りえママン

向こう側に大きいバイパスが通って通行量が減ったのにぽつんと取り残された、うどんもラーメ…

りえママン

向こう側に大きいバイパスが通って通行量が減ったのにぽつんと取り残された、うどんもラーメンもカレーも焼きそばもあるドライブインのようなそんな人生。

最近の記事

優しくなければ生きていく資格がないと誰かが言ってた

中学生になったばかりのあなたが部活で柔道やりたいと言った時、そりゃあ母さんびっくりした。 だって、母さんときたら運動はてんでダメ。 跳び箱すれば顔から落ちて号泣。 ドッヂボールで突き指して骨にヒビが入ったし。 小学校のマラソン大会なんか6年間学年50人中50番以外取ったことなかったんだから。 それも49番からうーーんと離れた最後尾を先生に伴走されて走ってたのよ。 沿道で応援に来ていたよその保護者達が、泣きながら走る母さんに大袈裟に拍手と声援を送ってくるのが恨めしくてし

    • 体力自慢 総合病院へ

      しっかり糊付けされた封筒を手にあたしはA病院の電話番号を調べた。 善は急げという。 ぐずぐずしているとこの受診しようという決意もさらさらと壊れていきそう。だって日銭稼がなきゃ。 なのに、あの時もっと急いどけばこうはならなかったのに・・・と後悔するイメージばかりが膨らんでいく。 何より、この爆弾封筒を抱えて生きていく自信がない。 封を開けたくなる。 開けた時に自分は絶望的にならないのか。 1日でも、一瞬でも早く病院へ行こう。 明日受診できるかというあたしの問い合わせに 明日

      • 体力自慢 脳神経外科へ

        さて、検査してみるかと決意したものの。 何科を受診すればいいのか。 病院にはあまり縁がないのでよく分からない。 正直いうとここ数ヶ月、自分の身体で色々な違和感は感じていた。 味覚異常、舌の痺れ、呂律が回らないこともたまにある。 朝起きた時のむくみ。 手の痺れ。 ひどい肩こりと背中痛。 疲れやすさは年齢のせいか。 息苦しいのも梅雨時期の長雨からの猛暑とマスク生活によるものかと。 その中で最も気になったのは舌の両側が痺れているような感覚。 滑舌が悪く呂律が回らないことも

        • 体力だけが自慢のはずだった

          初めにはっきり指摘したのは娘だった。 「ねえ、なんでそんなに目が腫れてんの?」 その日は娘とゆっくりお出かけの予定で、コスメ好きな娘は普段ほぼノーメイクで過ごすあたしにアイメイクをしてくれていたのだ。 え?そう? でもやっぱりなと思った。 ここしばらく朝起きたときに目が開きづらい、実は手もむくんでいる気がする、それどころかしびれを感じることもある。息切れもひどい。 そんなことを話してると「なにそれ、早く病院行ってよ。」と少し怒った横顔で彼女は言った。 「はいはい。

        優しくなければ生きていく資格がないと誰かが言ってた

          生きる喜びと欲の皮を両立させてnoteを始めた話

          タイトル通りである。 noteの存在は知ってた。 たまにツイッターでクリエーターや事業家たちの素晴らしい投稿を見るし、今日も朝からとあるnoteに涙してたし。 素晴らしいアングルの写真、深い芯のある思いを持った人達、研ぎ澄まされた言葉。そんなイメージ。 まあ、脳みその一番浅い部分からだらだらと言葉を垂れ流すのがメインのあたしには関係のないツールだと。 しかし今日noteを始める。 なぜなら9月9日だから。 今日、あたしは朝からとある大きな病院にいた。 最近、生

          生きる喜びと欲の皮を両立させてnoteを始めた話