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SSF07/イープロふりかえり

SSF07、大阪Iris Projection、それぞれお疲れ様でした!
6/23のイベントと7/7のイベントにどっちも乗り込んじゃえ、とだいぶ思いきったことをしてしまいましたが、やりがいのある期間でした。
今回は7つの合同誌に参加し、寄稿が1本、自作が1作、それになんかコピ本も通算で3冊も書いてしまい、原稿にしっかり苦しんだのも良い思い出です。
仲良くしてくださった方、特にSSF前にBBQご一緒させていただいた皆様、イーリス後に焼き鳥ご一緒させていただいた皆様、合同の主催者様方、テツさん御一行皆様方へ、改めてお礼申し上げます。(肉食ってばっかだな)

大阪の大地を踏んだ透ぬい

今回は語ることが多すぎます。12本もなんらかの何かを書いたので、それらの解説だけでもう一冊できてしまいそうな心地。
私のつくるものは韻文がメインで出来事を曖昧にしていることも多く、二次創作においてはモノの雰囲気もさりとて、きちんと意図を伝えることも大切と思っていますので、畏れ多くも以下にて自作のご紹介をさせていただきます。
ぜひそれぞれの合同の、他の参加者さまの作品もお読みいただきつつ、本note片手にお楽しみいただけますと幸いです。
また、これまで作った同人誌についてはメロブにて委託しております。私のつくるもの、特にカップリングに関わるものは同じ世界線で書いているため、よろしければ下記よりご検討ください。
・メロンブックス/ニトーヘン

https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=117967

新刊の絵本も置いてございます。
また感想もぜひお願いします。
・マシュマロ

ぜひ。

寄稿いろいろ

283プロTS/男体化合同

・摩美々クンのメル画
メル画、絶対みんなやってくるだろとネタ被りにひやひやしてたんですが、自分だけだったので安心しました。
樹里や千雪やはづきでもテキストを用意していたんですが、メル画のフォントを探すのに時間を食ってしまい絵を書く時間がとれず、一番良かった摩美々だけで参加しました。
メル画って良い文化ですよね。自分は当事者ではないのでその当時性はわからないのですが、推し(と表現していいのか?)が自分のために独占欲全開な文面を一方的にぶつけてくる。味わい深いです。一過性のジュブナイルな病にするべきではない。メル画は形式として残していくべきです。そんな思いでした。
本来のメル画ではやり取りはないのかもしれませんが、今回はやり取りが挟まった体で作りました。言及されていない領域があった方がどきどきできるなと。

郁田はるきふわふわ合同

・まくま
桜花拾いいですよね。
今回寄稿した詩のなかで一番できのいいものが書けたと思います。というか、最も二次創作ぽさを消した内容です。はるき1名に完全に焦点があたりきった合同だったので、そのくらいやってしまってもいいかな、と思い。いわばイメージソングですね。
水ってとても便利なモチーフで。さまざまなコミュでも登場しますが、はるきのコミュにおいての水の描かれ方が他のアイドルのそれとは違うなと印象に残ったのが始まりです。はるきの、インプットにおける強欲さというかエネルギーを得ることへの良い意味でのぎらつきというか、そんな力を感じました。あさひや透は色んな過程をすっとばして宇宙に行くけど、はるきは自分で階段を築きながら着実にペースを上げて駆け登っていくイメージ。最終的に桜花拾のスチルの場面に終着する手短な旅を想起しました。

コメティックオールジャンル合同

・ひかり、いろ、くろ、および熱
コメティックは、各々が黒への異なるアプローチをしていると考えます。
 色の三原色、CMYの混色(=黒)としての黒 :はるき
 光の三原色、RGBの混色(=白)としての黒 :羽那
 色のK(=黒)としての黒 :ルカ
というように。
ルカが最も純粋であり素直な色をしているのが好みな解釈です。また羽那が光における黒(=混色)を体現した存在というのが、なんとなく危うさがあってこれも好きです。はるきは言わずもがなですね。3人それぞれが色としての共通点をもっている、良いチームだなと思います。いまのところ混色組が仲良いイメージですが、ルカとはるきの組み合わせももっと見たいですし、ルカと羽那の真逆さが生む悲劇も見たいです。

 「ごめん、ルカちゃんの言ってること全然わかんないや……行くね」

1話目は羽那の詩です。ハナムケの花束をイメージしつつ、羽那の言葉足らずさというか共感性への信頼の置き方を想起しました。木綿のハンカチは木綿のハンカチーフですね。安直です。
2話目ははるきの詩です。イマジネーションが湧いた時にそのままわっと話し始める雰囲気を出しましたが、はるきは最初のイメージと比べて随分と自分の考えをしっかりと咀嚼してからアウトプットするなといういまの印象なので、ちょっとわーっとなりすぎだったかもしれません。こういう息継ぎなしに書くやり方は舞城王太郎リスペクトで、しばしば練習してるんですがなかなかうまく決まらないですね。ちなみにこれははるきから羽那へ語りかける話になっています。
3話目はルカです。諦念からくる口数の少なさです。安全で完全なくろ、というのがまさにルカの体現する黒なのかなと考えています。ルカが姿を変えた彗星が、冒頭の羽那の視界をなぞっているような、そんなイメージ。ちなみに脳内でずっと『暗闇でDANCE』が流れていました。わりとコメティックって情熱的な歌とダンスを展開するし、ああいうはちゃめちゃな雰囲気の曲って合うんじゃないかなと思います。
コメティック実装初期で材料が少なく、できる限りのことをしましたが今なら違う書き方になるかもしれません。でもこれが、まさに初期の解釈ということで、よかったなと。

人魚の煮付け合同

・No. 149,600,000,000,000,000
『149,600,000km』いいですよね。
シャニマスにはまったきっかけのひとつまであります。初めて聞いたとき「ソナチネじゃん!!!」ってなりました。
これ流しときゃいい感じになる、な曲をシャニマスくんは抱えすぎで、そして気安く使いすぎだと思います。
その曲から想起して、地球と太陽の間を何度も何度も寄せては返すノクチルたちの歌声に重ねました。
歌の歌詞やコミュの名前を散りばめた、いかにもファンメイドな詩ですね。
尽きかけの電池で回るハンディファンはち〇かわ原作準拠のイメージです。(電池を登場させたかった)
ちなみにタイトルで000を重ねたのは【poool】のオマージュです。四人分の千度の繰り返し。またイラストは二本の波線を波打ち際として、永遠を象徴する海のなかにいる円香と、それに入らなかった、もしくはためらった三人の足跡でした。なにかのきっかけでひとり人魚の肉を食べてしまった円香が、ほかの3人の遺物や痕跡を永遠に愛し続けている構図です。
人魚の肉はノクチルとの相性がよすぎて本当はやりたくなかったんですが、思いついてしまったので、つい。合同への寄稿ということもあり、分かりやすいモチーフを選択したこと自体はよかったと思っています。
本当はひとりだけおばあちゃんになった透と高校生のままのほか3人の記念写真を書きたかったんですが、おばあちゃんを書く画力がないのと若干解釈不一致なのでやめました。

ノクチル反省文合同

・干潟の生態系を壊してしまったことについて
反省文のテキスト24行以外はすべて主催さん側からご提案いただいたものです。一番フォーマルなのを頼む、と言ってまさかメール文まで肉付けしてもらえるとは思わないじゃないですか。たいそう驚いた記憶。
反省文と小説とを提出できるフォーマットでしたが、なら400字詰めの詩を書けばいいじゃんと今回は反省文だけにしてしまいました。反省。
透のやらかしって、天災級だと思うんですよ。まさに。そういう思いで巨大にしました。もしも透が無名の怪獣ならば。
シチュエーションとしては円香の【射陽】「たそがれ」と同時刻です。そのため屋上に円香と果穂がいます。果穂が夕日の方を指したのはなんでですかね。たぶんでっかかったからです。夕日が。
一応ですが透が「やべ」と気づいたのは自分の服装のことです。スカートだったら危なかった。でも主題はそこではないので気にしないでください。ただのユーモアです。
この反省文を書いているのは当該事件後なので、樋口や小糸が透にちょこちょこ口出しをしている形になっています。雛菜は恐らく関心がないので作中には登場してませんが同じ空間には居るはずです。
渋滞を整理するのはクレイジーゴンですね(あれは食べてますが)。『霧子と小糸が口づけする本』でもメトロン星人を引用しましたが、詩的な空間と怪獣たちって異様に相性が良い。恐らく、怪獣そのものが空想とシュルレアリスムの化身だからです。あれこそがデペイズマン。巨大であることの異質さが不思議と受け入れられている空間。今回はそこに透を立たせました。
最後は詩の魔法が解けて、サイズがもとに戻ります。自分の足によって踏みつけられた生態系。無意識の虐殺。きっと湿地の生き物はそんなことではびくともしないでしょうが、透にとっては、自分が誰かの居場所を奪ってしまう状況はショッキングなはず。アスファルトを踏み潰しても気にしない。でも、例えばそれが自分の好きな映画館だったら。このエゴイスティックな人間味が垣間見えるのが透の魅力だと思います。円香を手のひらで弄んだことには気づけないのに、湿地の生き物には「ごめんなさい」と心の底から謝罪ができてしまう。無自覚な無邪気さが愛しいなと思った次第です。

283プロユニット越境自作&交換合同

・かわたれどき
なにげに果穂ちゃんを初めて絵に書いた。果穂と円香や小糸(霧子)のアウトラインを一筆書きにしてるのは、一筆書きが好きだからです。あとふたりの人物の関係性がひとつながりで隔たりなくとかなんとかかんとか。
果穂&円香は上述にもありますがご存知【射陽】は「たそがれ」を下敷きにしつつ、お馴染み『ゴドーを待ちながら』をイメージしてプロデューサーをただ待つふたりの夜明け前の時間を書きました。
果穂ちゃんに語り部をしていただくにあたり小学校で習う漢字を調べましたが、習わない漢字たちの中で、あ、これは習うんだ、とか意外な漢字がちらほらあって面白かったです(灯、とか)。習うものは漢字に、習わないものはひらがなにするのが地味に大変で、果穂ちゃんPは大変だろうな、、、としみじみしました。どこか間違っていたらすみません。最終行だけ漢字とひらがなのルールを無視したのは、円香が真に待っている人物がプロデューサーではないことを示すためです。「誰かを慕うあなたの横顔を慕う」というシチュエーションが好きすぎるので、やってしまいました。お許しください。円香のポエムを一生懸命に反芻する果穂、いいよね、というおはなしでした。

・うしみつどき
霧子と小糸は、再び自作『霧子と小糸が口づけする本』と時空を同じくするイメージで書きました。表紙は上述の通り、小糸の姿をした霧子です。百合の原動力は「他者と自己の同一視」や「同一化願望」「ナルシシズム」にあると思っているので、これは小糸から見た夢の中の霧子です。小糸は自意識がきちんとしているので、ここで自分が霧子の姿になってしまわないのが彼女の強さですね。私の解釈では霧子と小糸は蠱惑的な捕食者と賢明な被捕食者なので、最終的にふたりが結ばれる結末はありません。しかしこの、ひとときの誤った逢瀬の放つ毒香がかぐわしいと思い、落とし込んでいます。
絵本のくだりは砕いて書きすぎたと反省しています。もうすこし言葉を尽くした方がよかったけれど、合同への寄稿の個人的な文量目安的にあまり書き込みたくなかったのでそうしました。誰でもさくっと目をとめられる粒度と情報量にしたく。
あとがきでも書いてますが、これはみんな大好き「あくがる」のおはなしなので、霧子が好意を投げかけていますが、現代の私たちからすると夢中になっているのは小糸の方ですね。この危険なワルツが小糸を大人にしました。
ちなみに、果穂円香と霧子小糸とでそれぞれタイトルを「かたわれどき」「うしみつどき」と合わせています。異なる時間の異なる逢瀬でした。

シャニマスぬいぐるみ合同

結論までだいぶ長くなります。
シャニマスを始めたのは、Pinterestでショートヘア美少女のイラストを探していた時に樹里ちゃんに出会って一目惚れしたことが最初のきっかけです。
当時、『それでも町は廻っている』の紺先輩にハマっていて、初恋が『武装錬金』でホムンクルスに寄生された斗貴子さんなこともあってか前下がりショートな髪型が本当に好きで。前下がりどころかショートなだけで八割増に可愛く見える病にかかっていました。さらにメンズカジュアルな服装をしているともう完全にだめで。その点で樹里ちゃんは完璧にど真ん中でした。
そしてほいほい始めたシャニマスで出会ったのが浅倉透です。彼女のもつ文学性や間合いにふたたび完璧に心を射抜かれ、ワンツーKOとなったのが私にとってのシャニマスのはじまりでした。
つまりスタートラインはあくまで樹里と透なんです。
それがちょうどノクチル加入直後の5月くらいで、それからずっと透推しでやってきたんですが、恐らく、無意識下で刷り込みがあったんですよね。

幽谷霧子について。

ショートヘアでもボーイッシュでもないのに、何故かなんとなく好きな範囲に入っていて、何故かずっと気になっていました。
23年6月の歌姫庭園35で透×真乃の本を書いたのが隆盛のきっかけで。その日の帰りに思いついたのが下記のくだりです。

順当だな、とは?

何故か急に小糸×霧子が降りてきて(たぶん聖歌隊のコミュが念頭にあった)、そこから幽谷霧子に向き合いはじめました。たまたま23年9月に出た競泳水着のがちゃをいっぱつでツモってしまい、その妖艶さに感銘をうけ、誕生日に競泳水着霧子を書き、9月の歌姫庭園36で晴れて小糸×霧子の本を出し、10月の自由奔放霧子に心を捕まれ、なんか自由霧子漫画を書き、11月、SSF06の人魚の煮付け合同で霧子×摩美々を書いた頃には完全に心を掴まれていたのにそれに気づけずにいました。
12月に、ペンネームとサークル名を変えたときは既に霧子×霧子が自分の中にあって、TSUTAYAコラボで初めて霧子のグッズを買い、同12月にちびぬいをゲーセンでとったときにようやく気が付きました。

幽谷霧子のことを推していることに。

それからシャニソンでスクショを撮る楽しさに没頭してひたすら霧子が目を細めている瞬間を取り続けてiPadが容量不足でアップデートもなにもできなくなったり、家中のシャニマスグッズから霧子関連を発掘したり、年の瀬に霧子のコミュを全部読んでExcelにまとめたり、ちびぬい用に【鱗・鱗・謹・賀】の着物をフェルトで作ったり【かぜかんむりのこどもたち】のフィギュアを当日に確保してギミマス四コマを再現したりと爆走は続くのですが、

楽しんでやがる…

つまり、お分かりでしょうか。

もちほわの受注は、

とっくに終わっていたのです。

第2弾 ~2023年10月31日 23:59まで!!!!!!!!!!


この、苦しみを
合唱曲の歌詞風の詩に仕立てたのが
今回の寄稿作です。

・花のうた
もちぬいへの讃歌であり、
もうもちぬいは手に入らない空虚さ、虚脱感、そういったものを最終連にまとめた次第です。
楽譜記号dal segno(ダルセーニョ)はその前にあるsegnoの位置まで戻ることを指示します。通常はその繰り返しの数などが示されたり途中でそこから抜けられるようになっているのですが、ここでは「dal segno senza fine」。すなわち終わることなく記号に戻れという指示なので、この苦しみは永遠に続く、という意味で締めくくっています。
合唱曲テイストな詩を進めている中、いきなり音楽記号がはいってきたらぎょっとするかなと思って入れてみました。(急に現代詩的なアプローチをいれるな)

ちなみにぬい合同主催者スペースにて、恐縮なことに主催者さんに解説もいただいたのですが、最終連はお察しの通り「雪・月・風・花」を表しています。四つのモチーフのうち「花」だけ登場しておらず、題名を「花のうた」としているので、この花がさしているのが霧子ぬいだということを示しています。花が存在しないばかりか、物語上ではビル風すらなくなって、いよいよその残滓も潰えるのか、という雰囲気を目指しています。
(ちなみに本作は小学一年生までで使える漢字で書いているので月だけ漢字になっています。)
ぬいは恐らくもう手に入らないですが、ないなら自分で縫えばいいのです。あと仏像も彫ります。乞うご期待。

『春風と魔法乙女』

・魔女見習いと炎のグリモワール
世界観はハ〇ポタですが、やりたいことはN〇RUTOですね。やはり幼少期に植え付けられたジャンプによって「カッコ良さ」って定義されちゃうのかもしれません。(水遁と風遁で氷遁って、なんだよそれ……!)
語ることは山ほどありますが、これは小説なので読んでいただいたままでいいと思ってます。小説はぶっちゃけ得意では無いので、練習中ということで色々と多目にみていただけるとありがたいです。
一点だけ、結華だけが技名を言い放つのはちょっとこだわりです。技名って定義の確認によるイメージ(イマジネーション)のブレを防ぐ行為だと思うんですよね。一種のルーティンで。そういう厳密さをなにげに大事にするのはやはり結華かな、と。
阿今井もこさんのお話に続く、前日譚でした。

自作

『風・風・々・々』

想定していたよりずっと優しい話になりました。
いつも自分が心がけている以上に言葉選びが平易になり、児童書を書く心地で作った本です。
絵もそんなに得意じゃないので、ぶっちゃけ泣きながら書きました。表現したいことを書き始めたらなんかアニメーションみたいになってしまって、中学生の時に美術部でアニメを作ったことを思い出したりしました。人生ってわからないですね。
題名『風・風・々・々』は最後のページにありますように、『who・who・same・as me』と読みます。ちょっと無理くりでしょうか。
ぜんぶで霧子が六人登場するため、六角を象る雪の結晶をモチーフに持ち込みました。植物をみるフレームが六つに分かれるのもこのためです。また作中ずっと線が地面を這う表現は一次創作の詩集で試みたもので、趣味です。その他こばなしは沢山ありますが、小気味のよいところまで。

あとがきにて記したように、今回は【283プロのヒナ】を発想の始点としています。
AB型って、みんなから血をもらえるけど、自分では与えられないんですよ。それって、霧子の実存からするとすこし悲しい事実かなと思います。GRADのコミュしかり、福祉的な思考が霧子の根底にあります。自分が奪うだけの血、というのはつらいことです。でも、そこで思いつきました。てことは、同じAB型の自分になら献血できるのでは?と。
霧子のコミュでは、霧子の影が多く登場します。即ち、別の霧子ですね。リディアやきりちゃん、画家の娘のキリコなど枚挙に暇がありません。
【夕・音・鳴・鳴】のコミュなどが象徴的ですが、霧子の思想の根底に、どこか別の場所(時間や空間、可能性)であっても、存在が地続きであることへの希望があると考えています。つまりこれらはすべて、霧子そのものであって、別の場所にあるだけの、「同じ霧子」です。
自分自身になら、血をわけてあげられる、それは血を与える側の霧子としても、与えられる側の霧子としても救いでしょう。遥かな旅の中で自分の名前を忘れて風になろうとしている霧子の影のひとつが、ひとたびその名前を思い出したいと思ったとき、霧子から血と愛をわけられ、再びひとつになる。そんなおはなしでした。

カプ厨として、霧子の相手はやはり霧子しかいないな、という次第。パラコレが本当に楽しみです。どうかひとつのインカネーションとしての霧子に登場してほしい。君は上位概念。

コピ本3種

あほです

なんで三冊も作ってるんですかね。
MTGカラーパイ検討本と、noteにアップしているシャニP口癖本の加筆版と、シャニアニ2nd感想本です。
感想本に至っては見た翌日に大阪に行ってイープロ準備でぎったんばったんしている中で深夜ホテルで缶詰しながら書きました。表紙の絵はちょっと気に入ってます。
これらはいずれnoteでもまとめ直す予定です。
モノクロ8pイラスト1枚付きくらいであれば割とさくさく作れるなということが分かってしまったため、なにかリクエストなどありましたら是非お寄せください。

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました。
大変だった分、自分のキャパが増えて力がついたような気がします。
これからも精進しますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

最後にふたたびの宣伝です。
シャニマスのカプを詩で表現しています。
既刊は下記よりご覧ください。

・メロンブックス/ニトーヘン

https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=117967

感想もぜひ、マシュマロなどで。
(一番うれしいのはXで絡んでいただくことです!)
@kuru_simi

・マシュマロ

どうぞよろしくお願い致します。


繰るしみ拝


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