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日商簿記3級とかいう気楽で楽しい資格試験

日商簿記3級に受かりました。嬉しいね。
僕は今年の4月から勉強を始め、6月の検定で合格。案外行けるもんだなって思うわけですよ。てなわけでみんなも日商簿記やろう!

何で取ろうと思ったか

ウチの大学の経済学部では会計の授業が金曜1,2限に開講されています。
そこの教員曰く

「この講義受けたら6月には三級とれるよ」

って言ってたからその場のノリで即申し込み。
思い入れは特になく、翌日には申し込んだことも忘れていた程の気楽さで。受験料も安いしな。



簿記って楽しい!

勉強していく内に楽しさに魅せられていってしまう

まず、知識が増える喜び

売掛金(ツケ払い)とか、手形とか、当座借越とか、普段はあまり使わない言葉を使いこなせるようなる楽しさ。
減価償却とか名前だけ知っていて中身を知らなかったものを使いこなせるようになるのも楽しい。みんな小切手の使い方とか知ってる?当座預金がいるんだよ?

そして、計算の楽しさ。

きちんと貸借(帳簿の左右の金額)が一致して帳簿があったときの快感がヤバい。
電卓をカタカタたたくのも楽しい。
もともと珠算を長年やっていた身としては、計算自体が楽しいわけです。

しかしそうでなくても、大学生には簿記の計算は癒やしであることが多いのではなかろうか。

普段の講義で聞かされる難しい理論は一切無いのだ。

ベクトルの外積とか考えなくていい。
微分なんてしない。
ローレンツ変換とか出てこない。
信頼区間とか検定とかない。

単純に四則演算のみで行われる計算のすばらしさ。
つまり簿記では小学校の頃と同じ計算が出来ると言えよう。

文理問わず難しい方程式だの公式だのに辟易している学生は多いはず。
そんな人こそ簿記しようぜ!まぁ四則演算だからってすぐに立式できるかはわからんけどね!

費用

安いよとは言ってもお金は気になるもの。というわけで費用の話。
①受験料
3410円
②教材(大原のALFAという教科書、問題集、回答の3点セットと過去問)
4510円
以上である。8000円以下でいけるのだ。
ちなみに大学の講義として受けているので授業料とかは考えてません。テキストがぼちぼち優秀なんで自習で耐えるのでは。専門の塾とか行けば当然金はかかりますが、行かんでもいけると思います。
(僕も講義を寝てたり、スマホゲームしたりしていたがなんとかなったし。)

ちなみにこのALFAって教材は一般向けに売ってないっぽい。
メルカリとかで探しましょう。
安く売ってる人がそこそこおるんで問題はなさげです。僕は大学生協で正規購入しました。
簿記の授業があって、大原と組んでる大学なら学部問わず買えるかもしれないですね。

勉強時間

どれほど勉強すれば受かるのか。僕の勉強したおおよその時間を書いておきます。
①大学の講義90分×18コマ=1620分=27時間
(僕は4コマサボったので21時間)
②受験直前に3回分の過去問
復習込み120分×3=360分=6時間

合わせて33時間(27時間)まぁこのくらいですよ。独学でやれば暇な時間にも勉強できますし、この程度の時間は確保できるでしょう。
ネットの情報では50時間とも。確実に受かるにはそのくらい必要に思えます。
ちなみに僕は70点以上合格に対して、72点で受かってます。ギリギリやね。

さいごに

テキトーに何か頑張りたいとか、やることがないとかいう大学生に日商簿記はおすすめです。2級からしか履歴書書けないとか言うけど、自己満で取るならまぁ悪くないんじゃないかな。

(まぁ普通にTOEICとか勉強したほうが有意義だろうけどね)

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