詩「星」

星の光を抱きしめた
夜空を見ていた衝動
突き動かされた刹那
腕の力が緩むのを待つ
時間は緩やかな波間を漂う
暫しの沈黙の後に呼吸を感じて自我のない涙が流れた
自分の体温を感じてゆっくりと瞬きをした

そして夜空を見上げる
星とは何だろう
星の光とは何だろう
抱きしめた仕草が愛おしい

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