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<幼保無償化制度>共働き家庭の子供の進級先(②私の仕事内容・働き方)

※この記事は2020年6月21日に大幅に更新しており、前回の記事の続きです。

前回の記事からの経緯

我が家は共働き家庭ではありますが、2020年度に年少を迎えた息子(第1子)の進級先は、保育園ではなく幼稚園にすることにしました。

ちなみに現在は1歳の第2子のための育休中です。

私の住む自治体の保育園事情としては、非常に優位に保育園に入ることができるにも関わらず、敢えて兄妹別園送迎といういばらの道を選択した経緯について、マガジン形式で綴っています。

前回ご紹介した章立ては以下ですが、本記事では「②私の仕事内容・働き方」について記載します。

マガジンの章立て

【前編】入園前の話
①幼稚園を視野に入れたきっかけ
②私の仕事内容・働き方  ←本記事
③悩みに悩んだ子供の教育方針
④保育園を選ばなくて本当に良いか
⑤別園送迎を乗り越えるための準備
⑥育休延長して育児に注力する決断
⑦まとめ(共働きで幼稚園を検討する方へ)
【後編】入園後の話
※実際に入園してから章立てを考えます。
本来であれば2020年4月から入園予定でしたが、コロナ禍の影響で2ヶ月遅れの同年6月より入園が開始しました。

■はじめに

こちらの記事では、私の仕事内容や働き方を基準にした上での幼稚園への進級を決断した内容について記載します。

私と近いお仕事をされている方に参考になったらと思いますが、そうでない方でも働き方が似ている方にとってはそのまま参考になれば良いですし、働き方は違えど業務内容が似ている方にとっては、今の仕事を変えずに働き方や社内でのポジション等を見直すきっかけになれば良いなと思っております。

■②私の仕事内容・働き方

■0、我が家の前提条件

・育児のサポート体制

・夫は同業の会社員で激務、最近のコロナ禍では在宅勤務も可能
・祖父母親戚等のサポート不可
・ベビーシッターやファミリーサポート、病児保育等の外注はやや懐疑的

■1、私の働き方、究極の2択

まずは仕事内容の前に、子供がいる前提で、どのような働き方・生活をしたいかの理想について書きます。

●理想
・夫婦ともにフルタイム勤務
・夫婦ともに毎日定時退社
・夫婦ともに現状の業務内容、給与は維持またはアップ
・子供の送迎や家事等を夫婦で5:5に分担
・フレックス制度を利用し、17時にはお迎え、家族で夕食
・子供の寝かしつけ後に夫も私も各自残りの仕事

しかしながら、夫の仕事は現状の業務内容を維持、給与や職位を今後もアップさせ続けるのであれば、定時退社は不可で残業が前提になります。

そうなると、私の働き方の選択肢は、大きく以下の2つになります。

選択肢1
・フルタイム勤務で基本的に残業あり
・子供達を保育園の延長保育や外部サービスを利用して長時間預ける
・夕食は家族バラバラで夜遅くにお迎え
選択肢2
・時短勤務で基本的に残業はなし(ある場合は深夜等に持込)
・子供達は通常の預かり時間のみ保育園等に預ける
・毎日夕方にはお迎え、家族で夕食、団欒の時間も取れる

結論から言うと、私は後者の「選択肢2」を選びました。

理由はおそらく私自身が専業主婦の母に育てられた影響が大きいと感じています。
子供の頃は、夕方の日が暮れる前にはお家で家族(父は会社にいるから母やきょうだい)と過ごすというのが、潜在的に私の中でのスタンダードになっているのだと自覚しています。
決してこれが正しいとは思っていないのですが、結局のところ1人の母親がどのような働き方をしてどの程度育児の時間を割くかは、その母親自身が育った家庭環境に依拠するのではないかと私の中では結論づけています。

■2、私の仕事内容の概要

まずは、私が所属する企業の基本的な情報は以下です。

・職業 : 会社員(同業他社から第1子出産の3年前に転職、2社目)
・業界 : IT業界(SI系)
・業種 : ITコンサルタント/エンジニア
・雇用 : 正社員(第1子育休復帰後から時短勤務)
・職位 : 係長と課長の間(外資系企業のため日系企業とやや異なる)

会社としての業務内容は、大雑把にいうと「クライアント企業のITシステムの課題を社内の知見等を用いて解決する」というものですが、その「クライアント企業のITシステムの課題」の規模感や領域、責任範疇などはその案件によって様々であり、会社として請け負ったそれら案件に対し、適切な専門性のある、必要なスキルを満たす社員をアサインしてチーム(プロジェクト)を作り、そのチームやプロジェクトメンバー間で業務を遂行します。

大企業なため、会社が請け負う案件の規模は大きいものが殆どで、1つのプロジェクトに参画する社員数も数十人から数百人単位になります。

その為、社員の多くは自社のオフィスではなく、クライアント企業のオフィスに常駐してプロジェクト単位で業務を行うケースが多いです。

では、その中の1社員である私の業務内容は、第1子出産前後で以下のように大きく変わりました

●第1子出産前
大規模プロジェクトに参画して、クライアント企業に常駐
業務全体を幅広く俯瞰し、課題ごとに適切な対応者をあてがう交通整理のような役割
・クライアント企業の様々な部署の多数の社員と横断的に関わる為、参加必須のミーティングが多く、長時間残業を回避することが困難
・直接自ら技術課題を解決まで導く必要は無い為、専門性が身につきにくい
●第1子出産後(産育休復帰後)
小規模プロジェクトまたは大規模プロジェクトの中の独立した小チームに参画し、基本的に自社オフィスに出勤
限定的な技術領域の課題を、技術的な専門知識や知見を用いて自らが手を動かし解決・実行する役割
・クライアント企業の必要最小限の部署の担当者のみと関わる為、ミーティングの機会が少なく、業務時間を調整しやすい
ある技術領域の専門性を売りにしている為、常に最新情報を勉強し続ける必要がある

上記のように、働く場所から、業務で関わるお客さんの人数、業務範囲や求められるスキルまで、殆ど真逆といっていいほどの対照的な業務に転向することになりました。

本来であれば、産後も産前の業務を引き継いだ方が、実績や信頼があるぶん成果を出しやすいのですが、産後は働き方に制約が出る為、業務時間を調整しやすい後者に転向することを考えました。

◾️3、私の仕事内容の詳細

まず、上記の業務転向(異動)したタイミングは、第1子の育休復帰後ではなく、妊娠が発覚したタイミングでした。

長期育児休業復帰直後にいきなり異動先の部署で仕事をすることを避ける為、第1子妊娠中の現業務のキリ良いタイミングで異動をし、産前に数ヶ月ほど新部署で多少の実績を残し信頼関係を築いてから温かく産休を見届けてもらいました。

次に、技術領域の選び方ですが、産前に携わったプロジェクトでは技術領域を特に絞っていたわけではないので、非常に悩むことになりました。

選ぶポイントとなった点は以下の3つです。

・今までの業務知識を活かしつつ、市場価値の高い
・場所に非依存で、在宅勤務も可能
・業務時間を柔軟に調整可能

1点目について、IT技術は時代とともに移り変わりが激しい業界な為、単純に私が今までで一番長く携わった技術を選ぼうとしても、将来性のない技術を選んでしまうと市場価値が低くなってしまいます。
だからといって全く経験のない新しい領域に1からチャレンジするのも無謀に近いので、最も経歴の長い技術に近い×市場価値の高いトレンドという観点で、今までの知識をベースに知識を上乗せできるような技術領域を選びました。(それでも勉強することは無限にあります。。。)

2点目について、ITシステムにはセキュリティの問題がつきもので、システムを操作する場所に依存する業務も未だに多くあるのですが、比較的場所に非依存、つまり固定のオフィスでなくても在宅でも作業が可能な類の技術領域というのも選定のポイントになりました。
今やネットワーク上でもセキュリティが強化されているとはいえ、クライアント企業の機密情報を多く扱うような業務だったり、本稼働中のシステムに直接触れるような影響度の高い開発保守業務だったりすると、どうしても場所を固定して人的な監視下でしか業務ができないこともあります。
ですがやはり、産後は子供の急な体調不良等で出社ができなくなることが大いに見込まれるため、選べるのであれば在宅勤務が可能な場所に非依存な業務を選んでおくと、柔軟に対応できるかなと思いました。
一方で、在宅でも仕事ができてしまう業務を選んでしまうと、自分で仕事のキリをつけないと家で睡眠時間を削ってまで長時間作業を行うことにもなりかねないので、健全な生活を維持する為には逆にオフィスでしかできない業務を選んだ方が、ここまではできるけどここからはできないと割り切れて良いという派のワーママも社内には結構いるので、これは個人の考え方次第だなとも思います。

3点目について、時間を柔軟に調整する為には、多数の人と固定の同じ時間を共にするようなミーティングの数を減らすことが必須です。
いくら2点目のような場所に非依存な技術領域を選んでも、固定の時間に会議にでなければならないとなると、子供の送迎にも支障が出てしまうこともあります。
ミーティングといっても、少人数であればこちらの都合を加味して時間を調整していただき易いですが、大人数の場合はそうはいきません。
前節冒頭でも先述したように、大企業だとプロジェクトの規模は基本的に大きい為、ミーティングの人数が少なくて済むとなると、クライアント企業がわざわざ外部の企業に依頼をしてまで専門性を求める知見、つまり希少価値の高い技術領域である必要があります。
なぜなら、既に広く普及していて誰でも少しは知っているような汎用的な技術領域だと属人性に欠けるので、わざわざこの人の時間を確保したいとは思ってもらえないからです。
ですので、クライアント企業の社員が既に知っているような古い技術ではなく、知っている人が比較的少ない新しい技術領域を選ぶことにしました。

■4、給与と働く時間

はい、あまりこの手の話は公にしにくいのですが、同規模程度の同業他社に勤める夫との比較でいうと、私の「産前の」収入は夫とほぼ同じか、残業代等諸手当を含むと私の方がやや上でした。

働く時間という点では、産前(妊娠前)は、夫婦共に同程度の長時間残業をしていました。
夫も私も勤める企業は外資系なこともあり、働く時間や場所などの柔軟性は元々非常に高いと感じており、極端な話、成果だえ出せば何処で何時間働こうが自由なわけです。
ですので、企業は成果に見合った給与設定を行う為、長時間残業により給与が上がることは殆どなく、逆に働く時間を短くすればするほど「単位時間あたりの報酬」が上がることになります。

私の働き方という点では、産前は(こっそり)長時間残業をすることにより出していた成果で決められた給与テーブルが、産後も維持されたまま、産後は働く時間を大幅に短縮することが余儀なくされます。

私が勤める企業には後述する通り「時短勤務制度」があるのですが、この「単位時間あたりの報酬」を維持したまま、育休復帰時に時短勤務制度(残業不可)を利用して働くとどうなるのか?

企業からは、アウトプットの期待値・質を下げることなく、以前より圧倒的に短い時間で遂行することが求められます。

給与の話に戻すと、時短勤務制度を利用すると、例に漏れず以下の計算式になります。

基本給(給与月額)× 実労働時間 ÷ 所定労働時間(定時は8時間)

時短勤務制度を利用して1日6時間勤務する場合の産後の給与は、産前の基本給の4分の3になります。

その場合、産前の勤務時間を振り返ると1日平均12時間は働いていたので、働く時間は産前の約半分ということになります。

産前の半分の勤務時間で、産前の4分の3給料をもらえる?!

と解釈するのか、

産前の半分の勤務時間で、産前と同等以上の質の仕事をする(生産性を2倍に上げる)のに4分の3しか給料をもらえない?!

と解釈するのかどうか。

パートタイム勤務のようにタイムカードを打刻している時間内のみ働けば良いのではなく、知的産業はアウトプットで評価される為に、後者の解釈になります。
仕事の質を担保するのに、残念ながら今までは「時間」を使っていたのが、産育休後復帰時には子供の日々のお世話だけでなく急な体調不良等の対応が突発的に必要となるため、それが許されません。

「時間」を使わずに、どうやって仕事の質を担保するのか?がきっとワーママの最大の課題なのではないでしょうか。

こちらについては私にとっては壮大な人生のテーマとなるので、また別の機会にでも書けたらなと思っています。

■5、企業の福利厚生

幸いなことに、私が勤める企業は女性が働きやすい制度が非常によく整っております。

具体的には、例えば以下のようなものがあります。

・産前産後休業、育児休業制度
・時間短縮勤務制度(末子が小学6年生まで最大利用可)
妊婦特有の有給休暇制度(健診や体調不良時のため)
・生理で体調不良時の有給休暇制度
・子の看病のための無給休暇制度

1点目は多くの企業で普及しているので割愛しますが、2点目の時間短縮勤務制度について補足します。
上述の通り、末子が小学6年生まで最大で利用可能な点も非常にありがたいのですが、一般的には週あたりの勤務日数(5日など)や1日あたりの勤務時間(6時間など)が規定されていることが多いところ、弊社の場合は規定の範囲内であればそれらが個人が自由に設定可能です。
とはいえ、あまりに少ない日数・短い時間で設定してしまうと、現実問題あてがわれる仕事の選択肢が極端に減ってしまうため、一般的な時短勤務制度でよくある、週5日で1日6時間働くケースが最も多いですし、私もそうしています。

3,4点目の、女性ならではの体調不良に対しても非常に配慮して頂けるので、特に3点目の妊婦特有の健診や体調不良時の有給はありがたく使わせていただきました。
昨今、男性の育休取得率について話題に上がりますが、女性の育休取得率は8割とされるものの、実際には第1子の出産を機に半数近くが退職しているがあります。
つまり、出産に到るまで就労を継続できる女性が非常に少ないことが問題なのです。
その問題を解消するには、産後の制度を充実させるのみならず、極めて体調管理が困難な妊娠期の就労負担を軽減するような措置も必要不可欠なのではないかなと個人的には思っております。

■6、職場の立地・環境

私は先述の2節の通り、産後はクライアント企業のオフィスではなく、自社のオフィス勤務先のオフィスに出勤しております。
自宅から電車と徒歩で片道1時間くらいの立地にあります。

働く環境は、自社オフィスなのでクライアント企業のオフィスと比べると(業界にもよりますが)、比較的勤務時の服装の規定も緩くラフで、朝なども一般的な始業時刻の9時には出勤していないといけないという時間の制約もあまりなく、自由度は高いです。
ワーママにとっては、毎日送迎時に小さい子供を連れるため、子供に汚されても洗いやすい服、寄り道をされても付き合える歩きやすい靴や、荷物が多くても肩に負担の少ないリュックなどが許容されることは、とても心理的なストレスが軽減されることかなと思います。
子供の機嫌により想定外に送迎に時間を要して多少遅刻をしてしまっても、昼休みを削る等、自分の中で柔軟に時間をやりくりすれば良いという安心感もあります。
その代わり、高い専門性を発揮して成果を出すことが前提なので、自戒の念を込めていうと、今私の最大の課題は、小さい子供がいても勉強時間を確保することになりますね。

また、現在の部署・チームに所属する人たちの属性は、以下のような社員がほとんどを占めており、残念ながら私と同じような境遇の「小さい子持ちの女性社員」は私以外におりません。

・独身社員
・既婚で子供がいる男性(奥さんが専業主婦及び育児の主担当)
・既婚で子供がいない女性(子供を作る意思のない)

わずかに「ワーママ」もいますが、もう少し私より上の世代で、子供が小学生以上など、日々の身の回りのお世話からは解放され、育児の次のフェーズに差し掛かっている女性社員のため、先輩ワーママとしては心強いですが、現状の子供の日々の世話と仕事の狭間のやりづらさをダイレクトに共有で切るかという意味ではやや違うので、いかに部署内で疎外感を持たないようにするかが、自分の中での心理的な課題となります。
このような属性の社員が多い為に、技術の勉強会などが、だいたい業後の18時から20時くらいの間に開催されることが多く、ワーママにとっては怒涛の育児タイムと重なり、参加が困難なことも難点ではあります。

では、長くなりましたが、以下ではこのような働き方を満たしつつ幼稚園へ通わせるには、どのような条件が必要かを書いていきます。

■7、働きながら通わせられる幼稚園の最低条件

以下はあくまで上述の仕事内容・働き方を満たすための「私にとっての」必要条件であって、例えばフルタイム勤務が前提の方などにとっては一部異なる部分もあることはご了承ください。

1) 通常保育時間外の預かり保育があること(最低でも朝8時から夕方5時までの間)
※我が家の場合は職場から自宅付近までの通勤時間が約1時間、今の時短勤務の勤務時間が1日6時間のため

2) 夏休み、冬休み、春休みなどの長期休暇期間にも預かり保育があること

3) 平日に行う親の参加が必須な行事等が最小限であること

4) 親が作成する準備物が最小限であること(持ち物・行事用途のものなど)

5) 通園手段が徒歩や自転車以外にも公共交通機関もある(悪天候時)

上記の特に1),2)は、少なくとも時短勤務でも正社員が子供を預ける上での必須条件です。
一般的に、幼稚園は通常保育の時間が9-14時などといった設定が多く、水曜日はさらに短時間であったりします。
近所のママ友で、在宅勤務で通勤時間を必要としない方は、幼稚園の通園バスに乗っている時間もプラスしてギリギリ預かり保育を利用しなくても勤務時間を満たすという方もいましたが、ケースとしては希かなと思います。

3),4)は、仕事の時間をなるべく削る必要がないようにするという意味ではかなり重要な条件になります。
ただでさえ平日はあまり子供との時間を多く取れないのに、行事のたびに親に制作物を求められてしまうと、週末の貴重な子供との時間が削られてしまいますよね。
また、私の近隣の幼稚園(こども園)では、平日の保育時間帯に、親が子供の前で何か催し物(紙芝居を読むなど)をしなければならない園や、保育園でもPTA活動が盛んな園は親同士の集まりに週末の時間を割かなければならない園もあったりし、これもまた平日頻繁に仕事を休むのは困難ですし、上記同様に貴重な子供との時間を削られてしまうことになるので、なるべくこのような園は避けたいなと、私は個人的に思っています。

5)の通園手段も、徒歩圏内の近い園でない場合、自転車だけだと悪天候時に危険なので、バスや電車等も利用できる立地だと安心できます。
幼稚園は園バスがあるところもありますが、ワーママにとっては園バスが落とし穴になることもあると思っています。
なぜなら、園バスがあるような幼稚園は公共交通機関が利用しにくい辺鄙な場所にあることが多く、ワーママは基本的に預かり保育を利用することが前提になるので、その場合は自分で子供を園まで迎えに行く必要が出てきます。(園によっては預かり保育でも園バスで送迎してくれるところもあるのか?私は存じておりません。)
ですので園バスが楽なようで、ワーママにとっては立地は非常に大事なポイントになるかなと思います。

■8、働きながら幼稚園に通わせる上での懸念点

現状の仕事内容や働き方で、子供を幼稚園に通わせることが可能か?の問いへの回答は、かなり厳しいがやろうと思えば可能、でも余白は少ないかなと個人的には感じています。
前節の最低条件を満たすだけではやはり、ワーママでも楽々幼稚園に通わせられるとは言い難い懸念点は以下です。

週に2日、お弁当作りが必須であること
自転車で片道15分の立地
下の子(当然未就園児)は別の保育園へ送迎が必要であること

特に、最大の懸念点は、3つ目の別園送迎です。
我が家の場合は、幼稚園が隣の区にあるため、下の子を認可の(第2子は保育費半額の補助が出る)保育園へ入れるとなると、幼稚園とは別方向の保育園に入れる必要があり、別園送迎の負荷が非常に高いことが最大の懸念点となります。
この点については、「⑤別園送迎を乗り越えるための準備」の章で詳細に記載する予定です。

■さいごに

以上が、共働き家庭でも子供を幼稚園へ通わせようとしている我が家の私(母親)の仕事内容や働き方」と「その働き方で幼稚園へ通わせる為の条件・懸念点」です。

では次回以降は、なぜそこまでリスクを背負ってまで幼稚園に通わせることを検討したのか?について、「③悩みに悩んだ子供の教育方針」や「④保育園を選ばなくて本当に良いか」で記載予定です。

以上、ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

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