【コラム】人生は死ぬことと見つけたり

ふと思うと、最近、四コママンガみてないな、と。
昔はカリアゲくんとか、伝染るんですとか、OL進化論とか、よく読んでました。
かといって、四コマ漫画という文化がなくなったかというとそんなことはなく、今日もどこかでデビルマン、ではなく今日もどこかで四コマ漫画はつくられ、楽しまれているはず。

四コマ漫画といえば、起承転結です。
起承転結、北斗の拳の技の名前みたいですけど、ちがいますね。
物語を作る上でのストーリーの作り方のツボ、みたいなもの。
あ、秘孔もツボだし、起承転結はもう北斗神拳奥義ってことでいいかもしんない。

四コマ漫画は起承転結が一コマずつ当てはめられるので、ちょうどいいですね。
だからか起承転結といえば四コマ漫画、四コマ漫画といえば起承転結、みたいな蜜月関係が成立しています。

少し考えてみましてね。
たとえば、自分の人生に起承転結をつけるにはどうしたらいいか。

その前に起承転結についておさらいしときましょうか。
起:ストーリーの起こり
承:ストーリーの進行
転:イベント発生
結:落ち

簡単にいうとこんな感じでしょうか。
ではこれを人生に当てはめてみる。

まずは、起ですが、これはもう「誕生」で確定ですね。
この世に存在するということは「誕生した瞬間」はあるわけで、それこそが「起」であるといえましょう。
次に「承」ですが、これは「成長過程」ということですね。
学生時代から、ある程度人生が安定するまで、それを「承」とします。
次は、転はちょっと置いておいて、「結」について考えてみましょう。
これは「死」ですね。
人生の落ちは「死」でしかくくれないですから。

で、置いておいた「転」ですね。
「転」ってのが一番むずかしいですよね。
イベントもただのイベントではなくて、「結」に繋がっていくイベントでなくてはいけない。
結を落ちとするならば、「死」が落ちとして成立するようなイベントを起こさなくてはならない。

例えば自分の死によって世に平和が訪れるとかそんな展開が必要になるわけで。

なるほど。
ちょっと魔王にでもなってやるか。

この文章に起承転結がなくてビックリした。

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