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空気を欲しがるのは詰まりのサイン

今年のあの暑い夏に、台所の排水が詰まって流れづらくなったときがあり、それは色々な問題が起きたんです。

私は、排水の竪管を取り換えるかどうかって議論が理事会であるくらい古いマンションに住んでいます。マンション自体は3年前くらいにフルリフォームしたので、室内からの排水管はすべて新品なので、課題は竪管にあるというのが業者さんの見解でもありました。

問題というのは、排水が詰まったのでとにかく流れが悪い。。。
室内エアコンの排水もつながっていることも分かり、エアコンから水が逆流するってのもありましたし、下水の臭いもかなりきつかった。

管理人に訴えたのも一度や二度ではないのですが、今回は色々とやばいことが伝わり、例の水道管業者を呼んでくれることになりました。

手動のポンプでつまりを解消しようとしたのですが埒が明かないの、長い針金のようなものを排水管に入れて、ぐるぐる回しながつまりを粉砕する手法(がとられました。もう一段強いものとして高圧洗浄もあるらしいのですが、古い配管の場合は穴が開く可能性もあり、今回はぐるぐる粉砕でやることになりました。

こんな機械で清掃してもらいました。黄色いところがぐるぐる回るんです。

カンツール ワイヤー式排水管清掃器 電動フレキシロッダーと言うらしい

このおかげで一応配管清掃が終わり、では流れるのかという検証作業に入りました。検証作業とは、シンクに水をためて流してみるという至ってシンプルな方法です。

流してみると、ボコボコと空気が出てきながら、わたしにとっては嬉しくなるスピードで水が流れていったんです!
私は、かなり流れ良くなりましたね!というと、

空気を欲しがってるな。。。
と聞き返したくてウズウズしてしまうかっこいい業界用語が飛び出して来たではありませんか!

空気を欲しがる、ですか?
とほぼ反射的に聞き返してました。

すると、
排水管に水が流れるときに横から見て下側に水、上側に空気の層に分かれているのが理想なんだけど、今の排水管はそうではないんです。水が流れてると同時に配管内に空気が取り込まれると排水がスムーズなんだけどそうではないんです。なので、排水管の中は良い状況とは言えないんです。
(醤油さしについている空気穴をふさぐと醤油が出てこないのと同じことだそうです!)

なるほど!
それを空気を欲しがるというのか!

そこで排水業者さんが流れを改善するための方法を教えてくれました。
今回大きな塊は除去したので、これから3つのことをしてくださいと。

  1. 排水口の前の生ごみ受けに市販のストッキング様のカバーを付けて可能な限り細かい生ごみを排水口に流さないようにしてください

  2. 毎日40℃前後のお湯をバケツ一杯流してください

  3. 1ヶ月に一回でいいので、市販のパイプ洗浄剤で洗浄して下さい

排水管洗浄から凡そ2週間たったのですが、1と2を実行して最近変化があったんです。

排水管が空気を欲しがらなったんですよ!

これってある意味バイオマーカーのようなもので、配管の健康度が高まっているのだと今は思っています。

素直に続けてよかった。

ただ、最後の最後に、このマンションは全棟での配管洗浄をしていないらしく、本当はそれはやったほうが良いんですよねと言われ、凹みました。。。

そこまでは知らなかった。。。
ちなみに、全棟洗浄の時は、下の階から順に上に進んで洗浄していくのだそうです。それは、詰まっているであろう堆積物が上からやってしますと途中で引っかかって大変なことになるからだそうで、下からやると上の階からのつまりがスムーズに流れて行けるのだそうです。

うーむ、奥深いです排水管洗浄。

そんなわけで、今日もお湯流してから寝ます。

皆さん、良い週末を!

この記事を読んでいただいたみなさまへ 本当にありがとうございます! 感想とか教えて貰えると嬉しいです(^-^)