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シンガーソング・ノーター。

やぁ、いらっしゃい。今日も来てくれてありがとう。

土曜日の夕方。いかがお過ごしだろうか。

というくだりを話すことがあるけど、
よく考えたらいつ見てるか分からんね。

まぁ、アップするのが土曜日18時予定だしいいよね。

その存在に気付く。


U氏はnoteを介して知り合った女性。

普段は正社員として働いており、
もう一つ「シンガーソングライター」としての顔を持つ。

接点が多いかと言えば、決してそうとも言えない。
時折、触れる事があれば、時折言葉交わす程度。

お互いがお互いを深くは知らない。

noteなんて基本的にはそんなものだ。
なんて思っていた時期もあった。

数ヶ月ではあるが、とある時期から私は「言葉には魔力が宿る」
というフレーズをよく使うようになった。

決して言葉では表現しづらいんだ。

ふと、ある時に接点を持つことがある。
それはいつも通り、なんてことのない些細な接点。

ふと、何かを感じさせるものがあった。
11月か、12月か。いつだったかは定かじゃない。

このピンクラベルは毎週一人の指定席。
感じた時から今まで随分と待ったもんさ。

noteには数千の接点を持つ人がいる。
その中でも一握りではあるが「魔力」を感じる者がいる。

U氏はnoteの海でひっそりと、
かつ激しく鼓動を鳴らしていた。

アーティストであり、クリエイター。


会社員であり、シンガーソングライター。
そしてnoteでの発信を行う。

頻度は週に3~5といったところ。
日常の記事を含め、オリジナルの弾き語り。

コレを毎週土曜日に発信する。

アーティストであり、クリエイティブ。
「文字×音声」の二属性。

文字一刀流の私としては異色ではあるが、
抵抗は一切ない。

開いた記事に音声リンクが貼られていれば、
まず聞いてみて、聞き流しながら記事を読む。

弾き語りというジャンルは希少で、
noteの中でも少数派な存在だと思う、だからこそ印象に残った。

「プロを目指している?」

『ぼんやりと思い浮かべてはいたけど本気ではない』

「理由を自己分析すると?」

『慎重すぎる性格ゆえ会社員が合っている。』

U氏は断片的に自身の事を発信する
僅かではあるが、定期的にそれを見せてくれる

意図してか、無意識か。
それは分からない。

ただ、一つ二つの記事を読むだけでは分からない。

アーティストなら楽曲を聞くと伝わるのかもしれないが、
その力を備えない私は記事から読み解いていく。

尖りの歌姫。


「微生物になりたい」

という自作の曲を持たれている。
ほう。なかなか変わった発想をお持ちのようで。

一番最初はそう思ったもんだよ。
でも個人的にnoteはちょっと変わっている方がいい。

有象無象の中でありきたりを語っていても、
なかなか覚えられないもんさ。

覚えたところで、振り返ると誰か思い出せない。
そういう事も珍しくない中で妙に刺さる表現だった。

「本当に微生物になりたいのか?」

という注釈記事が、弾き語り記事とは別に書かれていた。
ここだけを切り取ると、少しおかしくなるかもしれない。

U氏は尖った表現はあるが、良識のある人間だ。
ただ、着眼点が人と違うところが面白い。

微生物とは比喩表現になるが、一斉を風靡したコロナウイルス。
世界的パンデミックに陥れた存在。

もちろん、当時は大変だったが今となっては話せるところもある。

良い悪いは別にして、どうあれ世界規模に影響力を持ったというその一点。
この部分においてある種の尊敬の念ではないが、生まれ変わるなら何になりたいか。

それが「微生物になりたい」。

アートの表現は人それぞれ。独特の感性。

曲の起源。


U氏は語る。
オリジナル曲はどうやって作られているのか。について。

「ネガティブな感情から作られることがほとんど」

という。
これもまた、その部分だけ切り取ると些末な話になる。

この世の中、言いたくても言えないこと。
それに言うべきであっても環境がそれを憚ること。

往々にしてそういうことばかり。

決して「言ってはいけないこと」を言いたい訳じゃない。
「言うことで波風が立つ」ような事は敢えて言うべきでない。

でもそれだけじゃ心が詰まっていく。
U氏にとって弾き語りは自己表現、ストレス発散の手段にもなる。

言いづらい事を歌詞にしつつ、曲にストーリーを乗せて作品にする。
アーティスティックな自己発信。なるほど、こういう表現も面白いなと。

内容によっては気になってしまう人もいるかもしれない。
そんな時は多目に見てスルーしてほしい。

U氏はそう言って、捉え方に否定をしない。
どれだけ人に気を使ってきたんだろう。

ただ、印象としては攻撃的という感じではなく、
ネガな中にポジティブな願望を描いている印象が残る。

シンガーソング・ノーター。


「自分のこれからの音楽人生をどう見据えてる?」

『数年が勝負時』

U氏にとっても、弾き語りはやはり大切な原動力。
控えめな性格から、夢を遠慮してしまう節はある。

目標はメンバーシップで、ライブカフェの開催。

noteという媒体で自己表現をしつつ、
別プラットフォームも活用し、自分の活動を共有したい。

クールなお姉さんだが、芯に熱く燃える気持ちがある。

やりたい!でもお金を頂戴する…悩む。

ライブがしたいし、
ライブハウスでノルマに追われるのは本末転倒、望まない。

アナログなライブチケットの手売り販売ではなく、
クローズドな環境で発信。

リアルタイムで感謝を伝えたい。
それがオンラインであっても支障はない。

多くの人が「やりたい!」を我慢する中で、
一歩、気持ちの部分で前に歩みだす。

その気持ちが聞けてよかった。
我慢する必要はない、したいことに理由をつけて目を逸らす必要はない。

進む者と、留まる者。
行動の二極化が激しいnoteで、確実に芽は育っている。

私にはそれがたまらない。

これから。


始めたばかりの時期、
誰にも受け入れられなくても、ひとりぼっちでやる。

そう思っていた頃があった。
ささくれていた。

でも、見えないなりにも歩き出すと見える世界は変わる。

「こんな素敵な景色が見られるとは…」

必要以上に人と距離を詰めた付き合いはしない。
だけど、それがいい。多様性の時代、楽しみ方は人それぞれ。

「言葉には魔力が宿る」

初期の雰囲気と少し違うU氏の言葉に、
反応した記憶が今でも色濃く残っているよ。

音楽でご飯は食べられなくても、
音楽で焼菓子をたしなみたい。

そんなU氏は私の大切な友達さ。
いつだって応援しているよ。

願わくば、過去の自分の鏡のような人の光になれる。
そんな人の心をクリエイティブに紡ぎ出すアーティストへ。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ここまで読んでくれてありがとねっ!

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