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エッセイ:ぜんぶ

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愛犬の話、ニューヨークの話、ランニングの話などなど、その時々の気になったことをつらづらと書いています。
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2023年2月の記事一覧

敢えて、傲慢だと認めた上で善良に書く

まだ、日本って、こんな感じなんだ。 と、愕然とした。というのが、読書メーター、読んだ本ランキング1位の辻村深月の「傲慢と善良」の感想。すみません、傲慢な感想ですよね。 日本の恋愛・婚活事情の裏表をベースに、ミステリー要素も入れてのストーリー展開なので、結果が知りたいこともあり、どんどん読ませてくれる。最終章で、私の地元、東北大震災の被災地・石巻が出てきて、へー、こんな使い方する?って状態で読了。 この読者の多くは、きっと、恋愛・婚活現役世代。それも、この本の表紙のデザイ

やっぱり、青い鳥を探しに行こう

チルチル・ミチルの”青い鳥”は有名な童話。大抵、童話って、そこに”教訓”が隠されているんだよね。 ”青い鳥”の場合は、”幸せはすぐ側にあるけど、なかなか気づかないもの。”というものが含まれている 子供だった私は、童話を読み、”そっか、青い鳥はお家にいるのか。” と、素直に理解し、自分の家族、住んでいる町の中の青い鳥に気づこうとしたものです。 しかし、”きっと、青い鳥ってこーゆーことを指すんだろうなぁ。”、”こーゆーことを幸せって言うんだろうなぁ。”とは理解はするけど、さっ