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エッセイ:走る話

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ランナー、走る事にまつわるストーリー
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2021年6月の記事一覧

ランナーの話:「赤兎馬」後編

自然災害という誰も責められない障害に、張り詰めた糸が切れた。リズムを狂わせられた。それで…

黒リス
3年前
25

ランナーの話:「赤兎馬」中編

「いや〜、私もそろそろ普通のおじさんに戻りますよ。」 2011年の東北大震災がきっかけで、前…

黒リス
3年前
20

ランナーの話:「赤兎馬」前編

赤兎馬(せきとば)とは、三国志に出てくる、呂布や関羽の名馬である。気性荒々しく、勇猛で、…

黒リス
3年前
23

ランナーの話:「津軽番長」後編

津軽番長はどうやら血が多すぎるらしい。 だから、定期的に献血をしている。どうせ、献血して…

黒リス
3年前
18

ランナーの話:「津軽番長」中編

津軽番長が自分の特性に気づいたのは、2016年6月に参戦した岩手銀河100キロレースであろう。初…

黒リス
3年前
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ランナーの話:「津軽番長」前編

津軽番長は、10年前はランナーではなかった。だが、その頃から、番長であったことは変わりない…

黒リス
3年前
15

ランナーの話:「コディパパ」後編

申し込みデッドラインギリギリでガンゼットマラソン出場資格を得たコディパパだが、結果は3時間42分5秒で終わった。爆弾だった膝が悲鳴を上げたのだ。 それでも、コディパパは走り続けた。毎週末、何かしらのレースに出走。その中に、その頃、少しづつブームになりつつあったウルトラトレイルレースも含まれた。何も知らないロードランナーが、無謀にも、いきなり、ベアマウンテン50マイルに挑戦、完走。その後、その勢いのまま、ワシントンDC50マイル、そして、遂には、モヒカン100マイルも完走した

ランナーの話:「コディパパ」中編

コディパパに、どんな心境の変化があったのか分からない。 だが、丁度、その頃、マラソンを始…

黒リス
3年前
11

ランナーの話「コディパパ」前編

コディパパの初マラソンは、1994年のNYCマラソン。 完走タイムは、6時間18分44秒。 コディパ…

黒リス
3年前
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ランナーの話「ラブさん」後編

2012年秋、ラブさんのフェイスブックに、長女のウェディングの投稿が載った。 バージンロード…

黒リス
3年前
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ランナーの話「ラブさん」中編

え、何?どういう意味? 2011年の夏、ラブさんのハーフマラソン完走の英語の投稿を読み、訳が…

黒リス
3年前
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ランナーの話「ラブさん」前編

ラブさんは、春先の光の様な優しい笑顔の女性ランナー。いつも、ピンク系の可愛らしい色合いの…

黒リス
3年前
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