リーダーとして意識したいWhyとHowとWhatの話

リーダーが意識すべきWhy・How・Whatというのを社内で話した。組織に所属していて、あなたがリーダーを任されるという状況を考えてみます。組織のサイズや型などは色々違ってくるかも知れませんが、あなたは上下左右の周りの人(上司、部下、チームメンバーなど)を何かしらの形でリードして、ゴール・目標達成に導いていくのがミッションになります。

周りの人を動かすにはまず自分が動かないといけません、それは先頭を走っていくことかもしれないし、メンバーと並走することかも知れない、後ろから応援することかも知れないですが、最終的にみんなで決めたゴールにたどり着けばよいわけです。目標達成のために集まって動くわけです。

リーダーはWhyから考えるのは当然のことで Why → How → What をやるのが仕事です。Whyがなければ作業をやらされているだけになってしまうでしょう。周りから、いきなりWhatを求められることもあるでしょう。その時は「これをどうやって進めようかな」と考えると思います(How)。また「これはなぜやるべきなんだろう?」とも考えると思います(Why)。

自分一人で動くときはWhyから考えてHowとWhatを考えることは日々の仕事のやり方を変えたり、思考のトレーニングを行うことで出来るようになると思いますが、これが個人の問題だけでなく、組織の中で他者とのインタラクションの中でうまくできるか?というとなかなかできないこともあります。

組織(会社や部署)の意思決定に対して、あなたは突然Whatを受け取るかも知れません、受け取ったときに、すぐにHowとWhyを考えてアクションを起こすことができますか?Whyを受け取ることもあるかもしれません、その時にHowとWhatをすぐに考えて動けますか?考えるまえに、すでに考え尽くせていますか?あなたの上司が考えていることがわかりますか?受け取った時にはすぐにアクションできますか?

もし、わからないという場合はリーダーとしての役割が果たせていないということになります。例えばあなたの上司との関係を考えた時に、すべての考えていることを完璧に同期するのは難しいと思いますが、あなたにできることはたくさんあります。その中の1つとして、複数のWhyからWhatまでを常に考え続け、周りからWhyやWhatを求められた時に引き出しの中からすぐに出せるように準備しておくとよいでしょう。

組織では沢山の意思決定があり、情報を受け取った時に聞いていなかった、知らなかったことも出てくるでしょう。そのときにすぐに「こういうことですね!」と動いて、フォロワーシップとリーダーシップを発揮できることが重要です。最初は「やります」が多くなって、最終的には「やっておきました」が増えると目標達成に向けて物事がどんどん進捗するようになるでしょう。

  1. やっておきました

  2. やります

  3. やりたい

  4. なんでやらないといけないんですか?

常に複数のWhy・How・Whatを考え、状況に応じてリーダーシップ・フォロワーシップを発揮し、アクションの実行まで出来る人は結果として「やっておきました。やります。」が多くなると思っています。


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