創作活動 その後の近況

お久しぶりです。
前に書いたこちらの記事について今でも時々スキしていたただくことがありとても嬉しいです。

創作について思い立った時に何か呟く場所としてこの場所を残しているのもいいかもしれないと思いまして、前の記事をふと思い出したタイミングで最近あったことで新しく記事を書こうと思い立ちました。

最近創作に関して嬉しいことが二つほどありました。


一つ目 自分の目標としていた評価がもらえた


自己肯定感低め周り気にしい創作者の私ですが、色々と自衛をした上で好きなジャンルの二次創作をSNSで細々と楽しんでおります。
好きに推しを好きなシチュエーションで描ける能力(そのスキルが高いかどうかは置いておいて)を持つ能力者の特に嬉しいこと、それは描いたものに共感してもらうこと。

私「どうこれ萌えませんか?」
知ってる人&知らない人「わかるーー」
私「ヘケッ⭐︎」

そんな体験したら顔がニッコニコしちゃいますよね。照れるチョッパーの顔。まさにああなります。

創作者のサガなのか元々の性格なのかわからないですが、創作したものに対してこれくらい見てもらえたらいいなーとかこのシチュエーションを最高に自分の好きなフェイスで描けたらいいなとか、何となく超えたいハードル、目標を無意識に設定する癖があります。そういうのないですか?
それが段々数や頻度など上へ上へと本当に無意識にグレードアップしていきます。
それが達成されなくても一瞬ガッカリするだけで割と平気です。だって元々無の状態から始まってるから全ては加点方式という考えです。
多分それは二次創作という、同志が多い所で発表しているから共感してもらいやすい場所という点もあるかと思います。

そこでいつかこれくらい共感してもらえたらいいな♪っていうビッグなドリーム的数値を目標として持っていました。思わぬ作品でそれが達成されたことがあり、めちゃくちゃ創作意欲が満たされた瞬間があったんです。
勘違いしてはならない、これはジャンルの力であると戒めながらもその顔は照れたチョッパーでした。
ずっと描いてたらそういうでっかい数値もらうこともあるんだなーすげえと他人事のように思いながらも記念スクショ撮ったり、満喫しました。

その目標を思わぬタイミングで達成したので今は承認欲求が少し落ち着いた気分です。言わば凪の状態。私今凪いでる(?)

万年自己肯定感低め創作者なのですぐにまた何かに悩み始めるのは分っているので今だけ神絵師気分を味わいます。

二つ目 漫画のお仕事をいただいた

最近お声がけいただいて漫画を描いてお金をいただく機会がありました。
数年前創作意欲枯渇していた私ですが、細々と続けたことによって、プロの世界に片足浸かることになるとは。
正直そんな機会が来ると想定してなかったので、この記事を書きながら、そうなった要点をまとめてみようと思います。

①創作を続けていた
これに尽きます。めちゃくちゃ若いわけではなく、センスが煌めいている、て、天才だ!なわけがない私ですが、マイペースにずっと描いてます。漫画描くのを全面的に楽しいと思ってるわけじゃないです。しんどいしウソ私下手すぎ…?って毎秒思ってますが、そこは置いておいてとりあえずずっと描いていました。
幼い頃の夢は漫画家でネーム大賞や雑誌投稿も数回してそこで芽が出なかった良くある漫画家志望者の末路でしたが、本格的に漫画家になろうとすることは辞めても、ずっと作品作りは続いていたんです。
そう思うとやっぱり好きなんだろうな〜〜って実感しますよね。好きだから描いてます!趣味です!って胸を張って言うんじゃなくて、結果的にこんなに長く描いてるってことはやっぱりそうなのかなーっていうテンションの違い伝わりますか…?(どっちでもいいかもしれない)

②流行を受け入れようとする気持ちが前向き
これは客観的に見てそうじゃないのかもしれないですが、意識しなくても流行の絵柄や展開が結構好みだったります。つまり感性が子供寄り…?
絵柄も今流行の絵柄のように描きたいとか、こんな流行りのシチュエーション私もやってみたい!と進んで若い感性を取り入れようとする性質があるようなので、もしかしたらそれが良かったのかもしれないなーなどと思ったりしました。
そういう自分が目指してた方向性と需要がたまたま合ったという幸運なのかもしれないですね…。

感性が幼いから良いと断定しているわけでは無いです。感性が大人な面白い漫画も沢山ありますし、叶うなら大人の感性と子供の感性両方いいとこ取りのハイブリッドスペシャル面白い世界観で漫画描きたいです。
そうすると幼いって言い方伝わりにくいかな…。
レトロな絵柄、展開も良いですよね。それを好きな人世界に1人は絶対いるし。ただ割と皆新しいもの好きなので注目されるものは新しいものなのかなと思います。レトロおしゃれなのは一周回って新しいカテゴリなのではないかと。個人の感想です。

なので最終的にレトロを極めるにしても、新しいものを吸収しておくとよりいいスパイスになると思うので最新のものに対する興味を持つか否かは割と大事なのではないかと思います。
と言っても新しいもの全て全肯定全部食ってやるなんて気負う必要はないです。私も適当にスルーしたりしなかったりしてますし、好奇心はいつでも持ってたらいいよねというお話です。

それでも新しいものばっかり見てると疲れるぜ、皆ほど追えないぜ、興味ないぜ、という人もいらっしゃるでしょう。
全然いいです。無理して研究しようとするの良くない。自分のアンテナ、興味が大事、それに従いましょう。
(需要の多い世界で活躍したい多少無理してでも研究と鍛錬を重ねたい、という人は自分が納得するまで頑張れば良いと思います。その頑張る過程を楽しめたらいいですよね)

③やっぱり自分の作品が好き
上手い下手面白い面白くないじゃない。とりあえず自分の世界好きだ!!という気持ち、結構重要じゃないでしょうか。
勿論自己肯定感低め創作者なので、日によってえ、何この展開…無い…辻褄あってないじゃん…絵下手すぎ…何年描いてるん……私は一体何を生み出したの。というネガティブに陥ることもありますが、不器用でも辻褄合ってなくてもやっぱり自分の作品最高〜になれるの強いと思います。
お金ももらえないのに嫌いな作品描く虚無時間を好んで味わうドMはきっと少ないだろうし…。

色々考えながら書くと長くなってしまいましたが、創作意欲無くなった人でもそういう事もあるんだよと誰かへのちょっとした希望になればいいなというのと、プロの世界に入ったからには今出来ることを精一杯やるだけという覚悟の気持ちを残しておきたいというのがあります。

これからはプロとしてどうやって継続し続けるのかを考えていく必要があるので、考えることは一生尽きる気がしません。
今は漫画家になりやすい時代になったなと自分で実感していますが、なってからのその先をどうしていくのかは人それぞれ。
私の場合はさほど若くない年齢になっても描き続けているからこの先も描くんだろうなと漠然としたイメージを持っています。
なら、もっと描く時間を増やしたい、脳を創作に全振りしたい、じゃあどうするか?という問答を続けて、一生悩み抜いて楽しんでいきたいと思います。

でも漫画描くより楽しい何かを見つけたならそれに全振りする人生もアリだなと同時に思ってるので、自分の興味関心は1番に優先しようぜ周りに迷惑かけないなら自由に好きに生きていいという事を言いたいです。

明日急に自分の身に何かが起こり漫画が描けないという状況になるかもしれない、そう考えたら描くしかないなと思いました。今描いておかないといつ描けなくなるかわからない。そうしたら私の創作する世界が終わってしまう。
そう思うと描かずにいられなくて、今に至ります。

一ページでも多く描いて沢山の人に読んでもらうためにこれからもマイペースに努力していきたいと思います。頑張るぞ。


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