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ベイスターズ映画『FOR REAL2019』を観てきました

ククルクルルです。
DeNAになってから毎年この時期に上映しているベイスターズ映画『FOR REAL』が上映初日を迎えましたので観てきました。

FOR REAL を観るのは去年に引き続きこれで2回目。存在を知るのが遅すぎたし一昨年は「観に行きたいなぁ」って思いながら行くことはなかったんですよね。

去年(2018)は優勝候補に挙げられながらも4位でシーズン終了。作中では なかなか上手くいかないという、シーズン中の選手たちの葛藤や苛立ちといったものが多く取り上げられていた記憶です。
個人的に観るに耐えられないシーンも多々ありましたので、ドキュメンタリー映画故のリアルさを痛感しました。

対して今年(2019)はそういったシーンは少なく、春先の10連敗の時などは別のアプローチでこの苦しい状況を乗り切ろうとするシーンの方が取り上げられています。恐らくは採用されなかったシーンの中には、去年と似たようなものは沢山あったと思うのですが、取り上げ方編集の仕方によって大分作品の印象が変わるというのが去年と比較して面白かったです。個人的には今年の編集の方が断然好き。今年はあと少しで優勝までいった2位、22年ぶりの2位で球団初のCS主催というだけあって、編集内容も球団の成績に連動する部分もあるのかもしれません。


さて、内容につきましてはネタバレになってしまいますので詳細は書くことは出来ないのですが、ネタバレにならない範囲で書いてみようかなと思います。
今作は筒香選手を中心に編集されていて、筒香選手のシーズンにかける思いは勿論のこと、周りの選手との関係性なども多く取り上げられています。それは選手だけではなく、監督・コーチ・スタッフ・ファンと、横浜DeNAベイスターズにとって筒香嘉智という人がどれだけ大きな存在なのかというのを再認識することができます。
恐らくですがFOR REALを1作目から観ていたファンからすると、去年までのと今年の筒香選手の映像を比較してでの、彼の成長というのも感じ取れるかもしれません。僕は一昨年以前の作品は観てないから知らんけど。
そして、その筒香選手は2020年シーズンからメジャー挑戦が既定路線となったあとの他の選手の意識の変化。ある選手が「筒香がいないとダメだと言われるのが嫌だ」と言ったシーンがあったかと思いますけれど、他の選手が取り上げられているその奥にもやはり筒香選手の存在を感じさせるような、全体を通してそんな編集となっています。
勿論、個々としての成長や意識の変化、葛藤。そういったこともクローズアップされていて、プロ野球選手と言えども ひとりの人間としての姿も各選手取り上げられていますのでファンにとっては見所の多い作品かと思います。

成長という観点でみれば、カメラマン等のスタッフのそれもあるかもしれません。
パンフレットを購入して上映前に一通り読みましたけれど、その中に「選手との距離が縮まった」といった内容のことが書かれています。人は基本的にはよくわからない人に撮られるのは嫌ですが、心を開いた人であれば普段と違う姿も出してくれるものだと思います。作中で取り上げれることはありませんが、カメラマンなりに「良い映像を撮りたい」という影の努力のようなものがあったようです。その成果かどうかはわかりませんけれど、カメラマンさんと選手との距離が縮まったことで、より選手のREALを映し出すことが出来た部分があるのではないかと推測できます。だって去年のはいろんな選手から「撮るな」と拒否されてましたけれど、今年はありませんでしたから(勿論そういう編集だったとはとも思いますが)。
他にもラミレス監督をはじめ、横浜DeNAベイスターズ全体の成長というものを感じ取ることが出来てとても良い出来の映画だと思います。

全体を通してみて本当に出来がよく、上映終了後には拍手をおくりたくなるような、そんな内容でした。ベイスターズファンは勿論、野球ファンの方にも観て貰いたい作品です。是非劇場に足を運んで観てみてください。横浜DeNAベイスターズというチームの印象が変わると思います。

ククルクルル





さて、追記として、ネタバレにならない程度の個人的見所。
人間だけではなくて、ロッカールームなど細かいところも見ていくと面白い発見があります。
勿論人間も面白いんですけどね。そんな個人的に面白いと思ったもののキーワード的なやつをツイッターに書きましたのでこちらでも載せようかなと思います。



あと、映画の内容とは直接は関係ないですがこちらも


ククルクルル
twitter: @kurukukukururu



noteでのホットサンドメーカーを使用した調理関係や、youtubeでの動画製作関連に使用したいと考えております。特に動画の方では過去作品のバックアップ用のHDDが定期的に必要となりその費用で活動費が制限されているのが現状で、サポートにより活動の場を広げられたらと考えています。