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小説『コード・オリヅル』より、パーシャ(線画過程紹介)

こんにちは~。
私流・線画の描き方などのご質問をいただきましたので、久々にイラストを描いてみます。
拙作『コード・オリヅル』出演の九歳児、パーシャです。
使用ソフトはCLIP STUIO PAINT DEBUT(ペンタブ買ったらおまけで付いてきたやつ)

↓まず、なんとなくアタリをつけてから下描き。黒以外で描きます。
適当なのですぐ描けます。

パーシャ002

次にペン入れ。下描き線を薄くして、主線(輪郭)から描いていきます。
使用ツールは、アナログ時代の名残でカブラペンとかGペンとかが好きです。

……と言いたいところなんだけど。
PCの問題なのかソフトの問題なのかペンタブの問題なのかわかりませんが。
ここ数ヶ月、これらのペンでまともな線が引けません><
筆圧とか、入り抜きが全然反映されない。
要するに、力加減で線の太さを変えられないし、入り抜きという、線の端っこがすうっと細くなるような線が引けんということです。
何ペンを使っても、太さが変わらずベタっとしたサインペン状態になってしまいます。

↓調子が良ければ、右のように入り抜きが入るんだけど。
たいていは左のような言うこと聞かない線になっちゃいます。(方向までめちゃくちゃ)

線見本

仕方がないので、ベタっとした線を描いてから地道に修正していきます。

↓まずざざっと適当に描く。(カブラペンで描いてるんですが、ほんとにこんな線しか描けん…)

パーシャ003

↓修正後

パーシャ004

線にある程度の強弱・入り抜きをつけたい性分なので。
太さに変化をつけながら、描き足したり削ったりして、滑らかに整えていきます。
線がどうしてもガタつく場合は、曲線ツールを使います。

↓輪郭以外の細かい部分も、同じように多少のメリハリをつけて描きます。

パーシャ005

↓次に髪のペン入れ。
私はストレートヘア―なキャラが圧倒的に多いので、髪をサラサラにきれいに描くことには昔からこだわってたんですが…
ええ、もちろん今の環境ではペンできれいな髪なんて描けませんので(泣)
主に曲線ツールを使って描きます。入り抜きの設定もオンにしてあります。

パーシャ006

↓突然ですが、お恥ずかしながら12年前に描いたイラスト。

退治屋オエビ(20080222)

主線太いな…ってのは置いといて。
当時はCOMIC STUDIOを使ってましたが、髪の毛はこの頃の方がきれいに描けてましたね~。
ほぼフリーハンドの無修正。高速で描き込んでも線がついてきてくれました。
今は手の動きに全然ついてきてくれず、サインペン状態なので、ダメですね。

↓淡い色調の絵にしたいので、線の色を変えます。
部分ごとに線の色変えるの、なにげに初めて!

パーシャ007

↓色塗って完成~。
線画に時間費やした分、色塗りはわりと適当です。

パーシャ001

…とまあ、
「何でもいいからとにかくガシガシ描き込む」→「それっぽく修正する」を繰り返して、なんとか線画の形にしています。

全然ためにならない線画の描き方、お粗末様でした!m(_ _)m

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