ひとに会う旅、アウタビ北海道

はじめに

2019年6月、快晴の北海道で、2泊3日のひとにアウタビをしてきました。
このタビにご協力いただいた多くの方に、この場をお借りして感謝を申し上げます。

会う人の条件
私の好きな人の好きな人の好きな人まで。

行く場所の条件
私の好きな人の好きな人の好きな場所の繋がりのある場所まで。

アウタビのやり方
北海道にご縁のある私の好きな人4名に声をかけ、広げていきました。

①拓さん
旅のコーディネーター。職業は社長さん。共通の知り合いが開いたイベントで偶然隣の席に座ってたことから始まるおもしろい出会い。
②土橋さん
前職の先輩。前職では朝オフィスで掃除機をかける私に声をかけてくれていた超いい人。小樽に魅せられて東京との二拠点生活をしている。
③れみー
新得町の牧場ガール。大学時代に合宿イベントを一緒に企画。人生に思い悩み連絡をくれた。偶然にも休みが重なり、急遽旅のパートナーになる。
④りおちゃん
大学時代を横浜で共に過ごしたご縁深い素敵料理女子。札幌で働くがんばり屋さん。9月に東京で会った際に、北海道行くよと約束していた。

なぜ北海道なのか。

北海道は食良し、景色良し、観光地あり、なんだか高身長で高収入で超優しいイケメンくらい、みんなが飛びつく大好きな「条件的な」魅力が詰まった場所。

今回は、北海道の条件的な魅力は全部目を閉じた。
短い時間の中で人の魅力を見逃さないために、今まで旅をするときに素晴らしいと思っていた条件では検索しないようにした。

つまりは、「グルメに興味ないけど、面積がでっかいから何かありそうと思って来ました！」ということです。
ちなみに北海道には縁もゆかりもありません。

アウタビのスケジュール

※（）はお会いした順のアウヒト数を表していますが、掲載の基準が曖昧で…、他にもお名前を載せきれなかった方もたくさんいらっしゃいます！

＜day1＞
14:50 羽田空港発
16:30 新千歳空港→小樽
18:16 (1)土橋さん
18:30 小樽散策

＜day2＞
7:00 朝食
8:22 小樽→野幌
9:28 (2)NORTH LIVE COFFEE 店主、奥さん
10:04 野幌→江別
10:10 (3)たまみさん
11:00 (4)れみー
15:00 江別→札幌
15:30 (5)長谷川さん(6)TentoTenのスタッフのみなさま
18:00 札幌→山の手18:30 (7)きょうみさん(8)りおちゃん(9)ゆうわさん
21:30 山の手→札幌
22:00 (10)トラビ(11)かほさん  TentoTen宿泊（れみー）

＜day3＞
7:00 北海道大学散策
9:00 札幌散策
10:00 (12)五十嵐さん(13)松森さん
12:30 札幌→恵庭
13:30 (14)ずーちゃん(15)つよぽん(16)カズさん(17)幸平(18)大翔(19)さっちゃん
16:00 恵庭散策(20)小笠原さん
17:00 恵庭→新千歳空港
17:30 新千歳空港
18:20 新千歳空港→羽田空港

前述したとおり、お会いした人の基準が曖昧なほど多くの人とお会いできたので、きりよく20としましょう。えらいこっちゃ。
ものすごい勢いで人に会っていますね。笑

アウタビに向いているひと
新しい人に会うことに抵抗がない人
好奇心旺盛な人
孤高な人

アウタビで得られること
心のくずがぽろぽろとれて楽になる。
日々の楽しさを見つけられるようになる。
自分をちょっとだけ変える勇気がでる。

では、ここからはアウタビの詳細です！

①土橋さん×オーセントホテル小樽

土橋さんは前職で出会った人生の先輩。今春からの勤務先であるオーセントホテル小樽に一緒に宿泊し、落ち着いた客室でもミストサウナでも語らいました。

土橋さんのご転職を知り、絶対に行きますと約束していた小樽。土橋さんは多様な種類のある消火栓に夢中のようです。とても大人っぽくてどこか子どもっぽい大好きな先輩です。

ホテルのおすすめは朝食！焼きたてのパンと絶景に思わず時を忘れる朝。ゆっくりしすぎて、江別へ向かう電車に走って乗ったこともいい思い出。

●土橋さんからいただいたこと
 「波長の合う人と一緒にいると心地がいい」
「自然の流れに逆らわないで共存していく」

②たまみさん×Bistro＆café soup

たまみさんにはこのタビで一番感謝をしております。私が高校生のころからの夢の「キャリアカフェ」を開く挑戦の場を、こんな素敵なたまみさんのお店で、与えてくださったのです。

来てくれたお客さんにきちんと向き合いなさいと、終始たまみさんのフォローに救われました。次回は東京で会う約束をして、お別れしました。たまみさんへの感謝と、この挑戦で得たくやしさ&やさしさは一生忘れません。

●たまみさんからいただいたこと
「自分が自分でいられる、役割のない場所を探しなさい」
「相手が丸い優しさを求めているときに、四角い優しさを押し付けていないか」
「気を遣ってやりたいことを遠慮するなんて誰も望んでいない」

③長谷川さん×TentoTen SAPPORO STATION

会う前の印象”生きるセンスがめちゃくちゃある人”だった長谷川さん。ご自身を普通の人だなんておっしゃってますが、このタビで一番普通じゃない話を続々と聞きました。でも生き方の答えはシンプルで、いい空気で息をして楽しく生きていいんだと教えていただきました。

二泊目でお世話になったゲストハウスTentoTen。長谷川さんはこちらで採用やら企画やら…、楽しいことを仕掛けています。長谷川さんが採用したスタッフの皆さまは旅を彩るコミュニケーションの達人でした。特にトラビとかほさんには終電まで飲みに付き合っていただき感謝します。

●長谷川さんにいただいたこと
「身の丈に合ったものを選ぶ」
「楽しく正しく生きる」
「ありがとうって思ってもらえたらそれでいいじゃん」

④きょうみさん×今日の店

なんとプレオープンしたばかり…、きょうみさんは平日はお仕事をされながら、休日を利用して夢だったお店を開く準備をされていらっしゃいました。札幌在住のりおちゃんとお会いしたのですが、貸し切りでコース料理をご用意いただきました。感動しました…。

きょうみさんがお好きな綺麗な青い色のボトルワインをいただきました。レシピのない一点もののお料理に夢中でした。

●きょうみさんからいただいたこと
「何歳になっても挑戦していい」
「資格なんてなくてもやりたいことをやっていい」

こちらのお店で、りおちゃんとゆうわさんにお会いしました！りおちゃんがうちに泊まりに来てくれた時に話していた北海道旅が叶って、最高にうれしかったなぁ。ゆうわさん、運転ありがとうございました！

⑤五十嵐さん、松森さん×大人座

小樽出身の五十嵐さんは前職の先輩なのですが、私が内定者の時に銀座のコワーキングスペースの運営のために独立されました。私は当時から隠れファンなのです。
そのコワーキングスペースで内定式を行ったり、社内ドラマを作成したりと、私にとってはとてもご縁深い先輩。この特徴的なソファーも銀座から持ってきていて、再会に感動しました！

●五十嵐さんからいただいたこと
「渋谷で配っているのティッシュをもらわないとき、北海道の友人になぜもらってあげないのか聞かれた。東京に毒されていると思った」
「人生何があるかわからないけど、結果(前の職場で働いて)よかった」

仕事の調整をつけて会いにきてくださった松森さん。真面目な第一印象とは裏腹に、めちゃくちゃしなやかで熱い想いをお持ちでした。松森さんにお会いし、アウタビ北海道の魅力の話がやっとすんなりできました。お子さまがかわいくてしょうがないとのこと、羨ましい…。

●松森さんからいただいたこと
「必要だと思っていることも、辞めてみたら意外と生きていけることに気付く」

⑥ずーちゃん、つよぽん×アグラクロック

ずーちゃんがつないでくれたアグラクロックのみんな…、そんなに笑顔で歓迎してくれるなんて泣けました。幸平、さっちゃん、大翔、新千歳空港まで送ってくれて、最後にラーメンを一緒に食べました。

●ずーちゃんからいただいたこと
「自分のすごいことを自慢するより、相手の好きな事の話が聞きたい」
「学校に行かなくても、学校に行ってる時間で得られることよりたくさんのことをここで得たらそれでいい」
「毎日自分が楽しく生きることができる環境を選ぶ」

同い年のつよぽんは、旅の思い出にと恵庭ドライブに連れ出してくれました。次回の北海道はつよぽんのバーで飲もうね。前段階のやりとりからフォローしてくれてありがとう。

●つよぽんからいただいたこと
「いいなと思う場所に通って、自分の想いを伝え続けるといつかチャンスがくる」
「キャリアコンサルタントなんてやめちゃえ。大丈夫だよ」

アウタビのパートナー、れみーについて

３時間かぎりの、出張キャリアカフェ唯一のお客さま。
チャンスを頂いていながら1人も集客できない恥ずかしさに苦しかった開店時、彼女は私が話を聞く、それだけで泣いてくれた。

この日の夜に、酔っぱらって部屋に戻った時に、このまま寝ちゃってもいっかって言ってくれたことが私にとってはとても安心した。
彼女と一緒に過ごすこの時間が日常に思えて、北海道が家に思えた。
翌朝6時起きの牧場ガール、本当にすごいね…。

少年よ大志を抱け！！次は彼女の愛する新得町に行きます。いい顔して会えるようにお互いがんばると誓い、お別れ。

さて、アウタビ北海道を終えた二人の人生はどうなるでしょう。
ご期待くださいね。

これにてアウタビ北海道、笑顔いっぱい無事に終了…
ありがとござました！

ｰ完ｰ