脳ドックを受けよう。
やぁ、いらっしゃい。今日も元気そうで何よりだよ。
最近、本を読むのが更に加速する。
本はいいよ、先人の知恵がたくさん詰まっている。
なかなか読まないって人も多いけど、もったいない。
伝わりづらいけど、読んでみると広がることもあるよ。
三大疾病。
三大疾病とは、日本人の死因となる上位3位の「がん・心疾患・脳血管疾患」全般を表す3つの病気の総称とされる。
年齢、性別、生活環境によって大幅に改善も出来れば、悪化もする。
水面下では気付いているのかもしれないけど、
「私は元気だから」と何故か自分だけは大丈夫。
そんな根拠のない自信を持つ人も多く、
いざという時に大きな問題に発展する。
何故、自分は大丈夫だと考えるんだろう。
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それは、恐らくまだ体験したことがないことだから。
一度このどれかを体験すると、
その苦労や後悔からその後の生活が見直される事も多々。
でも、もう手遅れなケースも多い。
どれだけ伝えても伝わらない。
今回はその一例、脳血管疾患のお話だよ。
脳神経外科。
W氏は脳神経外科として日々運営をしている医師。
まだまだ若く、日本人の脳疾患について警鐘を鳴らしている。
クリニックはいつも忙しくしており、基本的には完全予約性。
一見さんを対応しているリソースが足りないほど、
日々忙しくしている売れっ子さんだね。
そんな「脳神経外科って忙しいの?」と、一見思いがちかもしれない。
確かに、お世話になる人ってそこまで多くないイメージだよね。
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内科や歯医者などに比べたらマイナーにも見えるジャンル。
それでも、毎日溢れんばかりの予約フォームへの問い合わせがある。
やはり、一回の疾患が文字通り致命的な症状になる。
その重さから、本人はもちろん。
周りの家族からの進言で検診を進められることも多いのさ。
脳に限らず健康診断、しているかな?
脳梗塞。
有名な症状としてはこの脳梗塞。
私の知り合いもこれにかかって、
緊急入院をしているケースを時々耳にする。
大体そこそこの年齢にはなっていて、
特に50を過ぎた頃の男性には注意が必要さ。
酒・タバコ・不健康。
基本的に一回やそこらくらいで
急にこんな重たい症状は出ないよね。
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原因は日頃の不摂生が継続的に積み重なって起こる、体の異変。
血管が詰まってうまく流れない。
この限度を過ぎてしまえば話しても呂律が回らない。
方向感覚もマヒして倒れ込む。
目を覚ましたら病院のベッドさ。手術も済んでいる。
朧げに倒れる辺りの記憶は残っているものの、それ以降は全然覚えがない。
まるごと記憶をカットされてベッドの上なんてこんな恐ろしいことないよ。
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私の知り合いも、典型的な脳梗塞予備軍だった。
タバコ、酒、不摂生。
三色同順。一発で病院送りさ。
本人的には酒はそんな飲んでない。
と豪語していたが、聞く話。
飲み会の途中で眠たくなって寝たり、吸える所でタバコを欠かさない。
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お金ないとよく言う割にタバコは吸う。
お金あるじゃんと言いたい。
私は喫煙家だからといって、どうこうは言わない。
社会情勢の動きもあって急速に狭くなる肩身も不憫とは思う。
でも、その上で謙虚に迷惑をかけず、
節度を持って楽しんでいる人に限定する。
禁煙をすると言い出して、
1日も経たない内にイライラして態度に出す人は相容れない。
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お酒を飲んでタバコを吸って、
気を大きくして声を荒げるなんて良くない典型例だよ。
そんな人が脳梗塞先生は大好物なのさ、
急に倒れてしまっちゃ周りにも心配をかける。
仕事や家庭にだって、迷惑をかけることもあるだろう。
自業自得と言われても仕方ないけど、
明日の我が身と考えたら事前策はたくさんあるもんだよ。
気をつけようね。
脳ドック。
例に漏れず、最近流行りの「脳ドック」。
W氏もまたこれを取り入れており、新規患者の予約はこれがほとんど。
コースによるけど、安くて数千円。高くても3万円くらいで検査完了。
最新機器を導入し、ドーム状の全身スキャナで体中の臓器や神経。
血管をデータで写し取ることが出来る。
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360度、全方向からスキャニングすることであらゆる血管の異常が発見出来る。
患者さんも見ることが出来て、特にヤバいとされる部分には強調表示も可能。原因の可視化はこれ以上無いほどの説得力。
これによって、現在脳の周りの大動脈のどこに血栓が出来ているか。
詰まりが原因で膨らんでいるかなどが分かる。
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脳梗塞や脳内出血が発生する前に見つかればラッキーさ。
事前にカテーテル手術も出来れば、血管内に薬を流し込むことで血栓を溶かしてしまうことも出来る。
一応、血がサラサラになる副作用もあって怪我をすると、流血量が増加するのが難点でもあるが、とにもかくにも脳梗塞を事前にパスが可能。
オプションで血液検査も出来て、がんの簡易検査とかも出来るよ。
その後は改善のために様々コンテンツをご用意。
管理栄養士による栄養指導。
理学療法士による機能訓練のリハビリ。
柔道整復師によるマッサージ。
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充実したコンテンツは来てみないと分からないよね。
脳ドックをトリガーに、色々改善方法を提案し選ばせる。
また強要はしないんだよ、しなければ脳梗塞先生だからね。
一度そのドアを開けた人は二度目に入る抵抗意識が大幅に低くなる。
ステキなマーケティングだね、勉強になるよ。
脳神経外科だけじゃないというところがミソさ。
後遺症。
脳梗塞で駆け込み入院となると、既に発症していることから完治は難しい。
ひどければずっと寝たきりだってあるし、半身不随なんてことも。
片手がうまく動かないくらいならマシなくらい。
また、人体は繋がっている構造上、
脳梗塞が起きる人は心筋梗塞だって連鎖することが多い。
というよりどっちが早いかくらいの感覚で、
セット発症の危険性は視野に入れておいた方がいい。
親戚のおじさんが亡くなった際、まさの心筋梗塞入院だったのに最終死因が脳梗塞だった。
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どっちも耐えられない程の激痛と言われている。
両方発症して亡くなるなんて無情にも程があるよ。
家族も仕事仲間も、そして自分自身も。
大事にしなければならない人は沢山いる。
テクノロジーの進化もあって、一回の手間で知れる情報は多くなった。
「めんどくさい」と「自分は大丈夫」という根底のバイアスが結局最後の壁になる。
取り返しがつかなくなる。
その前に自身や大事な人に、声をかけてあげることも必要かもしれないね。
願わくば定期的な検診を推奨しておきたいところ。
これから。
今回、途中の喫煙やお酒の振る舞いには、やや厳し目のトーンで話す表現をしたのは、実際知り合いが入院した際に多くの人に迷惑をかけたこと。
そして、自身の満心があまりにひどかったこと。
その事の重さから、伝えたい思いの強さで表現してみたよ。
喫煙家の皆さんには申し訳ない。本意を汲んでもらえたら幸いだね。
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とかいって、私はお酒やタバコは一切やらないけど、
不摂生には自信がない訳じゃない。
朝はしっかり健康面を配慮しているけど、一極集中の仕事のスタイル。
昼夜の食事の少なさ、シュークリームが多い食生活。
誉められたもんじゃないね。
シュークリームは正義だけど、取るべき栄養価は沢山ある。
今日から心がけるようにしよう。
これは私とあなたの約束さ。
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ここまで読んでくれてありがとねっ!
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