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空いた手でショートカットを使おう!~surface proお絵描きのススメ2~

こんにちは、黒森よつばと申します。

今回はsurface proで実際にお絵描きするにあたり、あった方がいいもの、特に空いている手でショートカットを使うデバイスについて書きます。

書いていくうちにsurface pro以外を使ってイラストを描いている方でも十分に当てはまる内容になってきたので、windows PCでキーボードショートカットを使う方や、ショートカットデバイスの購入を考えている方にとっても参考になれば幸いです!

ショートカットはどう役立つか

ショートカットはあくまで作業の時短に役立つものです。
ショートカットを多用したからといって絵が上手くなるというわけでは勿論ありません。

ですが、たかがショートカット、されどショートカット。
私は強く主張したいのです。

時は金なり。

お絵描きにかかる時間が短くなれば、単純に描ける枚数が増えます。
そして一枚一枚のクオリティにこだわって時間をかけやすくもなります。
(大したクオリティのものを仕上げられていない私が言うのもアレですが……)

というわけで、私はショートカットを勧めたいのです。

お絵描き環境の紹介

私が絵を描く時の机をご紹介します。こんな感じ↓

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私の作業環境

(相変わらず写真下手でごめんなさい)
(机も汚くてすみません)

写真撮るときに置くのを忘れていましたが、もちろんsurface penも使っています。

surface pro 7を使う以前からキーボードショートカットを使っていたこともあり、無線キーボードを購入して今もキーボードショートカットを使っています
利き手が右手なので、左手でキーボードショートカットを使っています。

私が購入したキーボードはこちら↓

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持ち運びしやすい折り畳みキーボードがいい

デュアルモニター使うからタッチパッド付きがいい

これらの機能を備えたうえで安かったものがこのキーボードでした(確か3000円ちょいで買ったはず)。

ただ、今回の記事はあくまで空いている手でショートカットを使おうよ!楽だよ!!という内容です。そこは強調しておきます。

キーボードショートカットの例(CLIP STUDIO PAINT)

私はクリスタ(CLIP STUDIO PAINT)でお絵描きしています。
その時キーボードショートカットを使っていますが、最初に割り当てられたキーボードショートカットは変えていません。
ただ、使いやすいように追加で他のキーにキーボードショートカットを割り当ててはいます。

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私の作業環境

↑は実際の私の絵を描いている状況とほぼ同じです。
この状態だと右の”p” や ”:”などのキーが押しにくいのが分かっていただけるでしょうか。

なので新しく割り当てたキーは”a” や ”q”などの左のキーです。

例えば"a"には"取り消し"(つまりCtrl+zの機能ですね)、"q"には"やり直し"(Ctrl+yの機能)を割り当てています。
お絵描きしてる時にわざわざCtrlとの同時押しする手間が惜しくなったので新しく割り当てました。

元々割り当てられていたショートカットは色々あるのですが、私がよく使うのは↓

  • "space"→押しながらペン操作をするとキャンバスの移動ができる

  • "space+shift"→押しながらペン操作をするとキャンバスの傾きの調節ができる

  • "space+Ctrl"→押しながらペンを右にドラッグをするとキャンバスの拡大、左にドラッグすると縮小

このあたりのショートカットは本当に使えるので、キーボードショートカットを使う方は覚えておくことをおすすめします!!

ショートカットデバイス(左手デバイス)の例

ここまでさんざんキーボードショートカットについて説明してきましたが……。ここにきて他のショートカットデバイスの紹介です。

私は以前ノートパソコンで描いていた時代からそのパソコンのキーボードでショートカットを使っていたのもあって、今でも普通のキーボードをショートカットデバイスとして使っていますが、他にも使いやすいショートカットデバイスが色々があります。

皆さんも既に知っているものが多いと思いますが、私が購入を検討したものをいくつか挙げていきますね(無線キーボードを買ったので他のデバイスは結局購入していませんが)。
以下で紹介するものはすべてsurface proで使えるので、参考にしてください!

✅セルシス「CLIP STUDIO TABMATE」

クリスタ(CLIP STUDIO)だけで使う予定なら、それをリリースしているセルシスという会社から出されているこちらのデバイスも候補に入ると思います。
こちらが公式サイトです↓

bluetooth接続で使うお絵描き専用のショートカットデバイスです。空いている手で握って操作するデバイスなので、デバイスを使っている手をだらんと下ろしていても使うことができます。姿勢が制限されにくいのは大きいメリットですね。
ダイヤルや直感的に使いやすいボタンなのも良いと思います。
比較的リーズナブルな方なので(優待価格が使える方は特に)、金銭的なハードルも低いかと思います。

ただクリスタ以外での用途としては使いにくいらしく、汎用性は低いといえると思います。
私は「どうせ買うならお絵描き以外の用途でも使えるものがいい」と考えていた貧乏性なので、結局買いませんでした。

✅BRAIN MAGIC「Orbital2」「Orbital2 STERNA」

イラスト制作だけでなく、映像編集や写真編集もする方はこちらも選択肢に入ってくると思います。
クリエイター向けにつくられた片手デバイスです。
こちらが公式サイト↓

スティックとダイヤルで直感的に操作できます。
設定により、ペン先のフリックだけでツールを切り替えることもできるらしいです。プロのクリエイター向けに作られているため、かなり使いやすいデバイスだと思います。

ただ、これだけこだわって作られているだけあり、お値段がなかなかお高い……。ちょっとお試しで、というノリでいける値段ではないです。私は主に値段が理由で諦めました。

✅テンキー

テンキーというのはこんな感じのやつです↓

色々なタイプがありますが、オーソドックスなのは↑のような電卓みたいな配列のものです。
無線キーボードとテンキーとで割と購入直前まで迷ってました。

テンキーのメリットとしては机に置いていても幅をとらずコンパクトであることが挙げられます。
そして色々な会社が販売しているため、有線タイプやbluetooth接続できるもの、矢印ボタンもついているものなど、自分が求める機能を追求しやすいです。他のショートカットデバイスと比べてもリーズナブルに済ませやすいこともメリットですね。

ただ、やはりキーボードと比べると汎用性が低く、どうせ買うなら((ry と考えて無線キーボードを購入しました。

まとめ

お絵描きをしているとき、空いている手でショートカットを使うとより楽に時間をかけず描くことができ、もっとお絵描きが楽しくなります!!
ショートカットを使うためには、ショートカットデバイスを用意したり、既にあるキーボード等を活用したりすることなどが必要です。

特にsurface proは本体にショートカットを割り当てられるボタンがついているわけではないので、ほかにショートカット用のデバイスを用意する方が良いです。

ショートカットを上手く活用して、快適なお絵描きライフを楽しんでいきましょう♬

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