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舌痛症と音楽

夜寝る前に舌のラップパックを始めてから2週間程度たった。


やり方は、寝る30分前くらいにラップに薄くトラフル軟膏を塗り、ティッシュで舌の唾液をふき取ったあと気になる部分を中心にふわっと覆ったらベッドで仰向けになりスマホを30分ほどいじる。仰向けになると、舌のむくみがとれ、力も抜けていい感じ。時間になったらラップを取って就寝。残った軟膏が荒れた舌の粘膜を寝ている間に癒してくれる感じがする。

トラフル軟膏

ラップパックを始める前のビリビリ感やすっぱい味が10だったとすると、今は4くらいまで改善した。舌痛症は原因にも程度にもいろいろある。以前は眠りに落ちるのに苦労するような違和感と異味感だったが、この程度の違和感なら、仕方ないと我慢できるくらいになってきた。


口腔カンジダ症が原因の舌痛症なら、菌をしっかり退治しないといけないが、私のように舌粘膜の荒れが原因なら、粘膜を養生しながら、うまく付き合っていくのが落としどころかもしれない。発症前の状態に戻るのが理想だけれど、あまり完璧を目指してしまうと、逆に小さな刺激が大きく感じられるようになる気がする。このくらいなら仕方ないと気にしないで、忘れることが舌痛症の治癒の助けになるというしね。


舌痛症によく処方される抗うつ薬は、意識的にも、無意識的にも「細かいことを気にしない」状態を作る助けになるのだろうと思う。私は抗うつ薬は飲まない主義だが、抗うつ薬により「セロトニン」と「アドレナリン」が体内で増えて舌痛症が治るなら、自然な方法でこれらのホルモンを増やして治そうと努めている。これまでも、ヨガなどのエクササイズやお掃除など生活に取り入れてきた。


その延長で最近は、舌痛症の「音楽」療法を始めた(笑)。好きな音楽をガンガン聞きまくり、なんなら歌いまくり、踊りまくる、という方法。これがめちゃくちゃ舌痛症に効く。音楽を聴いているときは、舌の違和感は半減するし、歌うと違和感は、ほぼ消滅する。これにはちゃんと理由がありそうだ。


音楽の刺激を脳が受け取ることで、様々なホルモンの分泌が促されます。
クラシック音楽を聴くことによって活性化されるホルモンには、β‐エンドルフィン、ドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質があります。
β‐エンドルフィンは、モルヒネと同様の作用を示します。内在性の鎮痛薬であり多幸感をもたらすため、「脳内麻薬」とも呼ばれています。

つばめデンタルクリニック川西


痛み止めの王様?モルヒネが脳内で分泌されるんだから、効きそうだよね。私はクラシックというよりは、もっぱらポップスや懐メロなロックを聞いているけれど、音楽は刺激が強い方がよく効く気がする(笑)。一時期は舌の違和感にストレスを感じ、悲壮感が漂っていた私だが、今では音楽を聴いて歌って踊って、楽しみながら舌痛症と付き合えている。

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