スクールアイドルとシャニマスが関わった今こそ広めたい『相合学舎』の綺麗さ
異次元フェスの感想とか書きたいんですけど、その前にどうしても書いておきたい曲、『相合学舎』。
相合学舎いいんですよ。色々と。
相合学舎を歌うのは、アイドルマスターシャイニーカラーズから、放課後クライマックスガールズとノクチル。どちらも学生のユニットです。
手始めに
この屋上、学生特有の制限というか、閉塞感を表しているようで素晴らしい。
放課後クライマックスガールズの『夢咲きAfter school』でも、この閉塞感は
「制服って なんか不思議 愛らしくて たまにキュークツ」
という歌詞で表現されている。
まったく、良い感性してやがるぜ。
学生特有の距離感
いい一節。
最初の解釈としては、切れ端に感謝してるのかな、いいなだったんですけども……。
歌詞見る限り切れ端を使って、ありがとうを伝えていますね、友に。いいね。
授業中の手紙っていう、誰しもが見たりやったりしたことあるであろう物に訴える。
浮かびますね、情景。
「今」は尊く、儚く、綺麗
ここ好きポイント!
改めて、相合学舎は学生が歌うんですが、やっぱり数々の作品のテーマにされるように、学生時代って尊いんですよね。
限られた時間、全体的に近い人間関係、特殊で閉鎖的で不自由な社会。その中で何をするのか、学生は迫られる。そんな尊い時代でも、忘れられる、しかも未来の自分に。なんと儚い表現でしょう。
しかしこの表現がより、青春時代の尊さを際立たせてるようです。「今」何をするのか。
思えばノクチルの歌に「今しかない瞬間を」ってありますし、ここは意識されてるところなのかもしれないです。他の誰のでもない、未来の自分のものでもない、今の自分だけの「今」。
そういうところの尊さ、儚さ、綺麗ですね。
ノクチルの良さ、綺麗さ、美しさってこういうところですよね。
あっ!?ですよねー!
Pさんやっぱ分かりますか!花火の時おっしゃってましたもんね!!はい!はい!
いやー分かるなぁー!!!!!
ノクチルの美しさを表した、Pの言葉、『天塵』より。
『
暗い波間に、
ときどき花火の明かりに照らされて
小さく光っているあの子たち
夜光虫みたいに
かすかで、不安定に揺れていて———
———なんて伝えればいいんだろうな……
こういう美しさのこと
』
綺麗に綴られた、いい言葉です。
おわりに
僕のオタク人生はラブライブシリーズに起源を持ちます。
今この瞬間の、自分たちだけの青春を謳歌しようとするスクールアイドルに惹かれて、この世界に入った人間です。
だからより一層、シャニマスのこの曲が大好きです。
異次元フェスをきっかけにノクチルのエモさ、みたいなのを感じてくださった、スクールアイドルのことが大好きなみなさん、「アイドルマスターシャイニーカラーズ」ってゲームを、えらく文学的な物語を読むためだけにでも入れて欲しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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