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妊娠までのこと|検査や職場への相談

ちょっと振り返って、妊娠までのこと。

もともと私は、30歳までに子どもがほしいと思っており、夫(当時は彼氏)にもそう伝えていました。
世代か土地柄か、自身含め周りにも、2人・3人と兄弟の多い友人が多く、漠然と "そういう家庭" を築きたいという憧れがあったのかなと思います。
年齢はただの区切りで深い意味はありませんでしたが、体力的な不安があったので、少しでも若いうちがいいなとは思っていました。


■産婦人科への相談

生理が始まった頃から、周期は割と規則的でしたが、痛みが年々増しているように感じていたため、数年前から月経困難症の治療目的で低用量ピルを服用していました。
そのため定期的に産婦人科へ通っており、名字が変わったタイミングで、妊活についても相談に乗るよと言ってもらっていました。
ちょっと話は逸れますが、先生曰く、鎮痛剤が必要なほどの生理痛があるというのは、子宮内膜症など、何かしら異常が進行している状態なので、年々鎮痛剤を飲む頻度や量が増えているのであれば、一度きちんと検査した方が良いとのことです。

私は結局、妊活と呼べるようなことはしませんでしたが、事前にブライダルチェック的なものを行いました。
〈流れ〉
①風疹・麻疹・水疱瘡・ムンプスの抗体検査(採血)
②抗体検査で基準値未満だったムンプスワクチンの接種
③ピルから当帰芍薬散へ切り替え(月経困難症の治療継続のため)

子どもの頃に予防接種を受けており、どの病気にもかかっていなかったので、薦められた4つ全ての抗体検査を受けました。
体質によっては、年月と共に抗体が減っているというのはよくあることらしく、受けてよかったなと思いました(検査費用は全部で3万したけど…)
また生ワクチンの場合、接種後数ヶ月は妊娠NGなので、その辺も踏まえて早めに検査することをおすすめします。
私もムンプスは3ヶ月空けるよう言われました。

当帰芍薬散については余談になりますが、漢方らしく苦くて得意ではありませんでした…。
あと朝昼晩の食前に3回って難易度が高すぎて、そこも苦手でした。
食前って、食べる30分前までに飲まなきゃいけないらしいです。食直前じゃだめなんだって驚きましたが、全然守れなかったです。

■職場への相談

ちょうど妊活を考え出したタイミングで、部署異動がありました。
もしすぐに妊娠したら、異動して間もないタイミングで休みを取ることになる…というのが非常に気がかりで、異動してすぐ、正直に相談しました。
ありがたいことに、異動先の上司がママさん管理職で、気にしなくていいから!と後押ししてくださいました。
部署の方には最後までたくさんフォローしていただき、本当に感謝しかないです。

女性の場合、物理的に仕事を離れざるを得なくなるので、人手不足なのにな…とか、まだ若手なのにな…とか、申し訳なくなることも色々あると思うんですが、キリがないですし、ある程度マイペースに生きるというのも必要なように感じます。

ただ、"子をもつ選択" をしたのは自分たち(夫含む)ですから、他人に対して必要以上に配慮を求めたり、子どもに対して「産んでやったのに」みたいな感情になるのは違うよなと思います。
それでも世間も会社の人もみんな優しくて、私は好きで妊婦やってるのに、助けてもらったことは数知れずです。
私もこれからは、困っている人には前のめりで手を差し伸べたいって思うので、世界はそういう優しさで回っているんだなと思います。

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