制度の一つとして、厚生労働省より職業能力開発促進法第47条第1項の規定に基づき指定試験機関の指定を受け、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会(以下、当協会)が実施するものです。

https://www.webdesign.gr.jp/

一言でまとめると、Webサイトの制作に関する知識が幅広く問われる国家検定です。私は1年前に3級に合格したので、知識が抜け落ちる前に2級も受験することにしました。

具体的な勉強法

学科試験

試験時間は60分で40問が出題(マークシート方式)
70点以上/100点で合格

まずはこちらのガイドブックで基礎を固めました。

W3C,IETFなどなど知らない単語があれば検索してまとめました。
常識的に考えてすぐわかる問題と、知識がないと解けない作業環境の規則等の問題もあります。とにかく範囲が広いです。

そしてガイドブックの大まかな内容が頭に入ったら、次は過去問に移りました。過去問は公式サイトが3年分公開しています。
(公式サイトの分だけでは不安なのでネット上で問題漁りました…)
こちらの書籍でも過去問が収録されていますが、かなり昔の問題だったので私は解きませんでした。新しい情報と古い情報がごちゃ混ぜになってしまうと誤答のリスクも上がるので一切手を付けずに放置です。

過去問を解く→分からない問題や知らない単語は調べてまとめる→過去問を解く!
問題見たら一瞬で解けるってぐらいまで解きまくりました。
間違えそうな問題はまとめて情報を整理(HTML5と5.2の違い)しました。
PHP,JSのプログラミングの問題は全く同じようには出題されないため捨て問題だと割り切りました。解けたらラッキー☆

実技試験

試験時間は120分で5問が出題(4問は必須で1問は選択式)
70点以上/100点で合格(各作業分類において配点の60%以上の得点が必要)

必須1-4:ボタン画像作成、アニメーションバナー作成、ページレイアウト作成、文章の構造化と配置
選択5:フォーム作成、JavaScriptの記述

実技では先ほど放置していた過去問題集を使いました。公式サイトでも素材が配布されていないため非常に役に立ちました。

1回目:なにも見ずに時間制限なしで解く、解説を読んで同じ回に再挑戦。YouTubeの解説動画を視聴し、解説サイトの記事を読む。
2回目-3回目:一旦は時間制限はなしで、全問題で得点が取れるように問題を解く。
4回目-5回目:本番環境を意識して問題を解く。

勉強していて困ったこと

  1. 過去問題集の解説の書き方が古い
    ページレイアウトや文章の構造化は、過去問の解説通りにすると減点になるかも、という不安がありました。divをむやみやたらに多用すると良くないと学科試験でも出題されているためheader,sectionなども使ってコーディングしました。

  2. 解説動画や解説記事が少ない
    3級と比べると情報がとにかく少ないです。実技に関してはこのやり方で本当にあってるのかわからないまま受験に挑みました。

  3. 選択5 フォームにするかJSにするか
    フォーム:書くことが多いためどこかで減点されそうです。さらに正規表現の知識がなければ時間がかかります。
    JS:馴染みのないCSS指定が出題されたら厳しい気がします。はんたいに簡単なら一発で解けます。

受験後の感想

学科試験

過去問から出題される問題が多かったです。過去問をやり込んでおいてよかったなと思いました。HTML Living Standard関連の問題が多く出題されました。業界の動向もチェックしておく方が安心です。

実技試験

出題内容は過去問とほぼ同じです。選択問題はbのJSの問題を選択しました。
反省点は作業1で、ボタンの横幅を調整すべきところをフォントサイズを調整した点です。おそらく減点対象になったのではないでしょうか。

まとめ

試験勉強は、日頃実務で使わないようなタグのことも知ることができて楽しかったです。なんとなくで行っていたデザインやコーディングを見直すいい機会になりました!

これから受験される方は頑張ってください。質問等あれば気軽にコメントください!

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