詩「立夏」

新緑に
浮き足立つ心と体
ステップを踏もうか
歌おうか
それともあの子の手を取ろうか
それは少し恥ずかしいな
きっとあの子も照れるだろう

風が新しい芽吹きの匂いを運び
蝶々がひらひらと舞う

鳥たちが歌えば猫たちも歌う
散歩の途中の犬は尾を千切れそうなくらい振っていた

立夏

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