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上顎粘膜がツルツルに

半年ほど前、カンジダ感染による舌痛症にかかり、カンジダ感染が治ったあとも舌の知覚過敏のような状態がずっと続いている。一応、舌に違和感がある症状だけでも、舌痛症と呼ばれるらしい。私の症状はこんな感じ。


  • 上顎がヤスリ状にザラザラしている

  • 舌が上顎に触れると、塩味がしてシビレる

  • シビレたあと、舌の粘膜が削れたような感覚になる


これらの感覚は「異常味覚・異常感覚」という脳の誤作動なのか?気になって前回の記事に書いた通り、舌をラップで覆って上顎に触れたところ、上記の症状が全く現れなかったことから、この塩味はザラザラの上顎粘膜から出ている滲出液なのではないか?と思うに至った。


滲出液といえば、、「痛みをやわらげ、早く治す」でおなじみのキズパワーパッドを思い出した。


キズパワーパッド スポットタイプ

キズパワーパッドのウェブサイトには、滲出液=皮膚の回復に適した環境を整える体液を保つので早く治す、と書かれている。だから、もし、上顎から滲出液が分泌されているならば、私の体はヤスリ状になってしまった粘膜を治そうとしている、ということかも知れない。


口の中では滲出液は唾液で流れていってしまうが、キズパワーパッドを貼れば、滲出液が患部に留まって荒れた粘膜も治るかも。


キズパワーパッドを上顎のヤスリ状部分に貼りたかったが、添付文書には粘膜への使用は禁忌と書いてある。仮にカンジダ感染が残っていたら、絶対に悪化するだろう。口の中はダメか~、とあきらめようかとも思った。



だが、かれこれ4か月、上顎からの塩味やビリビリ感を我慢しているし、治ってくる気配がない。ほかのブログを見ると3年以上、このような症状に悩まされている方もいらっしゃる。キズパワーパッドは防水だし、唾液ではがれにくいかもしれない・・・迷った末、


完全に自己責任だ。えーい貼っちゃえ!と、キズパワーパッドを上顎の粘膜に貼ってみた。


夜の歯磨き後に、キッチンペーパーで患部の水分をふき取る。あとは添付文書の通りキズパワーパッドを両手であたため、貼った後は指先で1分ほど押さえた。スポットタイプはちょうど私の上顎のヤスリ状部分を覆ってくれた。


キズパワーパッドの端の部分が固く、またそれ自体の味もしてくるので、めちゃくちゃ違和感を感じたが、そのままがんばって就寝。


幸い、翌朝のどに詰まらせることはなく、パッドが唾液を吸ってはがれやすい状態になっていた。はがした後、舌で触ってみる。すでにタイトルにオチを書いてしまったので、どうなっているかは想像がつくと思うが、明らかに前日ガサガサだった部分が、一部ツルツルに変化していた。


これはいいじゃん!と感動して、5日くらい食後の歯磨き後にパッドを貼る、というのを続けてみた。ちなみに食事の時に貼ったままにすると、剥がれてきて飲み込みそうになるので、それに気づいてからは食前に剥がしていた。


現在、私の上顎からは塩味はほとんどしなくなった。ヤスリ状の面積が大幅に減り、ツルツルの部分まで回復した部分と、治らなかったところでも普通紙くらいにサラっとした感じくらいまでには回復した。


ただ、上顎に舌を付けた時のビリビリ感は弱まったような気もするが相変わらずだ。たまたま危険なことは5日間では起きなかったが、粘膜への使用は禁忌と書かれているので、現在はいったんキズパワーパッドを貼るのはやめて様子見している。


※追加
上記のとおりキズパワーパッドの粘膜への使用は禁忌のため、読者の皆様にはおすすめしない。現在、これをヒントに、もっといい方法を模索中。

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