見出し画像

意外と忘れがちなこと

最近、スポーツをする上で気付いたことがある。
それは基礎が何よりも大事だということ。
先月、地域のバドミントンのサークルに入った。

しかし、メンバーは殆ど経験者でバド歴が長く上手い人ばかり。
対して自分は高校で1年、大学のサークルで1年ちょいやっていただけ。
サークルでは基本的に交代でコートに入ってダブルスをひたすらするのだけど、
周りが強い人ばかりでとにかく勝てない。ラリーが続かない。スマッシュを返せずペアに迷惑をかける。最初はずっとそんな感じだった。大学のサークルや友達とやっていたときは同じくらいの強さの人が多く、緩くやっていたから楽しかったけど、このサークルでは全くバドが楽しめなかった。

なぜ楽しめないのか。それは自分と他のメンバーとの差がありすぎて張り合えないからだろう。そこで自分はどうすれば他の人と差を埋められるようになるのか、自分のどこを治せばいいのか、他の強い人はなぜ強いのか、自分と強い人は何が違うのか、考えてみることにした。

試合後に自分のプレーを振り返ったり、休憩中に強い人のプレーをみたり、アドバイスをもらったりして、自分なりに強くなる方法を探ってみた。するとあることに気付いた。自分と強いひととの徹底的な違い、それは基礎を大切にしているということだ。

まず自分の毎試合のプレーを振り返ってみると良かった所より、悪い所の方が明らかに多かった。さらにその悪い所を深掘りすると、クロスヘアピンとか、難しいプレーを多用していて、それが結果ミスして相手の得点になることが多かった。周りの凄いテクニックや派手なプレーを次々に見せられて、自分も凝ったプレーをしなくては、、!という思いがあった。基礎を疎かにしていたのだ。それに気付いてからは基礎をとにかく意識するように心掛けた。初心に帰って、スマッシュやドロップやヘアピンを忠実に。するとミスが極端に減り、ラリーが続くようになったし、点差も縮まるようになった。ずっと大差で負けていた試合に勝てるようになったり、接戦に持っていけたりと、強い人たちと対等に戦えるようになった。するとバドを純粋に楽しめるようになった。この楽しさは大学のサークルや友達と緩くやっていたバドの楽しさとはまた違った楽しさだった。

自分はずっと強い人たち=スマッシュが速い人、難しいプレーを難なくこなす人だと思っていた。それは半分正解だけど、半分違う気もする。
スポーツにおける初心者と強い人との違いは、基礎が身に付いているかつ、大事にしているかの差だと思う。プレーの派手さやテクニックなど表面に目が行き過ぎると意外に盲点で忘れがちになるのかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?